Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

愛をもって、旅立ちを見送る

今は時代の大きな転換点であり、これまで2500年続いた夜の時代から、昼の時代へと変わりつつある最中です。そんな中で、今までの夜の時代に活躍された神様などの目に見えない存在の方たちは、次々とお休みになられているのだそうです。

以前の記事で、地元の由緒ある神社の神様について書いたことがあります。

https://hattatsumamajuan.hatenablog.jp/entry/2022/02/07/103200

 

そして先日、私個人に縁のあった闇の存在だったり、ご先祖さまだったり、これまでの夜の時代に私を見守って下さった方たちの存在を確認し、その方たちをお見送りする機会をいただきました。

具体的な方法について書くのはやめておきますが、イメージとしては…ご先祖さまや闇さんたちの声を直接お聞きして、この世に思い残すことがないことと、お休みになることを了承してもらえたことを確認した上で、しっかりとお見送りをさせてもらう、という感じです。

見えない存在の声をお聞きする…今までそんなことをしたことがないのですが。ただただ意識を集中して、何かしら言葉が降りてきたら、その意味を審神者して確認していくって感じで、私はやってみました。

 

まずは、ご先祖様の声をお聞きしてみました。私が直接知っているのは、昨年亡くなった義理の母のみで、そのせいか?義理の母の声が何となく聞こえてきました。

お義母さんは私の名前を何度も呼んで、私に何かしら呼びかけていて。その後に、息子(=私の旦那さん)の名前を何度も呼んでいました。お義母さん、やはり息子のことが心配なようですね。わかりました、とお伝えしました。

その後再び、私の名前を何度も呼んでいます。お義母さん、今度はどんなことを伝えたいのかな…でも、ひたすら私の名前を何度も、何度も呼び続けていて…そして何となく、お義母さんは私自身のことを心配してくれているのかな…そんな気がしました。

審神者して聞いてみたら、やはりそのようでした。みんなのことばかり気を回しすぎないで、自分のこともちゃんと労わるようにね…お義母さんが、そんなふうに言ってくれている気がして…

ああ、もうダメです。涙腺が崩壊してしまいました。嗚咽が止まりません。

お義母さん、お義母さん…ありがとう…ありがとう…ありがとう…私は自分の気が済むまで、何度も伝えました。

そして、私の気持ちが落ち着いたところで。ご先祖さまに、お休みされても構わないかどうかを聞いてみたら、もう大丈夫だとのことでした。

 

次に、私に縁のある闇さんたちの声を聞きました。ご先祖さまと違って具体的にイメージできないので、ちょっと難しかったのですが…意識を集中してみたら、降りてきたのが「闇を認める」という言葉でした。

闇さんたちは、これからの時代には光の存在に変わって、再び私のことを見守って下さるのだそうですが…たとえ光に変わるとしても、闇だったことを帳消しにするのではなく、闇の部分に蓋をするのでもなく…

闇の時代があったからこそ、これからの時代により強い光として生きていくことができる…そのことを忘れてはいけないよ…そんな感じのメッセージをいただきました。

そして闇さんたちも、光に変わることを了承してくださいました。

 

この世に思い残すことがないと、しっかりと確認した上で。その後しっかりと手順を踏んで、きちんとお見送りをさせていただきました。しっかりとお話ができたので、私自身も思い残すことなく見送れたと思います。

ご先祖さまは、天国に行ってゆっくりと休まれているはずですし、闇さんたちは光に変わっているはずです。審神者して聞いてみたら、無事にお休みになられたようで。よかったです…ホッとしました。

 

今回ここに書いていること。もしかしたら、読んでいて怖く感じるかもしれませんね。でも、無事にお見送りをした今…私に残っている気持ちは「愛」なんです。

ご先祖さまも闇さんたちも、形は違えど今までずっと私のことを見守ってくれていたわけで。直接声を聞いて、メッセージをもらって、そこから愛を感じて…私は感謝の気持ちでいっぱいです。私も自分の中にある想いを精一杯伝えることができたので、思い残すことはないです。

しっかりとお見送りをして、これまでの夜の時代に、ある意味で別れを告げて…これからの昼の時代を生きていく覚悟が芽生え始めたような、そんな気持ちもあります。 

 

そんな私の中に今、じんわりと暖かいものが、確実に存在しています。

この感じ…かつて自分の子を身籠もって、この世に生まれてきたときの感動に近いものがあるかも?しれません。

新たな命を迎えたり、役目を終えた存在を見送ったり…そこにあるのは、やはり大いなる愛です。

今回、愛をもって、役目を終えた方たちの旅立ちを見送らせてもらえたことに、私は感謝したいと思います。

f:id:hattatsumamajuan:20220508073529j:image

今回書いたことを読んでもらって、読む人によっていろいろな捉え方があるかもしれませんが…目に見えない存在とか、闇の存在とか、今までちょっと怖いと思っていた存在でも、こんなふうに愛を感じることができる…そのことをお伝えしたくて、自分なりに今回のことを書いてみました。

この感じ。うまく…伝わったでしょうか?

 

 

 

大事なのは、やっぱり愛です!

最近話題にすることが多い、昨年度まで息子の支援級担任だった先生について…見た感じは、穏やかな雰囲気の若い女性の先生です。

この先生、特徴ある子供たちひとりひとりの特性に応じて、いろいろと対応して下さっていました。多動傾向のある子に対しては、ある程度自由に行動させてから本当に来てほしい時にだけ声をかけるとか。うちの子のように敏感な子には、なるべく寄り添って不安を取り除いてあげるとか。ほぼ完璧な対応をして下さっていたので、子供たちには人気がありますし、親からの信頼も絶大です。今年度は担任が変わってしまい、子供たちも親たちも、その先生のロス状態になっていました。

うちの息子も、もれなくロスになってしまい…担任が変わってからも、校内でその先生のことを探したりしていました。先生は基本的にとなりの棟にある校舎にいるので、普段はなかなか会えないのですが…たまにお会いできたときに、息子はものすごく嬉しそうにしていても、先生は何だか対応が冷たいような、もっと言うと何だか迷惑そうな…私は見ていてそんな気がしていたんです。

 

そして先日の遠足。不安の強い息子に付き添う形で私も同行しましたが、そこでその先生の決定的な本性が明らかになったんです。

歩いている道中は、どんなに息子が声かけをしようとしても徹底的に無視をして、その場から離れていった先生…私は見ていて、そこまで塩対応をしなくてもいいのに!って感じるほどでした。

でも、学校に帰ってきて他の人たちがいる場所では、先生は息子に対して積極的に声をかけてきたんです。さっきとはまるで別人のよう…これが先生の本性であり、先生はみんなが見ている前でだけ「先生アピール」をする人だったんです。

 

今思えば、昨年度はその先生に面倒を見てもらい、学校では落ち着いて過ごせた息子ですが….一方で、彼自身の成長という部分はあまり感じられなかったんです。先生は、学校での息子の困り感を解消してくれてはいたかもしれませんが、その先の成長という部分までは視野に入れていなかったのかもしれません。

ちょっと穿った見方かもしれませんが…先生は支援級の担任として、息子に寄り添う「方法」は完璧だったけれど、息子に対する「愛」というものが、もしかしたら足りなかったのかもしれない…だから、昨年度は息子に成長が見られなかったのかな?って気もするんです。

私は親として、息子に課題や改善点が見つかれば、そこに対して自分なりに考えて取り組むと思うし、そこにあるのはやっぱり、息子に対する「愛」なんですよね。そういう意味では、今回担任の先生が変わったことも、息子にとってはプラスになるかもしれない…何だかそんな気もしてきました。

私はひとまず今年1年、親として学校にちょっとだけ顔を出しつつ、息子のサポートをしながら…愛の気持ちをもって、成長を見守りたいと思います(^_^)

f:id:hattatsumamajuan:20220505015504j:image

 

 

流れ行くこと、水の如し

今から約1ヶ月前…4月に今年度が始まってから、本当にいろいろなことがありました。

4月1日に突然、ホースセラピーの牧場から事業休止の手紙が各家庭に届いたのは、本当に驚きました。そして実際に、4月いっぱいでセラピーも放課後デイも終了しました。事業休止の経緯について、オーナーさんによる説明会が開かれたり、保護者の有志が計画して、先生たちに寄せ書きのようなものを作ったり…そんな中で、私なりにいろいろと感じることもありました。

一方で学校では、娘も息子も担任の先生が変わりましたが、息子は新しい先生に全く馴染めず、一時は不登校寸前までいきました。先生と相談しながらいろいろと試行錯誤をしてみましたが、なかなかうまくいかず…結局、校長先生や教頭先生にも相談をして、今年1年間は親である私が学校へ行って、息子のサポートをすることになりました。

 

今年度がスタートした時点では、こんなことになるなんて全く想像できませんでした。流れに任せて、その都度考えて、動いてみたら…実際にこんなことになっていました。

5月になり、もうホースセラピーの牧場には行けなくなりましたが…うちの子たちは幸いなことに、新たな放課後デイサービスの事業所と契約することができました。

娘は、今までのような子供たちがたくさんいる場所ではなく、中高生が多く通っている事業所に5月から行き始めます。一方で息子は、日中はお年寄りのためのデイサービスで、夕方の時間帯は子供たちを預かってくれる施設に、4月から行き始めています。息子はすでにスタッフさんたちと仲良くなって、週2日行くのを楽しみにしているようです(^_^)

 

息子の学校のほうは、これから実際にやってみなければわからないのですが…先日私も遠足に同行して、やはり学校に行って、息子なりに経験を重ねることが大事!だと感じました。

それに担任が変わったことで、昨年までの担任の先生の本音の部分が見えたのも、却ってよかったのかもしれません。昨年まで本当にお世話になった先生ではありますが、今年になってからの冷たい対応に私は違和感を感じていて…

この先生が、息子に本当に興味を持ってくれていたわけではないってことが先日の遠足で判明し、私が感じていた違和感の理由がわかったのは、結果的によかったと思います。息子の本当の成長のためには、息子のことを心から愛してもらうことが、やはり大事ですからね!

    *****

ゆく河の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人と栖(すみか)と、
又かくのごとし。

…これは、鴨長明による方丈記の、有名な冒頭部分の一節。川の流れは絶えないが、それはもとの水とは違う。よどみに浮かぶ泡は、消えたり生まれたりして、長く残っているものはない。世の中にある人、家も、またこのようなものである…という意味です。

 

心地よかった環境がなくなってしまったり、自分の居場所が変化したり、そこにいる人が変わったり…新たな環境を受け入れるのには、時間がかかることもあれば、到底受け入れられない!ってこともあるかもしれません。

でも…そんな中でも、どうすれば自分にとって少しでも心地よくなるのか?を考えて、その場に留まらずに動いていくこととか、自然の流れに逆らわず、ある程度は流れに身を任せることとかが、きっと大事なことなんですよね。そうしていくことで、私たちは成長していくのかも?しれませんね。

f:id:hattatsumamajuan:20220504172431j:image

流れ行くこと、水の如し…自然の流れに抵抗せずに、ただ流れに乗って進んで行く…

私たちも、そうありたいものですね(^_^)

 

 

 

孤独を癒すエネルギーワーク

私たちスターシードは、本当に孤独です。自分でもわかってはいるのですが、たまにものすごい不安に襲われることがあります。

そんな時に、よせばいいのに…他の人のSNSとかを見てしまうと、余計に自分の孤独感が増して、もう自分ではどうしようもない状態に陥ってしまいます。

やはり不安な時でも、自分の外側ではなく、自分の内側に目を向けるべきなんですよね。

そんな時に、私がよくやっているエネルギーワークがあります。ベースになっているのは、私が以前から唱えている、8つの言葉でできているヤントラ…これです↓

 

Raa  Maa  Daa  Saa  Saa  Say  So  Hung(ラーマーダーサー サーセイソーハン)

*ひとつひとつの言葉の意味を簡単に説明すると…

Raa…太陽のエネルギー

Maa…月のエネルギー

Daa…大地のエネルギー

Saa…無限に広がる

Saa…無限に広がるエネルギー(4つ目と同じ)

Say…経験、統合

So…統合した個人としての感覚、アイデンティティ

Hung…自らへの振動、バイブレーション

…このヤントラを基にして、自分なりにイメージを膨らませて、エネルギーワークにしてみました。具体的に書いていきますね。

 

まずは、目を閉じて。Raa(ラー)と心の中で言いながら、燦々と降り注ぐ太陽のエネルギーをたっぷり浴びるイメージをします。

f:id:hattatsumamajuan:20220504004929j:image

次に、Maa(マー)と心の中で言いながら、今度は闇夜に光る月のエネルギーをたっぷりと浴びるイメージをします。

f:id:hattatsumamajuan:20220504004939j:image

次に、Daa(ダー)と心の中で言いながら、大地から力強く芽が出てくるイメージとか、土の中にいる虫たちが元気に動き始めるイメージをします。虫が苦手なら、大地の力強いエネルギーを感じるだけでもオッケーです。

f:id:hattatsumamajuan:20220504004950j:image

次に、Saa(サー)と心の中で言いながら、自分の魂が宇宙へと向かっていくイメージをします。魂だけではなく、自分自身の体ごと宇宙へ行ってもオッケーです。

f:id:hattatsumamajuan:20220504005005j:image

*ここまでが前半。ここから後半になります。

 

次に、再びSaa(サー)と心の中で言いながら、宇宙のエネルギーを存分に味わいます。もし怖さを感じたら、その怖さも含めて、まるごと味わいます。

f:id:hattatsumamajuan:20220504005015j:image

次に、Say(セイ)と心の中で言いながら、宇宙空間の中で、自分自身のエネルギーがしっかりあることを確かめます。自分の中にあるエネルギーが、奥底から湧き上がってくるのを感じます。

f:id:hattatsumamajuan:20220504005024j:image

次に、So(ソー)と心の中で言いながら、宇宙にある自分の魂が地上に降りてくるイメージをします。体ごと宇宙へ行った場合は、体ごと地上に戻ってきます。

f:id:hattatsumamajuan:20220504005035j:image

最後に、Hung(ハン)と心の中で言いながら、地上に戻ってきて、地面にしっかりと立っている意識を確認して…目を開きます。

f:id:hattatsumamajuan:20220504005133j:image

 

…これでおわりです。

これね、必ずこの通りにやらなきゃいけない!ってわけではないですよ。私自身元々のヤントラから、自分がイメージしやすいように、かなりアレンジしちゃってますし。

私はこのワークをやると、いろいろなところからエネルギーをもらって、自分自身の中にあるエネルギーもしっかり確認できて、とっても元気になるんですよね(^_^)

 

イメージに関しても、私はうまく感じられないからダメなんだ…なんて思わなくて大丈夫ですよ。

何となく、太陽の眩しい感じがするかも?とか、何だか陽だまりのポカポカした感じがする?とか、人によって感じ方も違うと思いますし。

宇宙のイメージも、フワフワと浮遊している感じが楽しい!って人もいれば、宇宙空間に放り出された不安を感じる人もいると思いますし。

太陽や月は何となくイメージできるけど、宇宙はどうもイメージしづらい…のであれば、そこはひとまず飛ばしてもいいですし。

もし、やってみようかな!って思っているかた。実際にやってみて、どうかなー?どんなイメージがするかなー?って、まずは楽しんでほしい!って思います(^_^)

 

 

 

どうしようもない、価値観の違い

時代が切り替わっている最中である今。これまでの2500年間は夜の時代であり、暗い場所を進んでいく中で権力を持つ者が上に立ち、そこに従うことで成り立っている時代でした。

そして、これから迎える昼の時代は、明るい場所を自分自身の力で進んでいく時代。権力者を頂点としたピラミッド構造ではなく、みんなが等しい立場で、自分を信じて力強く生きていく時代です。

 

今までの夜の時代は、権力者の言うことさえ聞いていれば、ある程度は力を持つことができました。そういう意味では、偉い人について行くだけでよかったし、人によってはラクをすることができたんですよね。

でもこれからは「自分自身」がものをいう時代。日々起きる出来事に対して、自分がどう思うのか?どう感じるのか?を自分で知ることが、まずは大事になってくるんです。

 

そんな混沌の時代を生きている、今の私たち。人によっては、夜の時代の性質を持つ人もいるだろうし、昼の時代の性質を持つ人もいるはずです。

私自身は、恐らく昼の時代の性質を持っています。今までの権力社会が本当に生きづらかったし、少しずつ時代が変わってきているのを肌で感じていますし。これからの時代は、嘘ごまかしが通用しないのも何となくわかっています。

まわりの人たち(特にママさんたち)と話していて、その人から、どうしようもなく夜の時代の性質を感じてしまうことが、たまにあります。

相手のことを信じきれずに、とことん相手の行動を調べ上げたり。身近にある幸せに気づかずに、キラキラと上ばかりを目指していたり。相手のことよりも、自分の想いばかりを主張していたり。

こういう時って、私の考えをどんなに話しても、その人に理解してもらえることはないです。一旦は分かり合えたかな?って思っても、結局最後には、その人が従来持つ夜の時代の考え方に戻ってしまうのです。

 

人によって、これが正しい!と思うことは違います。その人から夜の時代の性質を感じてしまった場合は特に、どんなに話し合ってもその人と私の考え方が重なり合うことはないですし、残念ながらそれが事実なんです。

f:id:hattatsumamajuan:20220503120010j:image

だから、安易に人を説得しようとか、自分の想いに共感してもらおうとか、その人の持つ本質の部分には口出しするべきではないと思います。こうすればいいのに…って感じたとしても、それはあくまでこちら側の視点であって。その人にとっては、大きなお世話だったりすることもあるんです。

 

私が大好きな星野源さん。初期の頃、まだギターの弾き語りをしていた頃に、こんな歌を歌っていました。

    *****

世界は ひとつじゃない
ああ そのまま ばらばらのまま
世界は ひとつになれない
そのまま どこかにいこう

気が合うと 見せかけて
重なりあっているだけ
本物はあなた わたしは偽物

世界は ひとつじゃない
ああ もとより ばらばらのまま
ぼくらは ひとつになれない
そのまま どこかにいこう

(ばらばら/星野源

    *****

源さんがこの歌を書いたのって、今から10年も前のこと。その時期にひどい振られかたをして、その腹いせに書いたのだそうですが…今のこの時代に、今の私の想いに、本当に響く歌詞で。

もうね、何なん!源さん。やっぱりスゴいっすわ。

 

 

夜の時代を生きてきた人たち

うちの旦那さんはNHK大河ドラマが大好きです。特に好きなのは戦国時代のものや幕末期を描いたもので、やはりドラマチックな展開が好きなようですね。

今年度の大河ドラマは、三谷幸喜さん脚本の「鎌倉殿の13人」。鎌倉殿=源頼朝を支える人たちのお話で、主人公は小栗旬さん演じる北条義時…頼朝夫人である北条政子の弟に当たる人物です。

 

私は日本史にはあまり詳しくないです。今回描かれている鎌倉時代も、源頼朝源義経北条政子くらいしか名前を知りませんし、イイクニ作ろう鎌倉幕府、くらいのことしかわかりません。

でも、今回の大河ドラマを見ていると…ドラマなので多少の脚色はあると思いますが、鎌倉時代って、ものすごい時代だったんですね。

まずは中心人物である源頼朝ですが、本当にひどい人物です。ちょっとしたことで人を疑い、理由をつけては自分にとって不都合な人をどんどん殺してしまいます。ドラマ内では、殺した後になって実はいい人であることがわかり、頼朝が後悔をするような場面も描かれます。三谷さんはある程度史実に基づいて脚本を書かれるので、今回描かれている頼朝は実際にそういう人物だったのだろうと思います。

 

そして、そんな頼朝を陰で支える立場の北条義時。頼朝に振り回され、損をする役目ばかりを押し付けられる、基本的には「いいひと」です。でも、頼朝が力をつけ、人を殺しまくる暴君になっていくにつれて、義時も本意ではないにしろ、心を鬼にして人を殺さなければならない場面が増えてきました。

それでも今までは、義時自身が手を下すことはありませんでしたが…前回の放送で初めて、義時自身が手を下さなければならない場面が描かれました。

この時代は、権力者である頼朝に逆らえば生きていけない時代であり、自分の妻や子供を守るために、義時は鬼となって任務を遂行し、人を斬ったのです。

義時は家に帰ってから、幼い我が子を抱き、「父を許せ…」と涙ながらに語りかけていました。

 

私は今回の大河ドラマを見て、夜の時代とはまさに、こういうことだったのかもな…って感じています。はっきり言って頼朝がやっていることはバカバカしいし、今やっている粛清がたぶん今後自分の首を締めることになるとは思います。

でも、そんな時代を生き抜いていかなければならなかった、心根はいい人である義時…その表情からは、すでに光が消えてしまっています。そんな義時の気持ちの変化を、小栗旬さんが上手く演じてくださっています。

史実によると、今後義時は頼朝のような暴君と化していくようなのですが。三谷さんが今後どんなふうに描いていくのか?見たいような、見たくないような、そんな気持ちです。まぁ旦那さんが毎週楽しみに見ているので、一緒に見ることにはなりますけどね。

 

本当に辛い、夜の時代を生きてきた北条義時。その時代を生き抜くためには、心を鬼にして、殺したくない人でも殺さざるを得なかった…自分にとって大切な人でさえも、頼朝の命令であれば手を下さなければならなかった…

義時は姉である北条政子に、我々はもう、かつての我々ではいられないのです…と語りかける場面もありました。頼朝夫人である政子も、自分が発した言葉が原因となって人が殺されてしまったり…鎌倉時代は、そんな恐ろしい時代だったんですね。

f:id:hattatsumamajuan:20220503082503j:image

この時代にスポットを当てて、容赦なく描いている歴史好きの三谷さん。ドラマの展開としては本当に面白いのですが、さすがに見ていて鬱になります。

そして、辛いながらも懸命に当時を生きていたであろう義時をはじめ、鎌倉時代を生き抜いた人たちのおかげで、現在こうして生きている私たちがある…私はそんなふうに感じています。

そういう意味では、夜の時代の象徴ともいえる鎌倉時代を必死に、懸命に生きてきた人たちに、敬意をもって心から感謝しなければいけませんね。

 

 

 

 

見えてしまった、先生の本性

連休の合間の月曜日、息子たちの小学校では遠足が行われました。

今年になって不登校予備軍になってしまった息子、ただでさえみんなの輪に入るのが大変なのに…遠足の今日に限って、支援級の先生が自己都合でお休み!

遠足の日に休むって…よほど何かがあるのでしょうが…そんなわけで、今回は親である私が息子に付き添う形で遠足に参加することになりました。

 

さて。片道約3kmほどの道のりは、さすがに歩き疲れました。でも、五月晴れの爽やかな陽気とか、目的地の公園の新緑とかに、とーっても癒されました。

息子はやはり子供たちの輪には入れませんでしたが、それでも彼なりに楽しんでいるようでしたし、実際に楽しかった!って言っていたので、付き添いをした甲斐がありました(^_^)

 

そして…疲れた足で学校へ帰る道中に起きたことです。

私たち親子は、基本的には列の最後尾を歩いていました。そんな私たちのすぐ前を、昨年まで支援級の担任だった先生が歩いていて、息子はその先生に何とか話しかけようとしていましたが…その先生、何だか息子のことを避けているような気が…すぐそばを歩いている息子に声すらかけず、ただ黙々と歩いて行っちゃったんですよね。

さすがにね、昨年まで担任だったのだから、息子に声くらいかけてあげてもいいんじゃないかな…って、私は思ったんです。

 

やがて前のほうから、歩き疲れた1年生の男の子が、遅れをとって私たちのところまでやってきました。足が痛くなってしまったその子は、見るからに亀のような歩き…でも、もうちょっと歩けば学校に着きます。私たち親子は、その子に声をかけながら、一緒にゆっくりと歩きました。でも、すぐ前を歩いていた息子の旧担任は、こちらを気にする素振りは全くありませんでした。まあいいや…とりあえず私たちは、この男の子を見守りました。

そして、もうすぐ学校に到着!という時に、旧担任が急に私たちのところへ来て、その子に声をかけて連れて行っちゃいました。ちょっとびっくりしましたが、まぁいいか…と思って、そのままお願いしました。

 

みんながグラウンドに整列して、校長先生の話を聞いているとき。さっきあれだけ息子のことを無視していた旧担任が、やたら息子に声かけをしてきたんです。さっきとはまるで別人のような対応…まぁ息子はうれしそうにしていましたが。

そう、もうわかりますよね。この旧担任は、息子のことを心配して声をかけているのではなく、ただ自分が先生らしいことをしているアピールがしたいだけ、の人なんです。だから、学校に帰ってきた途端、まわりの人の目に触れた途端に、先生としての対応をし始めたんです。息子のこともそうだし、足を痛めた1年生のこともそうですよね。

f:id:hattatsumamajuan:20220502233704j:image

この先生。担任だった昨年は本当にお世話になりましたし、親としてもとっても信頼していました。でも、担任を外れた今年は、何となく対応が冷たいなぁ…って感じていたんです。

そして今日、この先生の本性が露骨に見えてしまったわけです。本当にわかりやすい形で、私の目の前で露呈したんですよね。

私は個人的に、こういう裏表のある人間が大嫌いです。増してや、今まで信頼していた先生のとんでもない本性が見えてしまった…遠足の肉体的な疲れに加えて、精神的なショックが半端なく…久しぶりに打ちのめされた思いです。

今思えば…「先生アピール」がしたいだけの旧担任から、発達障がいのことなんて全くわかっていない現担任に対して、息子の担任の引き継ぎなんて…きちんとできているわけがないですよね。妙に納得がいきました。

 

 

追記:今回はドロドロと吐き出し系の記事になってしまったので、せめて最後に…遠足で撮った、爽やかな新緑の写真をお裾分けします!

f:id:hattatsumamajuan:20220503005226j:image
f:id:hattatsumamajuan:20220503005223j:image

五月の爽やかな陽気の中で食べたおにぎり、本当に美味しかったです(^_^)