先日放送された、しゃべくり007。ゲストは若手俳優の中川大志さんでした。
中川さんは、ずっとこの番組に出たかったのだそうで…待ちに待ったオファー、自分で企画を完璧に考えてきたのだそうです。
10分ほどの短いコーナーが3つほどあり、目玉は将来的に映画監督をやってみたいという中川さんが、しゃべくりメンバー総出演でドラマの台本を書いてきたのだそうで…それを実際に演じてほしい、というもの。
さて、中川さんの企画案が進行のくりぃむしちゅー上田さんに渡されたものの…一癖も二癖もあるしゃべくりメンバー、予定通りに進むはずがありません。
恐らく几帳面な性格である中川さん、予定が徐々に狂ってきていることにイライラし始めます。中川さんにとってはくだらない類のやり取りが延々と繰り返され、肝心のドラマを撮る時間がなくなってしまい…かなりやっつけ気味になってしまいました。
「こんなはずじゃなかった!」と落胆する中川さんを見て、ゲラゲラ笑うしゃべくりメンバー。中川さんの完璧すぎる計画は、見事に計画倒れとなったのです。
…でも、一視聴者として見ていて楽しいのは、中川さんにとってはどうでもいい部分である、しゃべくりメンバーの悪ふざけのパートであり…中川さんイチオシのドラマ撮影は、はっきり言って見ていてつまらなかったし、しゃべくりメンバーの「やらされている感」が半端なかったのです。
中川さんの計画がうまくいかなかった最大の理由は、バラエティ番組なのに、中川さんの台本通りにしゃべくりメンバーを動かそうとしたこと。もともとフリースタイルの面白さが魅力のしゃべくりメンバー、台本通りに動かしてしまうと良さが全く生かされません。本物のドラマ撮影や映画撮影の現場でさえ、その場の雰囲気を生かして台本がどんどん変わることもあるそうで…実際にその方が、リアルなお芝居を引き出せたりもするのだそうです。
これは、私たちの人生においても同じこと。私たちの身に起きている全てのことは、宇宙の真理に基づいていることであり、全ては計画通りのはずですが…多少の誤差だったり、計画通りにいかないこともあるはず。それも想定内で、結果的にうまくいくようになっているはず、なのです。
今私たち人類を翻弄している新型コロナウイルスが、宇宙の真理の想定内なのか?想定外なのか?はわかりませんが…どんな形であれ、結果的にはうまくいくはず、なのです。だから、外出制限にイライラしたり、感染の不安に怯えることなく、ドーン!と構えていましょう。もちろんこれは、感染拡大予防に最大限努力した上でのこと、です。