Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

エネルギーの排除ではなく、分散と共存

令和2年9月、立て続けに台風が日本にやってきました。九州・沖縄地方に接近した台風10号と、関東に接近した台風12号…どちらの台風も、当初の想定よりは規模が弱まったり、コースが逸れたりして、予想された甚大な被害とはなりませんでした。

九州の人たちはもちろん、千葉県の人たちも昨年の台風15号によって台風の恐さを思い知りました。大型台風が接近していると報じられ、九州の人たちも千葉の人たちも備えを怠らなかったことで、もしかしたらうまく台風のエネルギーが分散したのかも?という気もします。

 

自然界のエネルギー、時には私たちにとって脅威となります。台風、豪雨、地震、噴火、山火事など…数年前の御嶽山の噴火はあまりに突然でしたし、豪雨だってどこに線状降水帯がかかるかで被害に遭う地域が決まってきます。いつ、どこで、何が起こるのか?私たち人類には知る由もありません。

でも、最近私なりに思うことがあります。それは…自然界のエネルギーに対して、自然の流れに逆らって対抗したり排除しようとしたりすると…余計に被害を受けてしまうような気がするのです。

例えばアメリカ合衆国トランプ大統領は常に自国ファーストの姿勢を崩さず、都合の悪いことは徹底的に対抗し排除します。でも、そんなアメリカ…今年は多くの台風が襲いかかり、新型コロナの感染者・死者を多く出し、カリフォルニア州では大規模な森林火災まで起きています。

 

私が思うに、私たちが避けたいエネルギーを「排除」するのではなく「分散」や「共存」を目指した方が、結局はうまくいくような気がします。まだまだ収まることのない新型コロナウイルスも、排除ではなくウィズコロナ、どう共存するのか?を考えていったほうが現実的だし、結果としてその方が収束も早まるのでは?と感じます。

これは自然界のエネルギーに限らず、避けたい人に対しても同じです。自分にとって都合の悪い人に「あっち行け!」と拒絶反応をすると、相手を刺激して余計に近寄ってくる可能性もありますよね。拒絶や排除ではなく、そこにいても気にしないというスタンスを取ったほうが、その人と適度な距離を保てるように思います。

 

これから迎えるであろう昼の時代は「縦」の支配的な繋がりよりも「横」の繋がりが求められます。

自然界のエネルギーであっても、人との繋がりであっても…力で押さえつけるのではなく、適度な距離を保ちながら共存することで、全てがうまく回るような…そんな気がしています。

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