スピリチュアル好きの人たち。私も含めて、スピリチュアルに目覚めるきっかけは、日々の生きづらさだったりします。
家庭環境に恵まれなかったとか。毒親育ちであるとか。ひどいイジメで苦しんだとか。そういう経験から、鬱を発症してしまった人とか。
どうして自分はこんなに苦しいのだろうか。どうしてこんなに恵まれないのだろうか。
自分で自分のことが嫌になったり、自分に自信が持てなかったり。まわりと自分を比べて劣等感に苛まれたり。
そんな人が辿り着くのが、スピリチュアルの世界だったりします。
「あなたの生きづらさには理由があります」とか。「あなたの由来は宇宙にあるので、そもそも他の人とは考え方が違うのです」とか。
スターシードとか。インディゴチルドレンとか。プレアデスとか。アースエンジェルとか。ウォークインとか。エンパスとか。
いろいろな世界を知り、この地球での生きづらさには理由があるとわかり…苦しんでいたその人が、自分自身を受け入れるきっかけにはなるかもしれません。
さて、道が分かれるのは…ここからです。
自分のルーツを知って、そこをゴールと捉えて安心してしまうのか?
自分のルーツを知って、そこをスタートと捉えてさらに前に進むのか?
自分のルーツを知って、そこをゴールと捉えてしまうと、そこからの成長はなくなります。成長がないということは、その人の生きづらさは解消されることなく、同じ悩みを抱え続けることになります。
また、私は人とは違うんだ、だから仕方ないじゃない!と開き直ってしまい、何でもアリになって、暴走を始めてしまう可能性もあります。
自分のルーツを知って、スタートと捉える人は、そこから自分と向き合う作業が始まります。そうして出てくるのは、先ほど羅列したスピリチュアルなワード。自分は一体何者なのか?と、自分との照らし合わせが始まるかもしれません。
そこで陥りがちなこと。繊細な私はエンパスかも?…いや、自己主張の強い私は逆エンパス?…いや、やっぱり私はHSP?…いやいや、私はHSS?…と、自分探しのスパイラルにはまってしまう場合があります。
ある程度自分探しの旅をしたら、そこからは自分が何者なのか?を正確に知ることよりも、ルーツを知った自分がどうあるべきか?のほうが、大事になってきます。
私の場合は、日々抱える孤独感からスタートして自分のルーツ探しが始まりました。アースエンジェル、エンパス、インディゴチルドレン、スターシード…いろいろと知識が増えていきました。
そして今は、ルーツとしてはアンドロメダ出身のスターシード。生まれた目的としては、発達障がいを抱える子供たちの自立を促すこと=クリスタルチルドレン、レインボーチルドレン(ゴールデンチルドレン?)が生きていくサポートをすることだと捉えて、日々を過ごしています。
スピリチュアルなことを、現実の生きづらさから逃げ込む理由づけにしてしまうと、いつまで経っても現実を変えることはできません。その人の抱える生きづらさが、いつまで経っても解消されることはないと思います。
そこから一歩踏み出して、自分と向き合って、自分の中にあるはずの心の声を聞くことで、少しずつ現実が変わってきます。これは、私自身の経験から自信を持って言えること!ですよ(^_^)