スピリチュアルに「酔って」いる人、残念ながらまだまだいますよね。
「スピリチュアルな活動をしている自分」に酔っている人。その人が日々実践していることを、時には甘ったるい言葉で、時には命令口調！で発信しています。「あなたも是非やってみて！」と上から目線でマウントを取っている割には、いつまで経ってもその人自身は成長が見られず、同じところで同じつまづきを繰り返していたりします。
こういう人たちは恐らく、本当に自分自身を成長させたいわけではなく、ほかの人に認めてもらいたいだけ。つまり、承認欲求を満たしたいだけなのです。だから、いつまで経っても自分の本質が見えてこないし、自分自身と向き合いきれていないんですよね。
「スピリチュアルで人を育てている自分」に酔っている人。一生懸命に指導して、お弟子さんを育てて、お弟子さんの活動を応援して、自分のサイトで紹介して…いつまでも自分が介入して、お弟子さんの自立を阻んでしまっています。
こういう人たちは、実はお弟子さんに依存しているだけ。いつまでもいつまでもお弟子さんを自分のそばに置き、何かにつけて介入することで、自分の存在を確認している人たち…お弟子さんのことよりも、実は自分自身のことをものすごく大事にしているのです。
こういう人たちが幅を利かせているから、いつまで経ってもスピリチュアルが怪しいものだと思われてしまうのです。
スピリチュアルは私たちが思っている以上に日常的なことだし、真実に基づいているはずです。
自分の問題と向き合わずに、フワフワと現実離れをした偽スピリチュアルに悪酔いしてしまうと、どんどん真実から遠ざかってしまいます。
悪酔いからは早く醒めるに越したことはないのですが…こればかりは、その人のタイミングで気づくしかないんですよね。そこも含めて、全ては宇宙の采配の中で動いていること…私たち人間は、基本的には他人のことに口出し無用なはずなんです。
なので、「あなたも是非やってみて！」なんて人のことに口を出しているうちは、まだまだその人自身の「本当の目醒め」からは程遠いのですよ…。
