前回の記事でご紹介した、フラワーオブライフ・Maicoさんのブログ。その中に「審神者(さにわ)」という表現が出てきました。
Maicoさんの言葉をそのままお借りすると…
〈審神者とは「見抜くこと」。自分で考えて調べて確かめるんです。〉
…つまり、私たちが見聞きしたことに対して、しっかりと自分の中に落とし込んで、自分の感覚で確かめることが大切なんですよね。
今起きていること。スピリチュアルな面から、いろいろな見解を知ることもたくさんありますよね。
例えば、今よく言われている「風の時代」という概念。もともとは占星術の分野から出てきた考え方のようです。
それとは別に、宇宙のサイクルとして「夜の時代」「昼の時代」という概念もあります。
アセンションとか、次元上昇に関しても、いろいろな考え方を目にします。
例えば、私たちが病気になる意味合いとか。天変地異が意味することとか。
私たちはこれらの概念を知った上で、その概念を信じるのか?信じないのか?
これはたぶん本当なんだろうな、とか。
これはきっと嘘じゃないかな、とか。
これは本当なんだろうけど、今の自分には受け止めきれない話だな、とか。
自分が今まで経験してきたことや、自分の持つ感覚を総動員して、自分自身で確かめることが、審神者をするということなのです。
スピリチュアルを語る人で、この審神者をすることなく、知り得た情報を受け売りで横流しにしているだけの人たち。残念ながら、まだまだたくさんいます。
そういう人たちは、発信していることに一貫性がありません。自分の中に落とし込んでいないので、必ず矛盾が出てくるはずです。
日々起きることに対して、ひとつひとつ審神者をして、自分の感覚をとことん突き詰めていくと…自分の中にあるはずの、本来の自分の感覚が少しずつ掴めてきます。
本来の自分の感覚が掴めてくると、自分と繋がりのある人と、そうでない人との境界線がはっきりしてきます。
人間関係も変わってきます。今まで何となくつきあってきただけの人とは完全に距離が開きますが、一方で本当に魂が繋がっている人とのご縁が生まれてきます。
…この過程が、本来の意味での目醒めだと思うのです。
単にスピリチュアル講座を受けただけでは、本当の目醒めなんて起きないって、わかりますよね。
答えは自分の中にあります。
自分を知るきっかけは、日常の中にあります。
日々起きることに対して、ひとつひとつ審神者をすること。
本当に目醒めるには、まずはそこからです。