Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

やっと時代が彼らに追いついた

先日ミュージックフェアて特集されていた尾崎豊さん。彼の早すぎる死は衝撃的でしたが、彼が遺してくれた歌の数々は、今も多くの人に歌い継がれています。

彼の代表作のひとつと言える「卒業」。発表された当時は大人たちに反抗する若者の歌として捉えられていたかもしれませんが、今改めて歌詞を噛み締めてみると…今の時代に大切なことを見事に歌っているんてすよね。

歌の後半部、畳み掛けるように訴えかける部分の歌詞は、こんな感じです。

 

…卒業して いったい何解ると言うのか
想い出のほかに 何が残るというのか
人は誰も縛られた かよわき子羊ならば
先生あなたは かよわき大人の代弁者なのか
俺達の怒り どこへ向うべきなのか
これからは 何が俺を縛りつけるだろう
あと何度自分自身 卒業すれば
本当の自分に たどりつけるだろう

仕組まれた自由に 誰も気づかずに
あがいた日々も 終る
この支配からの 卒業
闘いからの 卒業…

 

私は今の学校というものに対して、ものすごく違和感を持っています。自分の子供たちが発達障がいを抱えていることで、余計にそう思うようになったのかもしれません。

なぜ、みんなが一斉に同じことをしなければならないのか。なぜ、先生の言うことは絶対なのか。子供の方が正しい場合もあるのではないか。

学校だけではなく、これは社会全体にも言えることであり。

何が正しくて、何が間違っているのか。そこはひとりひとり、意見が違ったって構わないはずですよね。

 

尾崎豊さんのように…今改めて聴いてみると、今の時代に必要なメッセージをたくさん歌っていたバンドが1980〜90年代にありました。そのバンドとは、ザ・ブルーハーツ甲本ヒロトさん、真島昌利さんを中心として結成されたのですが、もう直球ストレートな歌詞に痺れてしまいます。

中でも今の時代を象徴している曲「皆殺しのメロディ」。歌詞はこんな感じです。

 

….バカー!

我々人類は バカ
過去・現在・未来 バカ
正義はあったのか バカ
正義は勝ったのか バカ
くり返し くり返し くり返し うたう

皆殺しのメロディが 切り裂きジャックを呼んでいる
マシンガンのリズムだぜ 皆殺しのメロディだ

TVが待ってるぜ バカ
ラジオが待ってるぜ バカ
新聞紙が舞ってるぜ バカ
彼女も待ってるぜ バカ
くり返し くり返し くり返し うたう

皆殺しのメロディが 切り裂きジャックを呼んでいる
マシンガンのリズムだぜ 皆殺しのメロディだ

夜の闇に悲鳴をあげた少年が今
狼になる なる なる…

 

もうね、バカなんですよ。私たち人類は。

今まで何をやってきたのか。今も何をやっているのか。

今までの私たちはバカだったということ。今もなおバカであるということ。

そこに気づいて、じゃあこれからどうするの?どう生きていくの?…

今私たちは、そのスタートラインに立っている。この歌を聴いていると、そんな気がしてくるのです。

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今もなお色褪せない、ブルーハーツの音楽。久しぶりに、たっぷり聴いてみようと思います!