スピリチュアルな人たちが発信している内容。宇宙的な観点だったり、引き寄せの法則だったり、ツイン絡みだったり。その人が得た気づきに、その人の想いがプラスされていて、個性がよく表れていると思います。
私は今まで、教祖的な立場で発信をしている人たちに対して、一律にアウト！の姿勢を取ってきました。でも、そこに違いがあるかもしれない…と最近思い始めています。
ポイントになるのは、その人が持つエネルギーの「純粋さ」。
その人が得た気づきを、たくさんの人にシェアしたい！伝えたい！という純粋な想いが強く、その想いが多くの人たちに受け入れられて、結果的に教祖的な立場になっている人も、中にはいるんですよね。
こういう人たちは、まずは内容ありき。ブログ等を読んでいるだけで、その人の持つ想いは十分に伝わります。さらに、実際に講座を受けている人たちに対しても決してマウントは取らず、共に学ぶ姿勢を持ち、その人の想いに真摯に向き合い続けています。
一方で、明らかに教祖になることを目的にしている人たちも多くいます。
こういう人たちは、人の興味を惹きつけるためにブログ等を書いています。内容も中途半端だし、匂わせるだけの投稿も多く…この先もっと知りたい人は、こちらをクリック！みたいな…人の上に立ってマウントを取りたいから、人に注目されたいから、スピリチュアルな内容を利用しているだけ、だったりするのです。
↑これ、本人が無自覚の場合も多いんですよ。私は本物ですよ！って本人が疑うことなく発信していても、実際にやっていることはアウト！だったりもするんですよね。
こういうエネルギーを見極めるために、大切なこと…それは、その人自身が自立していることなんです。
自分はこう思う！という、揺るぎない自分軸。これを確立するためには、とことん自分自身と向き合い続けること、なんですよね。
そこを飛ばして、中途半端にスピリチュアルに傾倒してしまうと…こういう教祖さまに引っかかってしまって、ドップリと依存してしまい…その人の自立を妨害してしまうんですよね。
実際に、強烈な共依存関係にある、とある教祖さまと信者さん。発信内容を見ていて、純粋さを感じるのは信者さんの方だったりします。でも、たまにこの教祖さまに引っ張られて、良くないエネルギーを発している時もあるんですよね。
一旦この共依存に陥ってしまうと、そこから抜け出すのはけっこう大変です。ある意味で洗脳されているようなものですからね。こういう時は、まわりが心配して忠告しても、その人は反発してしまうだけなんですよね。
今この世に蔓延している、なんちゃってスピリチュアル。ひとりひとりの自立を邪魔しているという点で、とっても厄介なのですよ…
どんなに偉い人でも、どんなに有名な人でも…私は大丈夫！って盲信せずに、たまには審神者（さにわ）をして、自分に問いかけてみることが、本当に大切なんですよ。
