先日、婦人科検診に行ったときのこと。
その病院は、産科や婦人科だけではなく美容にも力を入れているので、若い人から年齢を重ねた方まで、幅広い方がいらっしゃいます。私のように検診を受ける人もいれば、アンチエイジングのためにプラセンタを注射しに来る方もいらっしゃいます。
私は検診を終えて、待合室で会計を待っていました。しばらくして、私の名前が呼ばれましたが…向こうに座っていた年配の女性が受付へと行くのが見えました。
あれ?と思って、受付を見てみたら…どうやらその方は、私と同姓同名のようでした。私ではなくその方の順番が来て、受付に呼ばれていたのです。受付の方は私を見て、すみません、もう少しお待ちください…と恐縮していたので、大丈夫ですよ、と伝えました。
それにしても、自分の名前で別の女性が動いている姿…ものすごく違和感がありました。自分の名前が自分の名前ではないような、不思議な感覚でした。
この世に生まれた時から、名前ってあたりまえに自分のものになっていますよね。あたりまえに自分のことを表しているはずの名前…でもそのときは、自分の名前で別の人が動いていたんですよね。
自分の名前。自分のものであるはずなのに、実際には自分のものではない。
名前って、何だか不思議ですね。
残念ながら、同姓同名のその女性と直接お話しすることはできませんでしたが、いやぁ…何とも不思議な体験でした。
やっぱり私は、地球上での自分の名前には、あまりご縁がないのかもしれませんね。自分でも、このブログで使っているJuanという名前の方が、しっくりくるんです(^_^)