オリンピックが終わった途端に、ニュースやワイドショーがすっかりコロナモードになってしまいましたね。我が家はテレビがついていることが多いので、どうしてもこういうニュースが目に入ってしまうのですが…見れば見るほど気が滅入ります。
そんな中、昨夜NHKで驚くような番組が放送されていました。その番組、フェイクバスターズというタイトルがついていましたが…要するに、ワクチンに対する間違った知識を正しましょう!という内容のものでした。
私は最初の方しか見ませんでしたが、そこに出てきたのは、とある家族のエピソード。奥さんがSNSでワクチンは危険だ!という情報を入手し、それを信じてしまい、家族にワクチンを打たないように働きかけるものの…家族の理解が得られず、そこから家庭不和に陥り、離婚の危機を迎えている、という感じの内容でした。
まず言えるのは、奥さんが家族にワクチンを打たないで!と強要したことが間違っていたのかな?と思います。ワクチンに関してはそれぞれ意見が分かれるところであり、基本的に打つ打たないはその人の自由だからです。
でも奥さんは家族を心配したからこそ、ワクチンを打たないで!と言ったわけで。家族のことを思った行動が、結局家庭不和の原因になってしまったのは、何とも皮肉な話ですね。
そして、私がいちばん問題だと思ったのは…この番組全体のトーンが、ワクチン接種を推奨する雰囲気であったこと。ワクチンに対して正しい知識を持ち、感染拡大防止のためにワクチンを打ちましょう!という流れになっていたことです。
はっきり言って、ワクチンに関しては誰も正解を知らないはずです。本当の正解は、何年か後の状況を見て初めてわかると思うのです。
それを、さもワクチンが正義!のように報道をしてしまうこと。それも公共放送のNHKで!
私は、情報操作の恐ろしさを改めて感じました。
私自身も、今のところはワクチンを打つ予定はありませんが、そこに頑なにならずに情報は自分なりに集めて、その都度判断していこうと思います。
そして、自分の考え方を他の人に強要しないことも大事だと思います。私はこう思うよ、と話してもいいけれど、だからあなたもこうしなさい!と相手に言うのは違うと思います。