スピリチュアルに限らず、人の上に立つ指導者的な立場の人たち。残念ながら、その地位に溺れてしまう人が本当に多いのです。
そもそも人間は弱い生き物ですからね。自分の意志を貫き通して真の指導者になることは、本当に大変なのだと思います。
さて…私のまわりにも、一応指導者的な立場の人たちはいます。私が今まで関わってきたのは、保育園の園長先生とか、アロマ講座の先生とか、スピリチュアルの教祖さまとか。
この人たちに共通するのは、自分のことを慕ってくる人はとことん面倒を見ますが、そうでない人たちはバッサリと切り捨てることです。
「私の言うことを聞かないと、この先どうなるかわからないよ…」と相手に恐れの気持ちを抱かせて、自分の方へ意識が向くように仕向けたりもします。こういうの、本当に嫌になりますね…
こういうのって、まさに夜の時代の考え方なんです。力関係で相手を支配して、自分との主従関係を築き、互いに依存し合う…こんな人たちは、とても真の指導者とは呼べないのです。
こういうダメ指導者たち、案外いろいろなところにいるのかもしれませんね。今回のオリンピックでも、運営側にそういう人たちがたくさんいましたし。
そんな中でも…真の指導者といえる人は、信念に基づいて、最後まで信じ切ることができる人だと思います。
今回のオリンピックでいうと、思い浮かぶのは…女子バスケの日本代表監督であるトムさん!
日本人は背が低いから勝てない…という概念をひっくり返し、とにかく選手を信じて厳しい練習を科して、機動力とスタミナをつけて…絶対王者のアメリカと互角に戦えるまでにチームを成長させました。
試合中もピンチに陥るとタイムアウトを取って、選手に対して日本語でゲキを飛ばし、具体的にアドバイスをしていましたね。トムさんは日本語を勉強して、通訳をつけずに直接自分の言葉で選手にアドバイスをしていましたが、その方が圧倒的に熱量が伝わるのだそうですね。
ところで、スピリチュアル界においては…実は指導者なんて、いらないんです。
その理由は、この先ひとりひとりが真に目覚めていくから!なのです。
必要なのは指導者ではなく、目覚めをサポートしてくれる存在。上に立って引っ張る人ではなく、そばで支えてくれる人なのです。
だから…未だに指導者を気取っている、そこのあなた!あなたこそ、そのままだと時代に取り残されていくと思いますよ…