Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

依存の恐ろしさ・4

前回に引き続き、毒親であるうちの母の話です。

うちの両親は農業をしていて、長年花の種作りをしてきました。基本的には父が全てを取り仕切り、母はお手伝いとして父を支えてきました。

母は基本的に父の指示を聞いて、その指示に従って仕事をしてきました。つまり言い換えれば、母は自分で考えて仕事をしてきていないのです。

 

母は仕事だけではなく、生活全般においても父の意見を聞くことが多いです。子育てにしても然り。子供のことで困ったことがあれば、とりあえずは父に意見を聞いて、父に判断してもらっていました。

そして…母は人生の大半を父に頼って過ごしてきたことで、自分で考えることをしなくなりました。

そんな母から聞く情報のほとんどは、誰かからの受け売りだったりしますが…さも自分の意見かのように言うのです。ひどい時には、もともと私から聞いた話なのに、私から聞いたってことを忘れてしまい…その話を自分の意見のように私に返してくることもあります。

 

うちの小4の息子は、明るく朗らかな母のことが大好きで、たまに実家へ遊びに行くこともあります。息子が幼い頃はあまりトラブルもなかったのですが、最近反抗期に差し掛かっている息子、ちょっとしたことで機嫌が悪くなったりもします。

そんな時、母は不安になって私の意見を聞いてきます。私なりに判断して母にアドバイスをすると、母は安心して…また息子の面倒を見始めるのです。

 

うちの母は、父との長年の依存関係のせいで、自分で考える力をすっかり無くしてしまいました。だから、自分で判断ができずに、誰かに指示を聞いてしまうのです。

でも…そんな母。母親としての自分を保つために、ものすごくプライドが高いのです。本来ならば下にいるべき娘の私に対して、懸命に強がって虚勢を張っているのがわかります。だから、いつまで経っても娘である私と健全な関係を築けず、腹を割って話すことができずにいるのです。

 

母を見て思います。依存は本当に恐ろしいです。

そして、そんな依存関係を母との間に作ってしまった父もまた、歪んだ愛情を抱えています。

父は幼い頃に両親を病気で亡くしていて、妹と2人で親戚に身を寄せたのだそうです。そのせいか、父も健全な人間関係を築くことが苦手なようで…妹を不憫に思い、とことん甘やかしていたようです。そうしてわがままに育った妹さん、大人になった今でもお嬢さま気質が抜けずに、困ったちゃんのようです。

 

父と、母と、妹さんと。不健全な人間関係のままで長年過ごしてきてしまい、今さら健全な関係を築き直すのは無理だと思います。

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うちの両親が、私にとって毒親であるのも…納得です。

でも、私まで不健全な関係に巻き込まれるのはゴメンです!私はしっかりと、境界線を引きますよ!