オリンピックが終わったあたりから、全国各地で降り続いている雨。私が住む地域ではあまり被害が出ていませんが…毎日ニュースで流れてくる、想像を絶する光景を見るたびに、ただただ胸を痛めることしかできずにいます。
このことについて、このブログで何度も書こうと思って、実際に書き出してみたのですが…うまく言葉にできずにいました。
それにしても…終わることのない雨。引いたと思ったら、またやって来る雨。もういい加減にしてほしい!って、思いますよね…
自然災害は、けっこうなトラウマになります。私自身は、2年前の台風被害が今もトラウマとして強烈に残っています。それが今回は、何度も、何度も…まだまだ収束が見えないですし、コロナのことも気にしなきゃいけませんし。
こういう自然災害、必ず起きる意味があるはずなんです。でも今は、今置かれている状況を受け止めるので精一杯ですよね。家や車を失ったり、大切な人を失ってしまったり、まずはそのことを辛いながらも受け止めること。その上で、次はそこから一歩前へと進むこと。
言葉にするのは簡単ですが、ものすごく時間がかかることですよね。
こういうことも含めて、今私たちが生きているのは激動の時代。私たちは時代の転換期を生きているんです。
今回のような辛い経験はトラウマとなり、時が経てば「次はこうしよう…」という学びになります。
そうして、私たちが今まで持っていた価値観が、少しずつ変化していくのだと思います。
私がここ最近感じているのは…「所有」という概念は手放した方がいいのかも?ということです。
住んでいる家が立派であればあるほど、持っているクルマが高価であればあるほど、被害に遭った時のショックは大きいんですよね。
今までは物を所有すること自体がステータスだったかもしれませんが、そうではなく…必要最低限の身軽な生活をしていた方がフットワークが軽いですし、災害が起きてしまい被害に遭ってしまったときに、引っ越すという選択肢を選ぶハードルが下がるんですよね。
何はともあれ。豪雨による被害がこれ以上広がらないように、今はただ祈るばかりです。