Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

組織ではなく、新たな形での関わり

前回の記事で話題にした、空気を読まずに喋りまくり、出しゃばりがちな人について。とある靴ブランドのスタッフさんについて書きましたが、会社や組織内でこういう人に注意ができるかどうか?って、けっこう大事だったりしますよね。

少し前、日曜日の朝にのんびりボーッとしながらテレビを見ていた時のこと。パパがサンデーモーニングが好きなので、私も一緒に見ていたのですが…コロナか何かの話題で、コメンテーターのお偉いさんが椅子から立ち上がり、後ろにある黒板を使って解説をし始めた…その時!

そのお偉いさんは、自分自身が黒板に向かって話し始めてしまったのです。つまりテレビ画面には、そのお偉いさんの背中だけが大写しになっている状態…これは、ちょっとした放送事故です…

 

ここで、司会の関口さんとかまわりの人が、このお偉いさんにちょっと声をかければ済むことですよね?黒板が見えないですよ、ちょっとズレてくださいって言えばいいだけのこと。でも、まわりの人たちがお偉いさんに声をかけることは…ありませんでした。

その代わりに、カメラマンが必死になって、黒板が映る角度を探し始めて…試行錯誤されている様子は画面上でわかりましたが、何とか黒板が見える位置にカメラをセッティングできたようで…放送事故状態は回避できました。

 

これって、かなり異常ですよね?このお偉いさんに対する忖度の半端なさが、よくわかりました。自分たちがこんなことをしていて、何が報道でしょうか。何がジャーナリズムでしょうか。スポーツコーナーに長年出演されている張本さんへの対応も、これに近いものを私は感じます。

つまり…この番組自体が、間違っていることに対して注意ができない、そういう間違った組織づくりをしてしまっているんですよね。

 

組織って、一度その中に自分が組み込まれてしまうと、まわりが見えなくなることも多いんです。私は今までにいくつかの組織を渡り歩きましたが…その中でまかり通るルールがおかしいって気づいたとしても、それを変えることは難しいですし、力関係を覆すことなんてなかなかできないですよね。

組織というものの、健全なあり方。互いの意見が遠慮なく言えて、健全な話し合いが行われて、話し合いの交通整理ができて、なるべく多くの人が納得できる形で意見がまとまる…

私は今までに、そんな組織に出会ったことはありません。私が所属してきた組織には、必ず何かしらの上下関係が存在しましたし、強引なやり方が通ってしまいがちでした。私はそういうところに納得がいかずに、結局はどの組織からも抜けてしまっています。

組織として理想を求めることは難しいかもしれませんが、何か別の形で人と関わり、繋がり、健全な関係を築き上げていく…そんな未来を想像してもいいかも?って、ちょっとだけ思い始めています(^_^)

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