最近家で過ごしていて思うこと。家で過ごすのに大切なのは、その人が感じるストレスをなるべく減らすことだと思うのです。
私にとってのストレス…例えば布団の上げ下ろし。我が家は畳の部屋に布団を敷いて、家族で川の字になって寝ているので、朝晩必ず布団の上げ下ろしをしなければいけません。はっきり言ってめんどくさい…でも、なるべく上げ下ろしがしやすいように、押し入れの中を片付けて、ラクに上げ下ろしできるようにするだけで、かなり負担が減ります。
私の場合は家事負担を減らすことでだいぶストレスが減りますが、家族それぞれにもこれが当てはまるんですよね。
小４の息子の場合。彼にとってのストレスはトイレです。水がジャーって流れる音が苦手で、流さずに出てくることもあるのですが…つい最近トイレが壊れてしまって、最新式のものに変わったんです。
消臭機能とか、新型ウォシュレットとかがついて、最新式トイレは便利なように思いますよね。でも息子にとっては、訳の分からない音があちこちから聞こえてきたり、便器周辺がやたらと光ったりして…訳のわからない動きをしまくるロボットに見えてしまうようで、もう恐怖の対象でしかないんです。ただでさえ苦手だったトイレに、完全に入れなくなってしまいました。
男の子なので、オシッコであれば草だらけの庭で立ちションしてしまってもギリセーフ？ですが…問題はウンチです。さすがに外でするわけにはいかず…ウンチが出せないこと３日…これは困りました。
いろいろ考えて、結局シンプルな造りの介護用ポータブルトイレを買うことにしました。
注文してすぐに届いたトイレ。息子は早くウンチがしたいのですが、このトイレが「息子にとって」安全だと確認できるまでは使えません。フタを開けて、ただバケツが入っているだけなのを確かめて、ようやくウンチタイム…約１週間ぶりに出ました！よかった！息子もホッとしたようです。
このトイレ、軽くて持ち運びも簡単なので、実はお出かけの時に車に持ち込んでいます。今までは、お出かけ先の最新式トイレに入れない時に、こっそり外で立ちションとかしちゃってましたが…これがあれば、車の中で安心してトイレができる！内ブタをすれば臭いもあまり気になりません。息子にとっても私にとっても、お出かけのハードルがだいぶ下がったように思います。
介護用トイレで用を足す小４の男の子。変だと思われるでしょうが、息子にとってトイレは大きなストレスであり、介護用トイレはストレスを減らすための救世主なんです。
息子は介護用トイレを使いながら、我が家の最新式トイレもチラチラと観察して、ちょっとずつ距離を縮めているような気がします。これから大人になって、一般のトイレを使えた方が息子にとってもラクなのでしょうが、私はこのまま介護用トイレを使い続けても問題ないと思います。その特性をまわりに理解してもらえばいいだけのことなんですが…一般常識からだいぶ外れていると、そこがなかなか難しいんですよね。お年寄りが介護用トイレを使うのがアリなら、トイレが苦手な子がポータブルトイレを使うのもアリだと、私は思うんです。
我が家はこんな感じで、家族それぞれがストレスフリーになるように心がけています。トイレに関しては、中１の娘はウンチの後に必ずおしり拭きを使ってお尻を拭いています。まだウォシュレットを使う勇気はないようで…トイレットペーパーよりも、おしり拭きの方がスッキリする！とのことで、これも別に構わないと私は思っています。使ったおしり拭きを便器に流さずに、袋に入れて片付けることだけはお願いしています。
理想的な暮らし＝ストレスフリーな暮らしだと、私は思います。実際に私自身、仕事を辞めてかなりストレスフリーになって、家のことが思う存分できていることで、家族内にもいいエネルギーが流れているような気がします！
今回はある意味で下ネタでしたね。不快に感じたらすみませんでした。
