芸人さん好きの私、今いちばん好きなテレビ番組が「あちこちオードリー」です。水曜日の夜11時過ぎという時間帯もいいですし、芸人さんたちの裏話がたくさん聞けて、めちゃくちゃ面白いんです！
先日は総集編がやっていましたが、日々悩んで葛藤している芸人さん達ならではのお宝話がたくさんありました。若林さん曰く、毎回が神回…本当にその通りの、非常に濃い内容でした。
印象に残ったエピソードを、いくつかシェアさせてくださいね。
・光で構える
３時のヒロイン福田さんのエピソード。収録現場では手応えがあったのに実際の放送では全然面白くなかったそうで、自分がどうしたら面白くなるのか？を悩んでいる福田さん。何をやってもうまくいかずに落ち込んでしまうのだそうです。
ある意味で闇落ちしかけている福田さんに、パンサー向井さんからのアドバイス…
向井さんも闇落ちしかけた時期があって、たまたま見たアニメのプリキュアに触発されたのだそうです。いつも光を放っているプリキュア、たまに闇落ちしかける時もあるけれど、基本的には光で構えているのだそうで。自分もプリキュアのように、闇に落ちかけても基本的には光で構えること、じゃないと本当の闇には勝てない！と力説されていました。
さらに若林さんから…福田さんも向井さんも、基本的には愉快な部分を持っているのだから、そこを出していけばいいんだよ、とアドバイスされていました。
・夜はアカン、朝考えよう！
悩み多き森三中の黒沢さん。夜になるといろいろと考えすぎてしまうのだそうで、考えすぎるのも良くないのでは？とさらに悩んでいるそうです。
そんな黒沢さんに、アンミカさんからのアドバイス…
夜はどんどん考えすぎて、深みにハマってしまうこともあるので、考えるのは夜じゃなくて朝がいい！とのこと。さらに、夜考えていたことを書き出しておいて、朝になってそれを見てみると…こんなこと考えてたんだ！と驚くこともあって、自分のことを客観的に見れるそうです。何日か続けてみると、同じようなことばかりを書いていたりして…自分の思考パターンに気づくこともあるそうです。
・あなたを見ている人は必ずいる
ロンブー淳さんが、MCの仕事を任されるようになった頃のエピソード。本当はひな壇で自由に動きたいのに、まとめる立場を任されてしまい、さらに面白いと評価されるのはひな壇でウケている人たちばかり…こんなはずじゃなかったのに、と悩んでいたそうです。
そんな淳さんを見て、ナイナイの矢部さんが声をかけてくれたそうです。心の内を矢部さんに打ち明け、その時に矢部さんに言われたこと…淳のことを見ているスタッフさんが必ずいるから、まずはその人達のために一生懸命やってみたら？と言われたそうで。このアドバイスで淳さんはその時期を乗り切れたそうで、今も矢部さんに感謝しているそうです。
今まさに、MCとして同じ悩みを抱えている若林さん…この話が刺さりまくっていました。淳さんも、若林さんならわかってくれるかも？と思って、この話をしたのだそうです。
・できたのは、覚悟！
人を傷つけない笑いでブレイクした、ぺこぱの松陰寺さん。「時を戻そう」「悪くないだろう」というお決まりのフレーズを使い続けることで、飽きられるのではないか？と、今まで悩んできたそうです。
そして、バラエティ番組にひととおり出演してみてわかったこと。自分は松陰寺として、このフレーズを一生背負い続けるのだ！という覚悟ができたのだそうです。
この宣言に、その場にいた一同が「カッケー！」と称賛！そして「トゥース！」などのギャグを持つ春日さんも同じ悩みを抱えていた時期があるそうで。３〜４年目のトゥース！は、飽きられつつあって地獄だったそうで、変化球で「横トゥース！」とかやっても全然ウケなくて…やっぱり全力で「トゥース！！」とやり続けるのがよかったそうです。やり続けることで、トゥース！にビンテージの価値が出てきたと若林さんも言っていました。
芸人さん達は日々悩んで葛藤しているからこそ、見えてくることがたくさんあるのだなと、見ていて本当に思いました。
そして、芸人さん達の本音を引き出すオードリーの素晴らしさ！若林さんだけではなく、春日さんもいい仕事をしていますよ(^_^)
もうひとつだけシェアしたいエピソードがあるのですが、長くなるので次回にします！
