Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

上昇志向は、自らを滅ぼす

先日近所のコンビニで、久しぶりにとあるママ友さんに会いました。実はその人、私にとっては因縁の相手で…アロマオイルを扱うドテラという会社のネットワークビジネスに私を巻き込んだ張本人であり、私との約束を平気ですっぽかしたこともある人です。悪気があったというよりは、優先順位で私があまり高くなかっただけ、なのですが…それでもその当時はかなりショックでしたし、その後ドテラの会員から抜けるのも手続きが面倒で、相当大変でした。

私はあまり彼女にいい印象を持っていませんし、できれば顔を合わせたくない相手です。でも先日会ったときは、彼女に声をかけられても嫌な感じがしなかったんですよね。

私はコーヒーを買ってひと息つこうとしていたところで、彼女も同じような感じだったので、それなら…と、しばし彼女とコーヒーブレイクとなりました。

 

お互いの近況を報告し合い、彼女は相変わらず忙しい日々を過ごしているようで…彼女自身が躁鬱を抱えながら、自分と同じように精神障がいを抱えている人たちのグループホームを経営しているので、ただでさえ忙しい人なのですが…お父さまがコロナで亡くなられたこととか、ドテラの仲間と全国各地を講演活動で回っていること、そんな中で彼女の体のあちこちが痛みだして辛いことなどを聞きました。

病院へ行ってみても、どこも悪いところはないそうで…私は、きっと気持ちから体にきているんじゃないかな?と伝えてみたら、彼女もそう思っているようでした。やりたいことがあっても、どうも体がついていかないんだよね…と。

 

ここで別のママ友さんが通りかかり、私たちに声をかけてきました。私以外の2人は普段から連絡を取り合っているようで、いろいろな話が出てきました。私は2人の話を聞いて、頷いて…2人も私を置き去りにすることなく、今思っていることを共有してくれました。

そんな中で、2人から最終的に出てきたこと…いつかフリースクールを作りたいよね!ってことでした。障がいを抱えている人が心置きなく過ごせる場所、そこにお年寄りがいたっていいよね…確かにそんな場所があればいいなぁと、私も聞いていて思いました。

でも、彼女はすでにやることを抱えすぎていますよね。グループホームのこと、ドテラの宣伝活動、家族のこと、子供のこと、自分自身の躁鬱のこと…それらをやりきれずに、体が悲鳴を上げていますよね。それなのに、あなたはまだ、上を目指すの…?

 

その後彼女は、マッサージ師であるもうひとりのママ友さんにマッサージをしてもらう約束をしていました。ボロボロになっている彼女の体には、ひとまず応急処置としてマッサージは効果があるかもしれませんね。

でも…根本の問題にメスを入れない限りは、彼女は自らの痛みと戦い続けて、苦しみ続けることになるんです。彼女はもう、今の時点で十分やっているんです。それなのに、まだまだ!まだまだ!と、上ばかりを見ている彼女…

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それもそのはず。彼女が関わっているドテラの仲間が、まさにみんなで夢を叶えよう!って上ばかりを見ている仲間たちなんです。絶対的存在のお師匠さんがいて、そのお師匠さんを頂点にした完璧なピラミッド構造か出来上がっていて、みんなで夢を叶えよう!って、励まし合っちゃっているんですよね。

 

彼女には彼女の人生があり、今の彼女が上を目指したいのであれば、それを私が止めるのは違うと思います。でも…今後彼女がこれ以上ボロボロになるようなら、私ができる範囲で彼女に声かけをするかもしれません。

過度な上昇志向は、本当にその人の身を滅ぼします。私は久しぶりに会った彼女を見て、心からそう思いました。