Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

本物の人たちは、場所を選ばない

すみません、今回もドテラのアロマオイルに関わっていた頃の話です。

ドテラはネットワークビジネスなので、講座や講習会が定期的に開かれていました。講座に参加することでアロマの初歩的なことが学べましたし、いろいろなオイルに触れる機会もありました。

普段はいつもの仲間だけで行われることが多いのですが、たまに遠方から特別講師を呼ぶこともありました。そんな講師のひとりであるAさん、見た目はキラキラした熟女という感じでした。お師匠さんをはじめとした仲間たちが皆、興奮気味にその方をお迎えしていたので、きっとすごい方なんだろうなぁ…って思っていました。

午前中の講習会を終えてからのランチタイム。とあるレストランで各自席についたのですが、私たち初心者のテーブルにAさんが同席したんです!私はAさんからどんな話が聞けるのか?楽しみにしていました。

でも、その時のAさん…まずは自分のオイルコレクションを広げて、同じテーブルのみんなに紹介したまではいいのですが、初心者のみんなが緊張気味だったせいか?Aさんのコレクションにあまり食いつきが良くなかったんですよね。

すると、Aさんは気分を害したのか?途端に不機嫌になってしまったんです。Aさんは特に話をすることもなく、ただその場にいるだけ。仕方なく私たちは、Aさん以外のみんなで互いのエピソードを話し合ったりして過ごしました。

このAさん、恐らく普段はまわりの人たちに持ち上げられているんでしょうね。初心者の私たちは、そんなの知る由もなく…そもそも本当にスペシャリストであれば、初心者の私たちを引き込むような話の1つや2つ、あってもいいんですけどね。

その当時はまだ自分に自信がなかったので、せっかくAさんが来てくれたのにガッカリさせてしまった…と落ち込みましたが、今は逆にAさんに落ち度があったのだと思えるようになりました。

 

これと同じようなことが、高校教師時代にもありました。

私は吹奏楽部の顧問をしていましたが、学校から連絡があって、定期演奏会に地元で有名なピアニストの方をゲストとして呼んでくれることになったんです。もちろん生徒たちは喜びましたし、共演を楽しみにしていました。

ところが…合同練習初日。そのピアニストの方が、全く協調性のない方で。ひとりアドリブ演奏で突っ走り、私たちが苦労してその方の演奏に合わせる羽目になってしまったんです。演奏会当日も何とか無事に演奏を終えたって感じでしたし、こんなことならゲストなんていらなかった…生徒たちはみんな、そう思っていました。

 

一見その道のスペシャリストであっても、実際には自分の世界でしか生きていない、中身が伴っていない人って、案外多いのかもしれませんね。

そんな中で、こういう人が本物だなぁ!って思える人が身近にいます。その方は地元で有名なカリスマ美容師さんで、東京にもお店がありますが、私たちが住んでいる田舎町でも美容室を開いています。

その美容室、田舎町ではちょっと敷居が高い感じもするのですが…いざ中に入ると、実に居心地がいいんです。もちろんオシャレなお客さんもいるのですが、私のようなフツーの人とか、パーマをかけているおばあちゃんとか、男性の方もいるし、親子で来ている人もいます。子供たちには飽きないようにタブレット端末があるし、お客さん全員に飲み物のサービスがあったり、そんな中で手際よく、あっという間にカットしてくれるんです。

田舎だからと手を抜かずに、最高のサービスを提供してくれて、尚且つお値段は田舎価格でリーズナブル!これこそ本物だと私は思います。

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実はこの美容室、発達障がいの子供たちが多く来ているんです。その理由は、その子に寄り添って対応してくれるから!

うちの息子はヘアカットを怖がっていたので、初回は椅子に座って慣れるだけ。そこから少しずつ、少しずつ慣らしていって、今は普通にカットできるようになりました(^_^)

娘が七五三の時にも、スタイリングと着付けをこのお店でお願いしました。こだわりが強かった娘が安心して着物を着られたのは、お店の方が娘の不安な気持ちに寄り添いつつ対応してくれたおかげだと思っています。

どんなお客さんであってもその方に寄り添い、心地よく過ごせるようなサービスを提供してくれるこの美容室…私はこれこそ本物だと思います。

そして、そんなお店に車で10分で行けるなんて!ありがたいですね(^_^)