Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

できて当たり前…ではない

ここ最近、息子のことばかりに気を取られていて、娘のほうにはあまり気を回せていませんでした。一応毎日中学へ行って、普通に帰ってきて…疲れてうたた寝をすることはあっても、ご飯ちゃんと食べているし、よく寝ているし、ひとまず落ち着いて生活できているのかな?って思っていました。

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今週は娘の中学でフリー参観というのが行われていて、自由に授業を見学してもいいとのことで、英語の授業を見に行ってきました。私自身が元英語教師であることと、娘は英語が苦手であることと…そんな理由で、英語の授業は見てみたい!って前から思っていたんです。

実際に行ってみたら、プリントにある会話文をみんなで暗唱しているところでした。先生の態度が若干高飛車なのが気になりましたが…それでも和気あいあいとした雰囲気でした(^_^)

会話の意味を確認したところで、みんなの前で読んでみる人は?ボランティアはいる?という先生からの声…こういう時、うちの娘は出たがりさんになるんですσ(^_^;) 手を挙げて、発表し始めたはいいものの…読み間違えたり、つっかえたり、めちゃくちゃ時間かかりながらも何とか読み終えて…みんなから拍手をもらっていました(^_^)

その後はフリーで会話練習。こういう時、あまり友達のいない娘は、ポツンとひとりになってしまうんです。やはり最初はポツンとしていましたが、やがて席を立ち、同じ部活の子に声をかけて会話練習をしていました…よかった、ホッとしました。

 

その後にやったのは、日本語訳だけを見て英文にするチャレンジ。これも先生は、誰かやってみる人は?ボランティアはいる?と声をかけてきて…イヤな予感、見事に的中!娘が手を挙げていましたσ(^_^;)

ここで先生は娘に、自信はある?大丈夫?と声をかけてくれました。娘は、ちょっと自信ない…と不安そうにしていたら、別の子が手を挙げてくれました。先生も、じゃあ今回はその子にやってもらってもいい?と娘に聞いて、娘はオッケーしました。その子が発表してくれて、娘は正直ホッとしているようでした。

その後再び、フリーの会話練習の時間になりましたが、娘はさっきとは別の部活仲間のところへ行って、会話練習をしていました。

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今回、実際に授業の様子を見て。娘が得意ではないことに対して、一生懸命取り組んでいるのがよくわかりました。と同時に、先生が娘の特性をちゃんと理解してくれているのも、よくわかりました。

そんな中で、自分なりに考えたり、手を挙げて発表したり、友達のところへドキドキしながら会話練習に行ったり。娘にとっては、どれもがチャレンジであることが、見ていて痛いほどわかりました。

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毎日学校へ行って、授業を受けて、給食食べて、掃除をして、部活をやって、家に帰ってくること。発達障がい気味であり、クリスタルチルドレンである娘にとっては、このどれもができて当たり前ではないんです。みんなの様子を見て、娘なりに必死に、懸命について行っているんですよね。

娘はきっと、毎日ものすごく気を張って生活しているのでしょう…そりゃ、家に帰るなり疲れて、寝ちゃうよね…でも、自分なりに毎日を生きている!って実感があるんじゃないかな…?今日の様子を見ていて、そんな印象を受けました。

 

娘は幼い頃、初めて見る人が怖くてその場で固まり、何もできなかったことを考えると…今こうして頑張っている姿は、本当に眩しいくらいです。

でも、できて当たり前ではないんですよね。毎日、必死に頑張っているんです。そのことを忘れちゃいけない!って改めて感じた、フリー参観日でした。