先日、安倍元首相の衝撃的なニュースが報じられてから…いろいろと考えさせられています。
今回の事件は、民主主義の根幹を揺るがす事態だと言うけれど、総理大臣すら自分たちで選べないこの国に、そもそも正当な民主主義なんて存在するのか？
アメリカのバイデン大統領は、安倍さんがアメリカとの強固な関係づくりに尽力してくれたと言うけれど、アメリカの核の傘の下で、そもそもアメリカと健全な関係づくりなんてできていたのか？
新型コロナの対応のまずさで、あれだけ安倍元首相を叩いていた人たちが、手のひらを返して安倍さんのことを讃えている姿を見て…同じようなことしか報じない各報道機関も含めて、私はものすごく違和感を覚えています。
ところで、今日は参院選の投票日でした。安倍元首相の事件が、結果的には自民党の追い風になったようですね…
私は今までも必ず投票していましたが、強いて言えば…という消去法的なものでした。自分の想いに合致する政党なんて、どこにもありませんでした。
そして今回、安倍さんの事件に対する各党の対応を見て…投票しようと考えていた政党にものすごく失望しました。それから自分なりに調べてみて、新たな活動をしている政治団体が案外多いことに気づきました。その中にあるひとつの団体に希望を見出し、私が持つ微々たる１票を投じてきました。
今回、自分の意志を投票という形で初めて表明できたような気がして…残念ながら当選は叶いませんでしたが、それでも今は清々しい気持ちでいっぱいです。
どんな形であっても、自分の意志をしっかりと表明すること。現時点では、やはり投票所へ行って投票すること！しかないんですよね。
でも、今回見つけた新たな場所…その団体の活動が軌道に乗り始めれば、政治そのものが大きく変わってくるかもしれない…私は少しだけ、そんな期待もしていたり？します！
