Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

問われる姿勢・2

大型の台風14号が、九州を抜けて日本海方面へと進んでいるようですね。陸地を通ったことで、勢力が当初よりは弱くなったものの、まだまだ油断はできないと思います。

少しずつ、九州方面の被害状況も明らかになってきていますが…予想されていたほどの甚大な被害は、今のところ聞こえてきていません。もしかしたら、これから判明するのかもしれませんが…被害が最小限であったのなら、ひとまずはよかったと思います。

ネット上でのコメント欄に、九州の方たちもコメントを書き込んでくれていて、備えをしていたから何とか持ちこたえた…というものが多いように思います。(被害を受けてしまった方たちは、今はコメントを書く余裕がないのかもしれませんが…)

*追記:その後被害状況が判明して、あちこちで土砂崩れや建物が崩壊し、残念ながら死者も出てしまったようです。やはり、それだけの規模の台風だったんですね。

 

台風と聞くと…千葉県南部在住の私は、どうしても3年前の台風15号を思い出してしまいます。

9月上旬の日曜日、夜に大型台風が来るのはわかっていましたが、私たち家族は余裕こいて遠方のショッピングモールで買い物を楽しんでいました。普通に家に帰ってきて、何も対策せずに寝て…夜中に旦那さんに起こされました。強風で窓ガラスを突き破られたら屋根が抜けるから、窓ガラスを押さえるのを手伝ってくれ!と…。

そこから数時間、旦那さんと必死で窓ガラスを押さえ、襲いくる強風と対峙したときの恐怖は今でも忘れません。でも、きちんと雨戸を閉めて寝ていれば、こんなことなんてしなくてよかったんです。自分達の考えがいかに甘かったか?を、旦那さん共々思い知りました。

我が家は運良く屋根が飛ばずに済みましたが、周辺の家のあちこちで屋根が飛び、ブルーシートの争奪戦が始まりました。停電も長引きました。台風に慣れていない千葉県民は、台風の怖さを痛いほど味わったのです。

 

そして約1ヶ月後の10月上旬。15号と同じようなコースで台風19号がやってきました。前回よりも規模が大きい…これは本当にヤバいと、みんなが台風対策をしました。雨戸を閉め、雨戸がなければ窓ガラスを養生テープで覆い、家の外はきれいに片付け、停電時の備えもして、避難が必要な人は早めに避難をしました。

すると、当初の予想よりも若干コースが西側に逸れて、私たちの地域は思ったほどの被害が出ませんでした。(ただ、コースが西側に逸れたことで各地で河川の氾濫を引き起こし、関東地方を中心に甚大な洪水被害が出てしまいました。)

 

台風というのは、地震とは違って事前に備えることができます。どこに来るのかはわからないし、来るものは受け入れるしかない…でも、やるべきことをやって、しっかりと備えて、あとは嵐が収まるまでじっと堪える…そうすれば、今までの経験からいうと、そこまで被害を受けずに済むのかもしれない…そんな気もしています。(まぁ、嵐の中をじっと堪えるのは怖いし、キツいですけどね。)

自然というのは、時に素晴らしい景観で私たち人間を楽しませてくれますが、時に私たち人間にとって脅威にもなります。自然に対して、私たち人間は常に謙虚であるべきだと、私は思います。

でも、スピリチュアル界隈の方で、祈りの力で台風を逸らしましょう!と考える方が結構います。もしかしたら、祈りの力で自分達のいる場所からコースを逸らすことは可能かもしれませんが、誰も影響を受けない場所に台風を集めるなんてことは不可能であり、コースを逸らしたとしても誰かしらは被害を受けてしまうんです。だから私は、この考え方には全く賛同できないです。

地球上で起きていることは、私たち人間にとっては脅威に感じることでも、地球のバランスを取るために必要なことなんです。だから私たち人間は、ひとつひとつを謙虚に受け止めて、その上で自分達にできる対策をして、何とか乗り越えていくしかないんですよね。

台風や地震が頻発し、世代交代が進んでいる今。私たちひとりひとりの姿勢や考え方が、改めて問われているのだと思います。

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