Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

文章を書く者として、ひとこと

私たちの地域には、長年に渡って幅広く活動している発達障がい児支援団体があります。私は以前スタッフとしてこの団体に関わっていた時期があり、今もイベント等のお手伝いに声をかけてもらったりしています。

私がスタッフだった頃に、発達障がい児の親の声を集めて冊子を作ろう!という計画が立ち上がりました。費用はクラウドファンディングで賄い、親御さんたちに原稿を依頼し、スタッフである自分たちも親として、それぞれの想いを書き綴りました。

私は今までの子育てを振り返り、その都度感じてきたことを文章に込めて、自分なりに形にしました。その時点で書くべきことは、しっかりと書けたかな…自分なりに納得のいくものが書けた!という自信はありました。

 

その後完成した冊子をいただいて、自分のパートに目を通してみたのですが…あれ?読んでみて何となく違和感がありました。文章そのものは私が書いたもので間違いないのですが、紙面の都合なのか?変なところで改行されていたり、かと思えば改行すべきところがされていなかったり…私の許可なく変更しているのがわかりました。

そりゃあね、私はプロの作家ってわけではないですし、単に親の想いを書いただけのことです。読む人が、そこまで細かいところを見ているわけではないのはわかります。でも、自分が丹精込めて書いた文章を勝手にいじられることが、私には許せなかったんですよね。たとえ改行ひとつにしたって、ニュアンスの伝わり方は大きく変わると私は思うのです。

 

そして先日、この団体が定期的に発行している広報紙に、久しぶりに原稿を書いてくれませんか?と依頼がありました。原稿といっても、ページ半分ほどのスペースに、自分の近況や団体への想いを書くという程度のものですが…まぁ久しぶりに書いてみようかな?と思って、オッケーしました。

久しぶりだから、まずは自分の近況を読んでいるみなさんに報告して、あとはこれまでの感謝の気持ちとか、団体に対する要望とかを、自分なりに文章にしました。短いながら、書きたいことは書けた!と自分なりに納得できました。

 

そして、完成した広報紙をいただいたのですが…またしてもやられました(>_<) スペースの都合だとは思うのですが、冒頭に書いた近況報告の部分がバッサリと切られ、団体への想いや要望の部分しか掲載されていなかったのです!これはないでしょう…スペース的に問題があったのなら、全体を短く書き直すこともできましたし、何より今回も無許可!編集チームの都合で勝手に削ってしまったのです。

近況報告の部分で自己紹介をしていたので、そこが削られたことで私の名前が消えてしまい、私の顔写真とニックネームのみが掲載されるという形になり…広報紙を読んだ知人から、あの記事は私のことだよね?と確かめられたりもしました。ハァ、またしてもこれかよ…こんなことなら依頼を受けなければよかったです。

 

私は、文章を書くということに対して、完成度のレベルはさておき…自分なりにプライドを持っています。自分の想いを、しっかりと文章に込めて形にすることを常に心がけています。

だから、完成品として提出した文章を、自分たちの都合で勝手にいじることは、どんな文章であっても絶対にダメだと思っています。作者に対して失礼なことだと思います。

だから…私はもう、この団体に対して文章を寄稿することは2度とないと思いますし、この団体そのものに対する信用も完全に失いました。あと1回だけイベントのお手伝いをする予定がありますが、それを終えたら…この団体との関わりを完全に無くそうと思っています。

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