Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

手放すことができるものと、できないもの

久しぶりに、偽スピについて書きますσ(^_^;) 本当はあまり、こういうマイナスなことは書かなくていいのかもしれませんが…おまけに咳が出始めちゃってますけど(>_<) でも、書いてみますね。

 

かつて私が関わっていた、ドテラのアロマ仲間。メディカルアロマの有用性とか、生きづらさを解消するためのアロマとか、メンバーそれぞれが今も積極的に拡散を続けています。

そんな仲間のおひとりで、10年前に若年性パーキンソン病を発症した方がいます。自らの病に苦しみながらも、アロマを使うことで症状が劇的に改善し、こんなにも素晴らしいドテラのアロマをみんなにも伝えたい!と、精力的に活動しています。

 

ドテラのアロマは、ネットワークビジネスという販売方法を取っています。身近なところではお茶会、もっと大規模になるとセミナーを開いて、そこでドテラの素晴らしさを皆さんに伝えて、会員登録をしてもらうというのが販売パターンです。

パーキンソン病を抱える彼女は、自らのエピソードを伝えるために、全国各地を飛び回っています。もちろんパーキンソンの症状はあるので、アロマ仲間にマッサージをしてもらったり、助けてもらいながらの活動、時には体を動かすのも辛かったりするそうですが(>_<) 症状の辛さを彼女自身の活力でカバーしているような感じです。本当にドテラが好きで、みんなに伝えるのが楽しくてしょうがない、仲間と一緒に活動するのも楽しい!本当にイキイキとしているのがよくわかります。

 

そんな彼女には、アロマのお師匠さんがいます。ドテラのアロマを使い始めたのも、このお師匠さんに勧められたから…彼女にとっては絶対的に信頼できる方です。

実はこのお師匠さん、最近急激にスピリチュアルに傾倒し始めています。マヤ暦、シータヒーリング、カードリーディング、引き寄せ、手放し…アロマの講座に加えて、こういうスピリチュアルな講座も開いているようで、ドテラの仲間たちも次々とスピリチュアルに足を踏み入れています。

そんなお師匠さんにとって、弟子であるパーキンソン病の彼女が、仲間に支えられ足を引き摺りながら活動している様子が、とっても歯痒く見えるのだそうで…そんな様子の彼女に、お師匠さんが言ったこと。

「もう10年も付き合ってきたパーキンソン病から、そろそろ卒業しなさい。簡単なことよ、パーキンソン病を手放せばいいだけ!」

…そう言われた彼女、確かにそうだな…と感じたようで。そこから彼女なりにパーキンソン病を手放そうと模索し始めるのですが、なかなかうまくいかない…私はまだまだだな、と思い始めてしまうのです。

 

私は彼女とお師匠さんのエピソードを見て…せっかくパーキンソン病と向き合いながらポジティブにドテラを広げる活動をしてきた彼女が、お師匠さんの悪魔の囁きでパーキンソン病を否定し、パーキンソン病である自分を否定し、手放すことができない自分まで否定し始めてしまった…と感じました。

お師匠さんが、パーキンソン病を抱えている彼女の、ありのままを受け入れられていない…パーキンソン病である彼女の見た目や行動を、不憫に感じてしまっている…だから彼女自身も、パーキンソン病である自分のことを否定し始めているんですよね。

 

そもそもこのお師匠さんは「手放す」ことの意味を勘違いしているような気がします。私たちが手放せるのは、自分にとって必要のない、例えば嫉妬とかの否定的な感情であって。その人が抱えている病そのものを、自分の意志で手放すことはできないはずです。

本来「病」というものは、その人が成長するためにあるものであって。しっかり病と向き合い学びを終えたと判断されたときに、天の計らいで初めて手放せるものだと、私は思うのです。

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パーキンソン病をうまく手放せずに、もがき苦しみ始めている彼女。そんな彼女に、立て続けに災難が押し寄せています。

まずは、旦那さんとともにコロナに感染してしまったこと。パーキンソン病の症状が重くなり、身動きが取れず、アロマで何とか凌いでいても本当にキツいのだそう…それに、年末年始に予定していた楽しい計画が全てキャンセルになってしまったことが、何よりも辛いそうです。

そして、昨年末に大切な人からもらったクリスマスプレゼントが、なぜか紛失してしまったのだそうです。どうして無くなったのか?全く見当がつかない…もしかしたら、コロナで苦しんでいるときにどこかへやってしまったかも…本当にショックだったそうです。

 

こういう、立て続けに起こる災難。これはもう、日々の生活を見直したほうがいいよ!というサインで間違いないと思います。

それなのに彼女は、こういうサインをやり過ごしているだけ、気にしない素振りをしているだけです。ドテラの仲間たちも、気のせいだよ、きっと大丈夫よって、彼女に上辺だけの励ましをしているのみ。仲間たちの誰も、彼女に届いたサインに向き合おうとはしていません。

届いたサインを見過ごし続けると、その人が気づくまでサインは何度も、何度もやってきます。見過ごせば見過ごすほど、その人にちゃんと気づいてもらうために、さらにキツいサインがやってきます。

かつてのドテラの仲間たち…お願いだから、誰か彼女に届いたサインに気づいてあげて!本当の意味で、彼女を助けてあげて!って、私は思っています。

 

 

追記:今回の彼女のエピソード。私自身ずっと違和感があったものの、そう感じる理由は自分でもよくわかっていませんでした。この記事を書き進めているうちに、お師匠さんが彼女のありのままを受け入れていない!そこが彼女を苦しめている原因だってことに気づきました。

彼女自身も、今はお師匠さんの言うことを額面通りに受け止めていますが、もしかしたら現時点ですでに違和感があるのかもしれません。彼女自身が、奥底に蓋をしてある自分の本当の気持ち…今の彼女が気づいてすらいない、奥底に眠っている真意に気づく時が、パーキンソン病を卒業する時なのかも?…って気がしています。