新しい年を迎えた途端に、能登で大きな地震が起きてしまいましたね。コロナが明けて、久しぶりに帰省した人たちもいるだろうに、こんなことになってしまうとは…
こういうことを目の当たりにすると、私たちが今こうして生きていることが、決して当たり前ではないんだなって、思い知らされます。
私たちも、いつ自分の命が終わるかなんてわからないし、この先の人生に何が起きるのかもわからない…
だからこそ、今私たちに与えられている1日1日を、しっかりと生きることが大事なんだなって思うんです。
私は今日、午前中は娘の書き初めの宿題を手伝い、午後は運転免許更新の講習を受けました。その間、息子はデイサービスで預かってもらい、そこで新しいお友達ができたそうで。なかなか心を開けない息子にとって、これは奇跡的なこと!一方で、身勝手な振る舞いをする旦那さんに腹が立ち、久しぶりに壁に八つ当たりをしてしまったり(>_<)
本当になんて事ない1日でしたが、それでも自分なりには過ごせた気がします。
そして。1日の終わりに、家族で温かい夕食を食べることの幸せだったり、温かい湯船に浸かる幸せだったり、温かいお布団で眠れることの幸せだったり…
こういう日常の幸せに感謝できるようになると、食材を捨てないように使い切ろうとか、お水を無駄遣いしないようにしようとか、身の回りのひとつひとつを大切に思えるようになります。
身の回りのものを大切に思えるようになると、まわりの人のことも大切に思えるようになります。まわりの人のことを大切に思えるようになると、自分自身のことも大切に思えるようになります。
みんながまわりを、そして自分自身を大切にできるようになると、互いを思いやり心地よく毎日を送れるようになる…現実はそううまくはいかないのかもしれませんが、その気持ちだけでも持っていたい!って、今は思っています。
能登の地震や津波で、残念ながら亡くなられた方たち…きっと無念だろうと思います。ご冥福をお祈りします。
そして、家族や大切な方を亡くされた方たち。辛い想いを抱えながらも、困難な避難生活を送っていかなければいけないのは、心身ともに堪えると思います。元の生活に戻るまでには時間がかかるかもしれませんが、必要な支援が届くこと、少しでも日常を取り戻せること、少しでも辛い気持ちか癒されることを願います。
そして、新年早々にこういうことが起きてしまうと、今年は嫌な予感がする…なんて、不安な気持ちになってしまうかもしれないけれど。
まだ起きていないことに対して「嫌な予感」なんて言葉を使って、不安な気持ちになる必要なんてないのです。
こんな時だからこそ。マイナス思考で後ろを向いて不安になるよりは、まだ見ぬ未来へ希望を持って、前を向いていきましょう!