Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

依存の恐ろしさ

私たち人間は、とても弱い生き物です。大人になりきれていない未熟な人間は、自分の心を保つために、また自分の気持ちを満たすために、様々なものに依存します。

私自身は、今までパワーストーンに依存してきました。もともと天然石が好きなのもありますが、気になる石を買い集めることで、またその石に込められたメッセージを読むことで、自分の気持ちを満たしてきました。

でも…欲しい石が手に入ってしまうと、次の石が欲しくなってしまうのです。これが依存の恐ろしさ。気持ちを満たすためだけの物欲は、終わることがありません。なぜなら、自分本来の持つ問題に真っ向から向き合わずに、とりあえず気持ちをモノで満たしているだけだから、です。だから、どれだけ石を買い集めても、自分自身が心から満たされることはないのです。

 

これではいけない…と思っていた私は、ひょんなことから自分の思いをブログに書き始めました。このブログのほかに、子育てブログ、徒然ブログの2本を立ち上げていて、日々思うことをそれぞれのブログにツラツラと書いているのですが…これが私にとって、自分と向き合ういい方法だったようです。

もし良ければ、ご覧ください↓

子育てblog  https://hattatsumamajuan.hatenablog.com/ 

徒然blog   https://hattatsumamajuan.hatenadiary.com/ 

 

自分で文章を書いて、読み返して、自分の思いを確認する…これを繰り返しているうちに、自分の軸がしっかりと出来てきました。自分の軸が出来てくると、人のことがあまり気にならなくなります。人は人、自分は自分。それでみんな、それぞれの人生を生きているのだから、どう生きたっていいじゃない!と、ある意味割り切れるようになったのです。

そして今、私は天然石を新たに買うことがほとんどなくなりました。ごくたまーに素敵な石を見つけたら、それだけは買う!という感じで…いつのまにか、石に依存することが無くなっていたのです。

 

自分自身が依存を経験しているからか?まわりにいる人たちで、これは依存傾向かも…と思うことがあります。

うちの旦那さんは、仕事上のストレスをギャンブル(競馬)で発散させています。趣味で楽しむ分にはいいのですが、通帳残高がみるみる減っていった時期があり…これではマズイ!と思って、旦那さんと真剣に話しました。もし自分で歯止めが効かないのなら、一緒に病院へ行って、依存を治そうと。すると、それ以降はそこまでお金を注ぎ込むことはなくなりました。今も週末は競馬三昧ですが、子供たちも巻き込んで趣味として楽しんでいるようです。

 

また、人を自分に依存させることで、自分自身を保っている人もよく見かけます。わかりやすく言うと、人の上に立ちたがる、教祖になりたがる人たちです。

こういう人たちは、まず人を依存させるためのツールなり、武器なりを身につけます。スピリチュアルな能力だったり、アロマの知識だったり、また発達障がいを抱える我が子との経験談を武器にしてしまうツワモノもいます。

次に、困っているであろう人たちに自らの存在をアピールします。困りごとの相談に乗るなり、アドバイスをするなりして、困っている人たちを自分へと依存させます。

 

こういう人たち、一見して困っている人たちの役に立っているように思えますが…実は大きなお節介をしているだけです。頼まれてもいないのにこちらから声をかけて、親身になって助けてあげることで、結果的に困っている人たちが「自分で」解決する力を奪っているのです。自立できない人たちは、いつまでも教祖さまに意見を求めて依存し続け…教祖さまは、人に頼られることに快感を覚え、どんどん存在感を増していきます。

困っている人は、教祖さまに依存する。そして教祖さまもまた、依存されることによって自分を保つ。こうして成り立っているのが「共依存」という関係。一旦こうなってしまうと、頼る方も頼られる方もお互いの関係を崩さないようにするので、依存から抜け出すことが難しくなってしまいます。

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お互い依存していることにすら気づきにくい、共依存という関係。もしかしたら、私は教祖さまに依存しているかも?と思った方…勇気を持って、共依存の関係から抜け出すことをオススメします。その勇気が、自立への第一歩になると思いますよ。