私が自分のルーツについて知り始めたのは、今から3年ほど前のこと。きっかけは孤独感でした。
私はなぜ、まわりの人たちとこんなにも馴染めないのか。気づいたら、いつも1人きりになっている…
そこから闇雲にもがいて、手当たり次第に検索して、徐々にスピリチュアルへの扉が開いていきました。
もともとパワーストーンは好きでしたし、オラクルカードの存在も知っていました。でも、いわゆる霊能力みたいなものは全くないし、パワーストーンからパワーを感じることもありませんでした。
そんな時に、スピリチュアル好きな人たちと少しだけ知り合いました。その人たちは、天使と繋がることとか、守護霊さまのメッセージを聞くことを得意としていて…私にはそんな力はないなぁと、ちょっとだけ落ち込んだりもしました。
結局その人たちとは、何か感覚が違うような気がして…そこで交流は終わりました。
私のこの、何とも言えない孤独感。ずっと答えが出なかったのですが…先日やっと、腑に落ちる答えを見つけました。それは、uranai-spiritual というコラムに書いてあった、ライトワーカーとスターシードの違いについて。
ライトワーカーとは、地球由来の魂を持っている光の戦士のこと。地球由来と言っても、3次元と5次元の間にある次元間エネルギーを起源としているそうで、そこに存在している天使や守護霊、亡くなったばかりの霊魂などからアドバイスを受け取るのを得意としているのだそうです。
一方でスターシードとは、宇宙人の魂を持つ人たちのこと。その魂には古代宇宙の叡智が刻み込まれていて、宇宙の知恵や知識を人類に与えることを使命としているそうです。
つまり、ライトワーカーとスターシードは似て非なるもの。そもそもの起源も、与えられた役割も…全く違うのです。ライトワーカーの方がより地球に近いところを起源としているので、人類にも比較的馴染みやすく、一方でスターシードはなかなか人類に馴染めずに、苦労することもあるようです。
私はこのコラムを読んで、やっと謎が解けた気がしました。なぜ私はこんなにもまわりと馴染めないのか?なぜ天使や守護霊さまのメッセージが聞こえてこないのか?…そう、私はライトワーカーではなくスターシードの方なのです。私の中に刻まれているはずの宇宙の叡智は…これから出てくるのかな?まだ今はその兆候はないですね、残念ながら…。
一方で、以前知り合った人たちはきっとライトワーカーなのだと思います。天使のヒーリングを得意としているのは、まさに自分の与えられた役割を果たしているのでしょうね。
そしてこのライトワーカーのひとりが、最近路線変更をしました。自分は宇宙から来たのだ!と天使のヒーリングを手放し、宇宙とのチャネリングを開始したのです。
でも、この人の宇宙に関する発信内容が、スターシードである私にはものすごく違和感があります。単に人からの受け売りを発信しているだけだし、言っていることが完全にブレていることもあります。
この人の発信内容は両極端です。天使や守護霊からのメッセージを伝える言葉は説得力があり、私もたまに参考にしていますが…一方で宇宙のことについて語る内容は、はっきり言ってお粗末なものです。とても同じ人が書いている文章だとは思えません。
この人はライトワーカーとしての素晴らしい資質をお持ちなのだから、自分の専門外である宇宙のことにまで手を出す必要はないのです。わざわざ人の畑を耕さなくてもいいのです。
それでも、人の畑を耕してしまう…そこにあるのは、宇宙への憧れなのか?現実逃避なのか?
いずれにしても、完全にエゴ!なのです。