Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

これって、試されているの?2

今私がしている、保育園事務の仕事。いろいろあって、3月いっぱいで辞めることにしました。

辞める理由としては、大きく2つ。1つ目は、仕事をすることで自分自身の時間が無くなってしまったこと。2つ目は、職場自体の風通しが悪いこと。今いる保育園の体制が、園長先生を頂点とした完全なるピラミッド構造で…先生方は自由に意見を言えない状況なのです。

それに加えて、肝心の保育に関しても…子供たちひとりひとりを尊重するというよりは、先生の指示に従わせることに重点を置いていて、完全に時代遅れなのです。私立なので職員の入れ替えもなく、新たな風が入ることもなく…古臭い体制に私自身が耐えきれなくなってしまったのです。

 

昨年末に正式に退職の打診をして、後継の方も何とか決まって、あとは仕事内容を引き継ぐのみ…だったのですが。先日、後継の方の娘さんが、何と交通事故に遭われてしまったのだそうで。彼女は半分パニックになりながら、病院から電話をかけてきたそうです。

これでは、しばらくは引き継ぎなんて無理ですよね。当初の予定では、3月中に仕事内容をある程度引き継ぐ予定でしたが…彼女の状況を考えて、彼女が無理をしないように、3月中の引き継ぎは見送ることになりました。

 

それにしても、このタイミングで娘さんが交通事故とは…実は以前にも、とある職員が同じような経験をしているんです。

その職員、実は密かにパワハラで悩んでいました。でも、まわりになかなか打ち明けられず…ひとりでパワハラに耐えているうちに、彼女に次々と災難が降りかかってしまったのです。

彼女自身の大怪我に始まり、娘さんが交通事故に遭い…それでも仕事を辞めなかった彼女、ついにストレスによる帯状疱疹を発症してしまいました。ここでようやく、彼女の抱えるパワハラを園長に打ち明け、これ以上仕事を続けるのは無理だと、突然の退職になってしまったのです。

 

今回仕事を引き継ぐ予定の彼女。実はまだお会いしたことはないのですが、このタイミングでの娘さんの交通事故…私には、パワハラで辞めていった彼女の姿とダブって見えてしまいました。

はっきり言って時代遅れの、古すぎる体制がまかり通る保育園。パワハラをしでかした職員がまだ平然と働いていることからも、この職場がどんな環境か?想像がつくと思います。今働いている職員は皆、ある程度肝が据わっている人たちばかりです。

そこに新たに入ってくる彼女。もしかしたら、この職場でやっていける人ではないのかも…これは決して彼女を否定しているのではなく、むしろ彼女は心優しい人なのかもしれません。あなたにこの職場は合わないから、やめておいたほうがいいよ…娘さんの交通事故は、もしかしたらそんなサインなのかも?という気もするのです。

 

でもこれは、私自身へのお試しでもあるかも?しれません。3月いっぱいでスッキリと仕事を辞める予定が、4月以降も引き継ぎで残ることになりそうだから…なのです。

4月以降次の仕事があるわけでもないし、特に予定もないので、引き継ぎのために行くことは可能です。むしろ専門的な仕事なので、しっかりと引き継ぎはするべきだと、私も思います。

でも…引き継ぎをある程度したら、そこでスッパリと辞めるべき!ですよね。ブルーレイ特有のお人好しが顔を出して、もう少しならお手伝いできるかも…とズルズル残ってしまわないように、境界線をしっかりと引かなければいけませんよね。

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ひとまず今は、交通事故に遭われた彼女の娘さんの無事を祈りつつ…私は私でやるべきこと、引き継ぎの準備をしっかりと進めたいと思います。

 

それにしても…この保育園。最近やたらと逆風が吹き荒れています。

今回私を含めて職員が大量辞職するだけではなく、古臭いやり方に反発する親御さんとの衝突とか、療育関連の周辺機関に密かに煙たがられていることとか…事務室で仕事をしているだけでも、前途多難な様子が垣間見えてきます。

今のところは時代の流れに逆らい、自分たちのやり方を押し通しているようですが…自分たちが時代遅れであることに気づかずに突き進んでしまうと、さらに逆風に晒されることになると思います。

まぁ、私はもう辞める人間ですからね。自分と合わないものに対しては、しっかりと境界線を引くまでです。

 

追記:この保育園の舵取りをしている園長先生と、そばで常にサポートをしている主任の先生。この主任さんが、自分たちに対する逆風に気づき始めているかもしれません。まわりの人たちが自分たちの保育園に対してどう思っているのか?を、事務員である私にも聞いてきました。

園長先生は相変わらず我が道を突き進んでいますが…この主任さんの動きが、もしかしたら今後の鍵を握るかもしれませんね。