Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

ゴールデンチルドレン、本領発揮!

少し前に書いた、嫁ぎ先のお義母さんの話の続きです。

5年ほど前に脳梗塞で倒れ、半身不随になって以来施設に入っていたお義母さん。最近はコロナ禍もあって面会できずにいました。しばらくは体調が安定して元気に過ごしていたそうなのですが、ここ最近急に弱ってきてしまったそうで、もしかしたら亡くなられるかもしれないと聞き…お義父さん、旦那さん、私の3人で久しぶりに窓越しの面会に行きました。

 

ベッドに寝かされた状態で運ばれてきたお義母さん。想像していたよりも元気そうでしたが、介護士さんによると…お義母さんからの発語はもうないのだそうで。それでも電話越しに、みんなで声をかけてみることにしました。

まずは私。声をかけたら、何となく体が動いたような?そして、いつも面会に行くとお義母さんは必ず、文句を言いたげに口を尖らせるのですが…表情を見ると、口を尖らせてる!つまり、声は届いている!

旦那さん、お義父さん、それぞれ電話越しに声をかけたら、やはり口を尖らせていました。みんなの声は届いていましたが、お義母さんからの反応はそれだけでした。

その後、東京のお義姉さんとテレビ電話を繋いで、お義姉さんからも声をかけてもらいました。また翌日来ることと、今度は子供たちも連れて来ることをお義母さんに約束して、その日は帰りました。

しかし…翌日の朝方、お義母さんは旅立ってしまいました。子供たちとの面会は、残念ながら叶いませんでした。

 

望まぬ形になってしまいましたが、5年ぶりに家に帰ってきたお義母さん。死んだとは思えないくらい、穏やかできれいな顔をしていました。

うちの子供たちも、久しぶりにおばあちゃんとの対面です。クリスタルチルドレンの娘は、死んだ人との対面が初めてなのもあって、ちょっと怖がっている様子です。

そして、ゴールデンチルドレンの息子。もともとおばあちゃん子だったのもあって、ずっとおばあちゃんのそばを離れません。おばあちゃんがもう死んでいるという実感がないのかもしれませんが、その日はずっとおばあちゃんがいる部屋で過ごしていました。

 

家族が亡くなると、葬儀の手配とか、親戚関係のいろいろとか、決めなきゃいけないことがたくさんあって大変です。大人は感傷に浸る余裕なんてなく、ずっとバタバタしっ放しです。

そんな中で、息子はずっとおばあちゃんのそばにいます。もしかしたら、おばあちゃんがひとりで寂しくないように、おばあちゃんの魂とおしゃべりしているのかもしれない…そんな気もしてきました。

 

私も含めてなかなか面会に行けず、お義母さんに対して素っ気ない対応しかできなかったうちの家族。今回の臨終までの経過を見ても、何だかなぁって思うことがたくさんあります。前日に少しだけでも面会できたのが、私たちにとっては…せめてもの救いです。

そんな中で、おばあちゃんを寂しがらせないように、ずっとそばにいる息子。おばあちゃんにとっては、久しぶりに帰ってきた我が家でのひととき…息子とたっぷりお話できていればいいなぁって、私は思います。

私たちがお義母さんにできなかった分まで、息子はおばあちゃんと交流してくれている…こういうところが、息子のゴールデンっぽさかなぁ?なんて感じたりもします。

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ゴールデンチルドレン、本領発揮!ってところ、ですかね?