Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

光を放つ時期に差しかかっている

私はこの世に産まれてから、今まであまり目立たないように生きてきました。それには理由があって…

もともとは目立ちたがり屋だったのですが、小学1年生のときの全校集会で、校長先生の質問に私は自信を持って「はなくそ」と答えてしまい…クラスの先生や仲間たちからひんしゅくを買い、後ろ指を指されてしまったのです。(校長先生がどんな質問をしたのか?は、全く覚えていません…)

そのときは本当にそう思ったから、素直にそう答えただけなのですが。何だか見当違いで、その場の空気が凍りついてしまったようで。

それ以来、本当の自分を出してみんなに変な目で見られることが怖くなり、私は自分の意見を引っ込める癖がついてしまったのです。

 

だからうちの子供たちに対しても、基本的には悪目立ちをしないように…なるべくまわりのみんなに受け入れてもらえるように…そんな伝え方をしてきたかもしれません。

クリスタルチルドレンの娘は、とにかく純粋なのが特徴。幼い頃はみんなの輪に入れないこともありましたが、少しずつ、少しずつ経験を重ねていって…中2になった今は、クラスや部活でみんなと同じ活動ができるようになりました。

そんな娘が、新たに行き始めた放課後デイの事業所。そこに来ているのは中高生で、娘は同年代の女の子たちとワイワイ女子トークができる!と楽しみにしていたのですが…実際に行ってみたら、娘が行く土曜日に来ているのは基本的に男の子のみ。こんなはずじゃなかった…娘があまりに落ち込んで元気がないので、先生が心配して私に連絡をしてきたほどです。

娘にとってあまりに期待外れで楽しめないようなら、その放課後デイへ無理に行かなくてもいいのかもしれない…私はそんなことを考えながらお迎えに行き、その日の様子を娘に聞いてみたら…その後気持ちを切り替えて、男の子たちに麻雀を教わりながら一緒に楽しく過ごせたそうです(^_^)

娘は少しずつ、少しずつ、まわりのみんなの輪に入るスキルを身につけているようですね!本当にたくましくなったものです。

 

一方でゴールデンチルドレンの息子。彼は自分に合わない場所に、自分から入ろうとはしません。自分のことをわかってくれる先生たちとか、近所のおじいちゃん・おばあちゃんとは仲良くするのですが、小学校の同級生とかママさんたちの輪には、決して入ろうとはしないのです。

私は娘のときと同様に、何とかして息子をみんなの輪に入れてもらおうとしていました。いろいろな場所に顔を出したり、イベントにも積極的に参加したり…でも、そういう場所で息子がみんなの輪に加わることはありませんでしたし、小5になった今も学校に全く馴染めていないのです。

 

そして、この春は息子にとって試練の春となりました。大好きだった担任の先生が別のクラスへ行ってしまい、代わりに担任になった先生は息子のことを全くわかっていないし、わかろうともしていない…息子は学校へ行くのが嫌になり、一時は不登校寸前にまでなってしまいました。

「僕はどうしたらいいの…」と訴えてくる息子のために、私はできる限りのことをしました。学校の先生と何度も話し合いの場を持ち、息子が安心して通える環境づくりをして…そして今、息子は何とか落ち着いて毎日学校へ行けるようになりました。

 

私は今まで、何とかして息子をみんなの輪に入れよう、入れようとしてきました。でもそれは間違いだったのかもしれない…と、今回のことで気づきました。

息子は今までずっと、自分の中にある世界を大切にしてきただけであり、息子なりに光を放ち続けてきただけであって。そこをわかってくれる人とは関わりを持ち、そうでない人とは全く関わらない…ただそれだけのことであって。

だから、学校で無理をしてまでクラスの仲間に入れようとするのは、息子にとってはそもそもが間違いなんですよね。

みんなに自分を合わせるのではなく、みんなが自分のほうに合わせるべき…たとえ自分がみんなと違う価値観を持ち、全然違うことを考えていたとしても、自分の想いを存分に発したって構わないんだ…そんな時代が近づいてきているのかもしれないって、息子を見ていて感じたんですよね。

 

かつて私が子供だった頃は、自分の発言によってその場を凍りつかせてしまったわけで…自分の光を存分に放つなんて、とてもできませんでした。今までの時代は、そうして生きていくことが処世術であり、私もそうして自分を押し殺しながら生きてきました。(その経験も、結局ブルーレイである自分にとっては役立っています。)

でも…今はそのやり方では、逆にうまくいかないのかもしれません。実際に今回息子は不登校寸前になったわけですが、そこで息子にとってどう過ごすのが安心できるのか?を息子に聞き、息子の意見を先生たちに伝えることで、最終的にうまくいったのですからね。

たとえみんなと違う価値観を持っていたとしても、堂々と自分の光を放てば、それでいいんです。

…改めて今、そんな時代になろうとしているのを、私は肌で感じています。

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