北京オリンピックが始まりましたね。うちの旦那さんはスポーツ観戦が好きなので、毎日夢中になって見ています(^_^)
先日とあるドキュメンタリー番組で、カーリング女子の日本代表選考会の裏側と、熾烈な代表争いを繰り広げたロコソラーレと北海道銀行、それぞれの選手たちの当時の心境をインタビューしたものが放送されていました。
先に３勝したチームが代表の座を勝ち取るのですが…まず北海道銀行がストレートに２勝し、ロコソラーレは後がなくなってしまいます。ロコソラーレの選手たちはオリンピックへの重圧をそれぞれ感じてしまい、密かに抱えていた不安や緊張をチームメイトに言えない雰囲気だったのだそうで…そんな不安な気持ちがプレーに影響し、連敗してしまったようです。
第２戦に負け、２時間後にはもう第３戦が始まってしまい、次負けてしまえばオリンピックへの道が完全に閉ざされる…そんな状況下でロコソラーレの選手たちは、普段やっているストレッチなどの代わりに、２時間とことん話し合ったそうです。
今の自分達に足りないものは何か？やるべきことはやっているし、プレーも決して悪くないし…でも決定的な場面で点を取り逃がしてしまう…
足りないのは…運！今の自分達には運がない！
それならば、何とかして運をたぐり寄せよう！前向きにプレーしよう！という結論が出たようです。
そして迎えた第３戦。北海道銀行の選手たちによると、ロコソラーレは第２戦の時と全く雰囲気が違っていたそうです。互いに声を掛け合い、感情を我慢せずに爆発させることで、ロコソラーレは元気を取り戻しました。
緊張や不安も隠さずに打ち明けて、互いに励まし合い…そうすることで、今まで気づいていなかった小さな運に気づいて、少しずつ自分達のペースに持ち込むことができたのだそうです。
ロコソラーレは第３戦に勝利し、その後第４戦、第５戦も勝って、何と３連勝！大逆転でオリンピック出場を果たしたのです。
惜しくも敗れた北海道銀行の選手たち。前回もオリンピック出場を逃しているので、この４年間死に物狂いで努力してきたのに、今回もあと一歩手が届かなかった…でも、ベストを尽くした彼女たち。悔しいながらも悔いはなく…全力を尽くした同士、ロコソラーレと北海道銀行の選手たちが互いに讃え合っていたのが印象的でした。
カーリングは、ちょっとした手元の加減がストーンの動きに大きく影響し、それが勝敗を大きく左右する、ものすごくメンタルの強さが求められるスポーツです。
そんなギリギリの状況で、それぞれがプレッシャーと戦っている中で…各自か抱えている不安や緊張を溜めずに吐き出すことで、ロコソラーレの選手たちは今、オリンピックという大舞台でも自分達のペースを保ってプレーできているのだと思います。飄々とプレーしているように見えますが、本当にすごい人たちです！
さて。ここからはうちの旦那さんの話ですσ(^_^;)
うちの旦那さんは優しい性格をしています。でも優しすぎてしまい、人に対して言いたいことを言えないのです(>_<)
そんな旦那さんが、言いたいことをどう発散しているのかというと…お風呂やお布団の中でひとり、密かに愚痴るのです。
我が家は全員が川の字になって同じ部屋で寝ているのですが、みんなが寝ているのを確認してから旦那さんがつぶやくこと…バカバカしい、本当にやってらんない…私はたまに、この旦那さんの密かな愚痴を聞いちゃうんですよね。目覚めちゃって、聞こえちゃうんです。
一体何がバカバカしいんだろう…でも、直接旦那さんに聞いたって教えてくれないですよね。だから夜な夜な、ひっそりと愚痴るんですからね…私は思い切って、旦那さんの御魂さんに審神者して聞いちゃいました。
バカバカしいのは、仕事のことですか？…ノー。
バカバカしいのは、家族のことですか？…イエス。
バカバカしいのは、嫁である私のことですか？…イエス。
バカバカしいのは、私が仕事をしないで自由に過ごしていることですか？…イエス。
バカバカしいのは、子供たちとの関係がうまくいかないことですか？…イエス。
バカバカしい理由は、私のこと…ショック。単純にショックです。
でも、これは仕方ないって割り切るしかないですよね。仕事をしていた頃に家の中が荒れてしまい、家のことに集中した方がいいと思って仕事を辞めたのだし。直接不満を言われている訳ではないので、そこを問い詰めるのもおかしいですし。
子供たちとの関係も、今はかなりウザいパパになっちゃっているのですが…これもパパ自身が自分で解決するしかないことです。
夜な夜なつぶやくことで、旦那さんは自分なりに折り合いをつけているのかもしれません。日常生活ではそれを出さないので…まぁ良しとしなきゃいけないですね。長年夫婦をしていれば、そりゃ不満も出てきますよね。
でも、バカバカしいって密かに言われるのは…やっぱりショックです。私も自分なりに家のこと、頑張っているつもりですからね。
だから私は、こうしてブログに書いて吐き出しているんです…それをこうして読んでいただいて、本当にすみませんというか、ありがとうございます(^_^)
