発達障がいを抱える子供たちを育てていくことは、常に不安と心配が付きまといます。集団教育が主体である今の日本で、どうしても「できない」部分にフォーカスしてしまい、この先ちゃんと生きていけるんだろうか…そんな心配をしてしまうんですよね。
例えばうちの息子。敏感すぎるところがあるので、苦手なことがものすごく多いんです。最新式のトイレが怖くて使えずに、家ではポータブルトイレで用を足していますし、今の季節は静電気が怖くて、ドアの類いを自分で開けることができません。教室の雰囲気がダメで、学校ではずっと支援級にいますし、放課後デイも同じように行きづらくなっています。
こういう「できない」ことって、いつかはできるようになるのかな?それとも私が手助けをし過ぎているから、なかなかできるようにならないのだろうか…毎日本当に悩むことだらけです。
ところで…これは以前作っていただいたヒーリングワンドのひとつです。発達障がいを抱える子供たちに向けたワンドって印象を私は持っています。
その理由のひとつが、これ。パイライトという鉱物です。
単なる鉄の塊のように見えて、中をよく見ると…キラキラしたキューブ状の結晶がたくさん!
この画像ではわかりづらいですが、このキューブに光が当たると、まわりにもキラキラを撒き散らすんですよ!
外見ではわからないたくさんの輝き、たくさんの魅力が、この塊の中には詰まっていて。発達障がいの子供たちも、見た目ではわからない魅力が、その子の中にたくさん詰まっているんです。
そして、そんな子供たちを日々支えている親、そして先生たちのこと。
これは、スモーキークォーツという水晶の一種。本来はもっと茶色が濃い石なのですが、このスモーキーさんは優しい色合い。どっしりとした安定感があって、しっかりと地に足をつけている感じ。
日々の暮らしの中で、手のかかる子供たちに精一杯向き合って、子供たちの成長を信じている親や先生たち。このスモーキークォーツは、そんな人たちの在り方を表しているかのようです。
発達障がいを抱える子たちの最大の悩みは、もしかしたら学校のことかもしれません。子供たち同士の関わりは、時に残酷な場面もありますし。人と違うというだけで、容赦ないイジメに遭う子たちもかなりいます。運が悪ければ、担当の先生の理不尽な対応に苦しむ場合もあるようです。
どうして、こんなに生きづらいのだろうか…ありのままで振る舞い、それで楽しく毎日が過ごせればいいのに…本当にそう思います。
親バカなことを書いちゃいますが。うちの子たち、こんなに素敵な絵を描くんですよ!
これは息子の絵で、
これは娘の絵。階段まわりの壁にたくさん貼ってあります(^_^)
何も心配することなく、何も恐れることなく。みんながありのままに振る舞って、みんなが受け入れられる、そんな理想の社会。
いつかそんな日が来ることを信じて、今はただ…毎日進んでいくしかないですよね!