Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

環境を作れば、子は育つ

中2の娘、軽度の発達障がいであり、クリスタルチルドレンでもあります。

幼い頃は何をするにも怖がり、パニックを起こしていました。初めて会う人や初めて行く場所がダメでしたし、我が家に急に人が来るのもダメ、私の車が変わるのもダメ。そんな娘のパニックに、大丈夫、大丈夫だよと寄り添ってきました。

幼稚園は、支援学校の幼稚部に通いました。そこにはさまざまなタイプの障がいを抱えた子たちが来ていましたが、先生たちはひとりひとりに寄り添ってくれましたし、各自が少しずつ乗り越えられるような課題を用意してくれていました。うちの娘に関しては、無理のない範囲で人に慣れていくことと、日常とは違う検診やイベントなどに対応できることを目指しました。

少しずつ、少しずつ、娘は課題を乗り越えてきて、一気に開花したのが年長さんの時でした。年下のお友達の面倒をみることで、自分の役割を見つけたというか、自分に自信がついたようで…今までパニックを起こしていたのが嘘のように、いろいろなことに落ち着いて対応できるようになったんです。

小学校は地元の学校の支援級に進み、そこでも娘は少しずつ課題を乗り越えていき…いつしか娘は、興味が湧いたことに何でもチャレンジする子に成長していました。ホースセラピーや書道などの習い事をしたり、将棋道場やお話し会に参加したり、コツコツとネイルの腕を磨いたり…そんな中で、学校のお友達はなかなかできませんでしたが、放課後デイに通うお友達とは交流できるようになりました。

そして今は地元中学の普通級に通い、勉強に吹奏楽部の活動に、また学校での友達づくりに、悪戦苦闘しながらも頑張っています。

 

子を持つ親であれば、自分の子にはこう育ってほしい!という気持ちは誰しも抱くと思います。私自身は自己肯定感が低く育ってきて、メンタル面を克服するのにものすごく苦労したので、子供たちには自分を卑下することなく、自信を持ってほしい!という気持ちはずっとありました。そこさえしっかりしていれば、たとえ何があっても自分の力で乗り越えていける!って、ずっと思ってきました。

そして、最近娘を見ていて感じることなのですが。近頃の娘は、私が想像する範囲を超えて、娘自身で価値観をしっかり持ち始めている!って感じるのです。

例えば、放課後デイの先生たちによく聞くことなのですが。パニックを起こして暴れている子に対して、先生たちがその子に声かけを躊躇する場面でも、娘はその子にさりげなく声をかけてくれるのだそうです。どうしたの?大丈夫?と娘に声をかけてもらうと、相手の子は素直に応じてくれるそうですし、娘のことを信頼してくれているようで、先生たちは助かっているのだそうです。

また先日、家族でショッピングモールへ行った時のこと。通路に折り畳みのクシが落ちているのを見つけた娘は、落とし物を届けたほうがいいかな?と私に聞いてきました。正直私は、そこまでしなくてもいいのでは?って思いましたが…きっと落とした人が困っているから届けたい!インフォメーションセンターに行きたい!と強く言ってきたので、そこまで言うのなら届けに行こうか?となり、娘は落とし物をインフォメーションセンターに届けに行きました。

 

これらのエピソードから、何と言いますか…娘から感じる、ものすごい正義感!

私はそこまで強い正義感を娘に求めてはいませんでしたが、いつの間にか娘は、正しいことをちゃんとやる子に成長していたようですね。

そういえば、家族でケンカが起きたときでも、娘は必ず仲裁役を買って出ます。私が激しく怒った時でも、娘は頃合いを見て必ず私に声をかけてきます。(弱腰の旦那は、激おこ状態の私にビビって、決して声なんてかけてきません…)

そう、いつの間にか、娘は娘の価値観を持ち、しっかりと大人への階段を登り始めていたようですね。

 

私が今まで親としてやってきたことは、娘が娘らしくいられるように、環境を整えてきたこと。学校選びもそうですし、必要に応じて習い事や放課後デイを利用したり。

こういうの全て、基本的には娘の意志を尊重してきました。娘に提案して、やってみたい!ってことは実際にやりましたし、やりたくないことは無理強いをしませんでした。

しっかりと環境さえ作ってあげれば、あとは子供の判断に任せて、子供に委ねる…そうすれば、子供は自分でちゃんと育つんですね。たとえ発達障がいを抱えていても、娘はちゃんと自分の人生を生きているって、自信を持って言えます。

まぁ…そりゃね、時間がルーズだったり、お片付けが苦手だったり、娘はまだまだできないことだらけですけどね。それでも娘はきっと、これからも娘らしい人生を生きていくと思います。

f:id:hattatsumamajuan:20221128131449j:image

私は母親として程よい距離を保ちつつ、もう少しだけ娘を見守っていくことと、あとは料理を教えてあげたいなぁ、とは思っています。

 

 

*追記:スターシード的な観点で言うと、ブルーレイとして私が今までしてきたのは、環境づくり=地ならしをすること。そこを自分らしく進んでいくのがクリスタルチルドレンである娘、っていうことなんです。自分で後から気づいたので、追記として付け足させてもらいました(^_^)