Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

インフルエンサーの闇

うちの近所に住んでいる、息子の同級生ママさんのお話です。

彼女はマッサージ師であり、リトリートハウスの経営もしています。毎日どこかしらへマッサージをしに行ったり、気になるお店へ行ったりしている様子をSNSにアップしていて…私たちの地域のインフルエンサー的存在であり、彼女の人柄もあって、本当にたくさんの仲間に囲まれているのがよくわかります。

彼女のSNSを見ると、毎日どこかへ行って楽しんでいる様子とか、子供たちと出かけた様子とか…見ていて本当に楽しそうだなぁって思います。淡々とした日常を送るのみの私は、彼女のリア充ぶりに嫉妬してしまうこともあります。

 

でも、彼女には辛い過去があります。今から5年ほど前に、彼女のパートナーが自宅で命を絶ってしまったのです。詳しい事情はわかりませんが、2人の間に何かしらあったのだと思います。そして、パートナーを失った今も、彼女はあの時と同じ家に、子供たちと住み続けています。

そんな彼女、最近新たなプロジェクトを立ち上げました。それは、赦しのレッスン。彼女自身がパートナーを失った経験から学んだことをみんなにシェアして、赦しの気持ちから得た学びを分かち合いたい…そんな想いがあるようです。

 

私はそんな彼女のSNSを見て。リア充の彼女に対して嫉妬の気持ちがあるにせよ…彼女のSNSは、あまりにもポジティブすぎるというか、忙しすぎるというか…どうしてそんなに毎日、何かしら予定を入れるのだろうか。たまにはのんびり休む日があってもいいのに…私は見ていて、ずっとそんな違和感がありました。

それと、もうひとつ。彼女があちこち飛び回っている間、子供たちはどうしているのだろうか…上の子はもう大きいけれど、下の子は息子の同級生です。もちろん、友達のところに預けたりもしているのでしょうが、それでもあまりに子供を置いてけぼりにし過ぎてはいないか?そんな気持ちもあります。

 

いろいろ想いを巡らせていて、ひとつ気づいたことがあります。たぶん彼女は、まだまだパートナーを失った心の闇を抱えていて、その闇を埋めるために、あえて忙しくしているのではないか。毎日のように友人に会うことで、リア充になることで、寂しさを埋めているのではないか。そんな気がしてきました。

もしそうならば。本当に彼女が前に進むために、今の彼女がすべきことは、キツくても自分の心の闇と向き合うことです。ひとりになって、とことん、とことん、自分自身と向き合うこと…たぶん私が想像する以上にキツい作業かもしれませんが、それをしない限りは、本当の意味で彼女は前に進めないと思います。

 

そんな彼女が先日、友人宅で飲み会をした際に、何とギックリ腰をやってしまった!そうです。身動きが取れない、トイレすら行けない、ものすごい激痛…ひとまず、その友人に家まで送り届けてもらい、家事は息子くんに手伝ってもらい、その他もろもろ友人達に助けてもらって、何とか凌いでいるようです。

これは…もう、そういうことですよね。忙しくしている彼女に、いい加減休みなさいってサインが送られているわけですよ。天はギックリ腰という形で、彼女に対して強制的に休暇を与えたのです。

果たして彼女が、そのことに気づいているのだろうか…それは、ギックリ腰が治ってからの彼女を見ないとわかりませんが。彼女のことだから、また忙しく飛び回る生活に戻るかも?しれませんね。

 

彼女がどんな道を進むのか?どんな生き方を選択するのか?は、もちろん彼女の自由です。彼女がアドバイスを望まない限り、他人である私があれこれ彼女に言うことはできません。

でも、彼女が自分自身の深いところに向き合うことなく、仲間に囲まれて寂しさを紛らわせる生き方を選ぶのであれば…彼女が新たに企画している赦しのレッスンなんて、全く意味がないと思います。レッスンを開くことで新たに仲間を集めて、ワイワイと盛り上がって、彼女の寂しさを紛らわせるだけ…結局、今までと同じことをしているだけ。ある意味、無限ループなんです。

本当の意味で、赦しのレッスンをしたいのなら。まずは彼女自身が、しっかりと自分の闇に向き合う必要があります。1日だけでもひとりっきりになって、とことん自分の闇と向き合う日を設けること。そしてパートナーと住んでいた家から引っ越して、真の意味でパートナーから卒業すること。彼女の奥底にある孤独を癒し、彼女の寂しさを本当に埋めてくれるのは、仲間や友人たちではなく、彼女自身だけ…彼女自身でしか、本当の癒しはできないのです。

さらに言うと。今回のギックリ腰というサインに気づくことなく、今までと同じように忙しい生活を続けていると…今回のようなキツいサインが、再び彼女にやってくるかもしれません。そうなった時に、仲間に助けてもらって、回復して、また忙しくして、またサインが来て、助けてもらって…これもまた、無限ループなんです(>_<)

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私が今回書いたこと。近所で人気者の彼女に関して、本当のこととはいえ…悪い部分を書いたこと。このこと自体が、私自身の闇と向き合う作業だったりもします。

私の声が、想いが、彼女に届くことは…たぶんないけれど。それでも、自分の中にある真実をしっかりと書き出すことで、たとえ他のみんなと考え方が違っていても、それが自分!それが私!ってことを、ちゃんと受け入れていこう…今回はそんな気持ちで書きました。