ここへきて、スピリチュアルな人たちの意識がはっきりと、両極に分かれてきているような気がします。
例えば、とあるスピ教祖さま。最近になって、やたらとヒーリングの新しいメニューを立ち上げて、受講者を新たに募るようになりました。
その様子を見ていて私が感じるのは「焦り」。何かしらの焦りの気持ちから、その方は衝動的に新メニューを立ち上げているような、そんな気がするんです。
また、かつてのアロマの仲間。最近インスタを始めたようですが、そこに載っていた内容が…波動を上げるために、アロマオイルを毎日たっぷりと浴びている、とのこと。
それを見て私が感じたのは…混沌として、何が起きるかわからない今の状況で、もしアロマオイルが手に入らなくなったら…この人たちはどうするのでしょうか。
今の彼女たちの状況は、アロマオイルに依存しているだけ。アロマの力で一時的に波動が上がっているのかもしれませんが、本来の彼女たち自身の波動は…さほど変わっていないのでは、って思います。
夜の時代から昼の時代へと、確実に移り変わっている今。
夜の時代の人たちは、残された時間の中で焦ってやたらと動き回っています。
昼の時代の人たちは、今起きていることを自分なりに見つめて、淡々と落ち着いて過ごしているだけです。
アセンションとか次元の上昇とか聞くと、意識が上がらなきゃいけない、って思いがちですが。
こちらが焦って動かなくても、時代が勝手に動いていくはずだし、ひとりひとりの意識が次第に目覚めていくはず、なんです。
混沌として、何が起きるのか全くわからない今の時代。大事なのは、地にしっかりと足をつけること＝グラウンディングです。日々の生活を自分なりにしっかりと送ることで、ちょっとしたことではブレない自分でいることができます。
やたらと高次元に繋がろうとして、地に足がつかずにチャネリングばかりしていると、フワフワと簡単に闇の存在に繋がってしまいます。
また、仲間と一緒にワークに取り組むのもあまり良くないかもしれません。自分が得た直感が必ずしも仲間と共有できるわけではなく、せっかくのヒラメキが仲間の同調圧力で打ち消されてしまう可能性もあるからです。
「みんなで」「一緒に」「上昇しよう！」ではなく
「基本はひとりで」「落ち着いて」日々起きることや自分自身に向き合うこと。
これを続けていくことで、やがて自らが発する光に繋がると、私は思います。
