Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

こんなはずじゃ…って思ったこと

うちの子供たち。私同様にスターシードですが、地球上では発達障がいの診断を受けています。最初にそう知ったときはショックを受けましたし、目の前が真っ暗になりましたが…発達障がいを前向きに捉える人たちとの出会いがあり、これも個性!とポジティブに考えられるようになりました。

それだけではなく、まわりの子たちと必要以上に比べたりせず、子供の成長そのものを喜べるようになりました。言葉が出た、トイレでおしっこができた、行けなかった場所に行けた、友達の輪に入れた…月齢とか年齢とかに関係なく、ひとつひとつの成長そのものを喜ぶことができたんです。

 

そして今。中学生になった娘は、地元の中学校の普通級で勉強や部活、委員会活動などを彼女なりに頑張っています。でも…もともと発達障がいを抱えている娘、頑張ってもうまくいかないことも多くあります。今いちばん悩んでいるのは、実は勉強のことです。

小学校のときは支援級在籍だったので、勉強でわからないことは個別に教えてもらっていました。そのおかげで、何とかみんなと同じレベルの内容についていくことができました。でも、普通級での一斉授業は、わからない内容でもどんどん進んでしまい…時には1時間ボーッと過ごして終わってしまうこともあるようです。

そんな状況なので、テストの点数も下がってきていて、娘も落ち込んでいます。点数を上げるには勉強しなきゃいけない、でもどう勉強したらいいのかわからない…そんな娘に、私は支援級に戻ることを提案しています。わからないことをじっくりと教えてもらう方がいいじゃん!って思うのですが、娘は支援級に戻るのがイヤなようです。お友達と一緒にいたい気持ちと、支援級そのものに対するネガティブなイメージとがあるようですね。

 

私は今まで、子供たちに「あなたは発達障がいです」と直接伝えたことはありません。その理由は、発達障がいという言葉そのものにネガティブなイメージがあって、そう知ることで自分のことを卑下してほしくなかったからです。

でも、もしかしたらそれが今、裏目に出ているかもしれません。自分の特性に何となく気づき始めている娘、でもその特性を受け入れたくない…だから普通級にこだわっているのかもしれません。

親としての想いと、娘の気持ちと。その狭間で今、私たちは揺れています。

 

でも、ふと気づいたのですが。私は今まで、子供自身の成長そのものを大切にしてきたはずです。まわりの子たちと比べる必要なんかない!って思っていたはずです。

それが、テストの点数ごときに振り回されて、娘の進路を悲観的に考えて…こんなはずじゃなかったんですよ。

勉強なんて、社会に出て最低限役立つ程度で十分だと思っていましたし、それよりも人間としての成長の方がずっと大事だって、今も思っているはず…なんですけどね。

 

今日実は、ホースセラピーでお世話になっている先生との定期面談がありました。そこで伺ったのは…放課後デイの預かりのときに、娘が子供たちの中でリーダー的な役割をしていること、困っている子やパニックを起こしている子にも積極的に話しかけてくれること、そんな娘が来るのをみんな楽しみにしてくれていること、先生たちも娘のことを頼りにしていること…とにかく、娘のことを褒めてくれたんです。この話を聞いて、私も親として誇らしく思いましたし、うれしかったんです。

そう、娘は着実に経験を重ねて成長しているんです。なのに、中学ではテストの点数や成績ごときに振り回されている現実…

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学校って、何なんでしょうね。娘は学校で、何を学んでくるんでしょうね。できないことによる劣等感とか、自己嫌悪感を学んでくるんでしょうかね。

義務教育じゃなければ、学校なんて必要ない…心からそう思わされたひとときでした。