Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

敏感すぎる人の、想像を絶する苦労

久しぶりに、うちの息子について。地球上では発達障がいの診断を受けていますが、実際にはスターシードであり、ゴールデンチルドレンでもあります。

そんな彼の特性のひとつ…敏感すぎるのです。彼にとって想定外のことが起きるとパニックを起こし、その体験がトラウマになってしまうのです。

 

ひとつ例として、トイレのこと。まだトイレトレーニングをしていた頃に、ショッピングセンターのトイレにひとりで行かせたことがありますが、いつまで経っても出てこない…心配になり、他の人がいないのを確かめてトイレに入ってみたら、息子は小便器の前でパニックを起こしていました。センサーが反応して勝手に水が流れてしまうことが、彼にとっては想定外のことだったんですよね。

それ以来、彼にとってトイレが恐怖の対象になってしまいました。自分でレバーを押して流すタイプなら大丈夫なのですが、今はほとんどが勝手にセンサーで流れるタイプのトイレですよね。なので、外出先ではほぼトイレに入ることができず、車内にポータブルトイレを持ち込んで用を足しています。学校のトイレに関しては、唯一古いタイプのトイレが残っている場所があり、そこを使っているようです。

 

そして、我が家のトイレですが…息子がトイレでそこまで苦労していることを知らないパパが、勝手に最新式に変えてしまったんです!トイレに入った途端に何かが光り、得体の知れない音がして…息子がそんなトイレに入れるはずもなく、今は家でもポータブルトイレを使っています。ポータブルが置いてある洗面所が息子にとってのトイレなのですが、朝の洗面所はカオスもいいところで…歯磨きをしている娘のそばで息子が用を足し、そこへパパがシャワーから出てきて…もうぐちゃぐちゃです。

もしかしたら息子は、生まれてくる時代を間違えたのかもしれませんね。昔のトイレなら、何の問題もないですからね…便利すぎるのも考えものです、ホントに。

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また別の敏感エピソード…最近でいうと、こんなこともありました。我が家は毎朝、パパと娘が一緒にパパの車で学校へ行き、息子は少し遅れて私が車で乗せて行くのですが…とある朝、さぁ出かけよう!って段階で、車のカギがない!とパパが騒ぎ始めました。

スペアキーは車の中にあるから使えないし、どこを探してもカギがない!さぁどうする…これ以上遅れると娘が遅刻してしまう…ひとまず私の車で、娘を学校へ乗せて行くことになりました。

娘を無事に送って行って、家に戻って…パパはまだカギを探していました。もう仕方ないから、パパも私が乗せて行こうか?となり…でも、下に落ちたりとかしてないの?もう一回よく探してみてよ…あった!ソファの下に落ちてた!よかった!行ってきます!…嵐のようにパパが出かけていきました。

 

さぁ、息子を学校へ乗せて行こう!と思っていたら…あれ、息子の様子がおかしいです。目に涙を溜めて、その場で固まっています。

これは…ヤバい。いつもと違うバタバタした嵐のような朝、想定外の出来事に息子はショックを受けて、動けなくなってしまったのです。

こういうときは、むりやり学校へ連れて行っても逆効果です。余計に心の傷を広げてしまい、復活するのにものすごく時間がかかってしまう…こういうときは息子の気持ちに寄り添うのがいちばんです。急がば回れってやつです。

 

さて。布団に寝転がっている息子の背中をさすりながら、しばらく様子を見ていましたが…思った以上に重症で、なかなか起き上がることができません。これはもしかすると、今日は学校お休みかもなぁ…でも、パパがカギを無くしたくらいで休むのもなぁ、できれば遅刻でもいいから行けたほうがいいなぁ…って私は思っていました。

学校に電話をして、先生に息子と直接話をしてもらいましたが…それでもあまり息子の気持ちは変わらず、前向きな気持ちにはなれませんでした。

もうね、私があれこれ考えても仕方ないです。息子に直接、これからどうするつもりなのか?を聞いてみました。すると、お昼を食べて、午後から学校へ行く!とのこと…わかった、じゃあそうしようね、となりました。息子自身も、学校へ行かなきゃ!とは思っていたようですね。

息子は自分で決めたとおり、午後から学校へ行きました。その後は学校でも落ち着いて過ごせたようです。

 

こういうの、たかがそれくらいのことで?って思うかもしれませんが…敏感すぎる息子にとっては、ものすごくショックなことだったんですよね。

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まぁ、パパがカギを無くすとかは今後もあり得ることなので、息子自身がこういう場面に慣れていくしかないと思います。息子の気持ちに寄り添いながら、少しずつ、少しずつ…ですね。