Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

勇気ある第一歩

以前ドテラのアロマに関わっていた頃、私と同じように発達障がい児を持つママさんと一緒に、発達アロマ講座を立ち上げたことがあります。その当時は私自身ドテラのアロマを愛用していましたし、うちの子供たちもドテラのアロマが大好きでした。

きっとドテラのアロマが、日々生きづらさを感じている子供たちのサポートをしてくれる!これはきっといい講座になる!って、ものすごく期待していたのですが…いざ講座を始めてみたら、もうひとりのママさんのやりたい放題になってしまったんですよね。

自分の息子とのエピソードばかりを話して、受講者の皆さんから羨望の眼差しを浴びて、彼女自身が気持ちよくなるだけの講座…この人は発達障がいの息子をダシにして、自分のためだけに講座をしている…そう感じた私はこの講座から抜けて、ドテラという会社のネットワークビジネスにも不信感を持ち、結局ドテラに関する全てを辞めてしまいました。それ以来、このママさんとも疎遠になりました。

 

あれから数年経ちましたが。先日風の噂で、そのママさんがとある決断をした、と聞きました。

その決断とは…アンスクーリングです。

アンスクーリングとは、学校へ行かない選択をすること。学校で勉強をしない代わりに、毎日自分で課題を見つけて取り組むこと、なのだそうです。

以前テレビで、この選択をした子供たちについて見たことがあります。ある子はコンピューターに興味を持ち、自分でプログラミングの課題を設定して取り組んだり、同じような課題を持つ子供たちのサークルに顔を出したりしていました。別の子は、趣味のスケボーにとことん取り組む日や、父親の仕事である自動車整備を手伝いながら車の仕組みを学ぶ日など、日によって違う課題に取り組んでいました。

学校へ行かないと言っても、学校との関係が完全に切れるわけではなく。先生と定期的に連絡を取って、今やっている取り組みを報告したり、今後の相談をしたりはするのだそうです。

 

私はこのアンスクーリング、とってもいい取り組みだと思っています。今の学校で主に行われている一斉授業ですが、そもそも全員が一斉に同じ課題に取り組むこと自体に無理があると私は感じているので…これからはむしろ、このアンスクーリングが主流になってくるような気もするんですよね。

とはいえ…このアンスクーリング、親御さんの負担が半端ないのです。取り組む課題そのものは子供たち自身が見つけるにせよ、環境面での親御さんのサポートなしでは成り立たないんですよ。

 

かつてのドテラ仲間がアンスクーリングに踏み切ったきっかけは、息子くんがいろいろやってみても結局学校に馴染めなかったこと、なのだそうですが。今回学校へ行かないと最終的に決めたのは、息子くん本人だそうですね。

まだまだ取り組み例の少ないアンスクーリング。彼女たち親子がそこに踏み出したのは、勇気ある第一歩だと思います。

そして、大変なのはこれからです。かつての彼女のように、自分の利益のために息子を利用するような半端な気持ちでは、うまくいかないのでは?って気がします。

彼女たち親子のアンスクーリングが軌道に乗れば、同じ悩みを抱える人たちの参考になると思うし、選択肢のひとつにもなると思うので…大変だとは思いますが、頑張ってほしいですね!

f:id:hattatsumamajuan:20220319014638j:image