毎日生きていると、いろいろなことで悩みます。
最近の私の場合。敏感すぎて生きづらさを抱えている息子は、定期的に発達外来のお医者さんに診てもらっているのですが…主治医の先生の意見が、私の考え方と徐々にずれ始めているのです。
その先生の考え方は、息子が将来支援を受けずにやっていくのか?それとも支援を受けてやっていくのか?の、究極の2択。支援を受ける…つまり、将来B型作業所で働くということ。息子の場合はボーダーライン上にいるので、今ならまだ何とか学校に喰らい付いていけば、将来支援を受けることなく生きていけるかもしれない…そのために、不安感を減らすお薬を飲んでみてはどうですか?と、ずっと言われています。
私はもともと、必要以上にお薬に頼るのは反対です。お薬というのは、治したい部分には効果があるかもしれませんが、それ以外の部分にも何らかの影響が出てしまう(副作用)ことがありますよね。緊急を要する場合以外は、あまりお薬を飲みたくはないし、家族にも飲ませたくないのです。
でも、息子の将来のことを考えてしまうと…先生の言うことにも少しは耳を傾けたほうがいいのかな。お薬、試すだけ試してみてもいいのかな。ずっと悩んでいました。
悩んで、悩んで。ものすごく悩みまくって。
結局…私が立ち返ったのは、私たちは何のために生きているのか?という、自分への問い。
息子のように発達障がいを抱えている子供たちが、障がいを持って生まれた理由…それは、今の社会に合わせて生きていくため、ではないはず。
人とは違っても、自分らしく生きていくこと。自分らしさを大切に生きていくこと。そのために生まれてきているはず、ですよね。
だったら、やっぱり息子はお薬なんて飲まなくていい!お薬飲んで、今の社会に適応するために生まれてきたわけではない!ですよね。
自分の答えが、出ました!
もしも、家から一歩も出られないほど不安感が強かったり、人と全くコミュニケーションが取れないほど不安感が強い場合は、お薬に助けてもらったほうがいいかもしれません。でも現時点での息子は、そこまで不安感が強くはないし、そこまで困っているわけでもないです。
無理して学校に合わせなくても、放課後デイやリハビリで人とコミュニケーションは取れているし、何より息子特有のユニークな個性は見ていて楽しいですし。
親として、将来の心配が全くないかと言ったら嘘にはなるけれど…まずは人としての土台をしっかり作ってあげること。自分に自信が少しでも持てるようになれば、きっと何とか生きていけるし、仕事もたぶん何とかなる!って、思っています…なんとなく。
発達外来の先生の受診。正直言って、もう行かなくてもいいのですが…リハビリの先生とかに、受診したほうがいいですよ!って言われるんですよね。
今はすっとぼけて、忘れちゃったー!って誤魔化してますが。このまま誤魔化し続けるわけにもいかないよなぁ…悩むところです。