Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

まずは土台を作ること

発達障がい児でありゴールデンチルドレンでもある息子が、新しい支援級担任の先生に不信感を持ってしまい、学校に行けない事態に陥っています。

息子が先生に不信感を持った原因は、本当は5年生の教室に入りたくないという自分の気持ちを先生に言えない状況の中、先生は息子が何も言わないから大丈夫だろう…と無理に教室に入れてしまっていたことです。2日間我慢をして5年生の教室で過ごしたけれど、息子にとってはもう限界だったようで…でも、発達障がい児にあまり慣れていない様子の先生は、そんな息子の気持ちが理解できないようなのです。

 

昨年度までの支援級の先生は、発達障がい児のことをよくわかってくれている優しい先生でした。息子は安心して学校に通えていましたし、基本的には支援級で過ごしながら4年生の教室にも少しずつ入ることができていました。

今年度はその先生が支援級のもうひとつのクラスに異動となり、息子のクラスには新しい先生が来て、今回の事態になってしまったわけです。息子にとって今まで築いてきたことが、先生が変わったことで一気に崩れてしまい、ゼロどころかマイナスからのスタートになってしまったのです。

 

新しい先生は、決して話がわからない先生ではないし、親である私とも積極的にコミュニケーションを取ってくれています。ただ、息子のような子に対する扱いがよくわからないのだそうで…

今回タイミングよく発達障がい専門の方が巡回に来てくれて、先生は息子のことを相談し、基本的には寄り添うことが大切だと教わったそうです。しかし先生はまだ、少しずつでも息子を5年生に入れることを考えていて…そんな先生に「今は教室に入れることよりも、まずは支援級で落ち着いて過ごして、先生との信頼関係を作ることから始めてください!」と私からお願いをしました。

そして、学校に行けずに家にいる息子と、電話で直接話してもらいました。直接先生の言葉で、支援級で過ごしても構わないことを、電話越しに息子に伝えてもらいました。

これで学校へ行けるかな…と思っていましたが、息子はまだ先生を信頼できないようでした。学校へ行ったら、また5年生に行けってきっと言われるんじゃないか…だから学校へは行けない、とのことでした。

 

先生の言葉が信用できない…では、どうすれば息子は安心して学校へ行けるのか…次に私たちができることは、環境を整えること!

息子が5年生に入れない理由は、男の子同士がワイワイと騒いでいるのが嫌だからです。そして、昨年までの支援級は女の子ばかりでしたが、今年は新たに男の子が増えて、支援級の中でも息子が苦手な、男の子たちがワイワイ騒ぐ状況が起きる可能性があります。

そこで考えたのは、支援級の部屋の中に、さらに息子の安全地帯を設けてもらうこと!教室の一角をパーテーション等で区切って、嫌なことがあったら息子がそこに逃げ込めるようにすることです。

私が学校へ行って先生に提案をしたら、先生はすぐに息子の避難場所を支援級の部屋に設置してくれました。スマホで避難場所の写真を撮って、家に帰って息子に見せつつ、支援級で1日中過ごして構わないことと、何かあったら避難場所に行けばいいことを伝えたら、今回は信用してくれました。

もう1日だけ家で落ち着いて過ごして、次の日は学校へ行く!と、息子から力のこもった返事をもらいました。今回はきっと、大丈夫だと思います。

     *****

発達障がい児に限らず、子育てに大事なのは「土台づくり」だと私は思います。私たちが生きていくうえで、いちばんの土台になること…それは、まわりの人と信頼関係を築くことであり、自分はここにいていいんだ!と自分を肯定的に受け入れられることだと思います。

特に発達障がいを抱える子たち(=ほぼスターシードだと、私は思うんですけどね)にとって、地球上で過ごすことは慣れないことで、不安なことばかり…なので、なおさら時間をかけてしっかりと土台を作る必要があると思います。

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今回の息子のように、築きかけていた土台が崩れてしまったら、また一から作り直せばいいんです。焦らずに、時間をかけて、じっくりと…決して無理強いをしないで、息子の気持ちに寄り添い、できるサポートをする…こう書いてしまうと簡単なようですが、今回の一連のことで、土台づくりって本当に難しいなぁと改めて感じました。

 

今回改めて気付かされたのは、まずは子供を信じること。そして、決して焦らないこと。なので、今日1日は息子のリクエスト通り、気持ちを整えるために学校をお休みしています。

あとは、明日から学校へ行く!という息子の言葉を信じること、そして支援級の先生と連携を取りながら、息子と先生と双方のサポートをしていくこと…それが今、私にできることだと思います。