私が思う「自己啓発」とは、ざっくり言って自分を高めていくことだと思います。自分の目標がまだ見つかっていない人のために、自己啓発セミナーなんていうのをやっていたりもしますよね。
私は今まで、いろいろな人たちと関わり、いろいろな団体にも入っていました。昔の私は、必死になって自分探しをしていたのもあり…どちらかというと、自己啓発系の団体に入って活動することが多かったと思います。
でも、例えばそういう団体で、自分の夢を書き出してみんなの前で発表しましょう！とか、自分の夢を明確化するためのワークショップ！とか…私はそういうのが向いていなかったようで…引いてしまう自分に気づいたんです。
そして…結局私は、それらの団体から抜けることになりました。
では、なぜ私はそういった自己啓発にハマらなかったのか？自分なりに考えてみました。
自分を高めること自体は好きです。今もその気持ちはあります。
では、何がイヤだったのか…たぶん、自分のペースを崩されることとか、自己啓発を強制されることがイヤだったのかな？と思います。
自己啓発セミナーに参加して、自分のライフプランを書き出し、自分の意識の中で明確にする作業。そのこと自体は間違っていないし、ハマればその人の人生に大いにプラスになるかもしれません。
でも、私にはハマらなかった。自己啓発を「やらされている感」がしてしまったんですよね。
そして、今私がハマっているスピリチュアルの世界。現時点での私の中では、とことん自分自身と向き合って、自分のハイヤーセルフと繋がって、生きるヒントを得ること、という捉え方をしています。
自分のペースで、自分自身と向き合うこと。時にはしんどかったりもしますが、自分自身で答えを出すことができます。私にはその方が合っていたようです。「人に左右されたくない自分」というのが、私の中に強くあったようですね。
時には壁にぶつかり、自分自身で答えを探すことの限界を感じる時もあります。そんな時にヒントをもらう人…決して押し付けがましくない人を、私は選んでいるようです。
自己啓発は、自分を高め、生きる目的を見つけること。スピリチュアルは、とことん自分自身と繋がり、自分の魂の声に従って生きること。似ているようで違うんです。
どちらがいいとか、悪いとかではなく。自分に合っている方を選へばいいだけのことです。
私の場合は、自己啓発になかなかハマらなかった結果として、スピリチュアルの世界を知って、今もじっくりと向き合っているわけです。
自己啓発とスピリチュアルの違いを知っておくこと。自分を見失わないためにも、案外大事なことかもしれません。
