私は今まで、いろいろとスピリチュアルを渡り歩いてきた。
宇宙に関することだったり、アロマの世界だったり、カードリーディング、天然石、自己啓発系…
いろいろと渡り歩く中で、これは自分とは違うなぁって部分が見えて、そのコミュニティから離れ、また別のコミュニティに入っては離れることを繰り返してきた。
スピな人たちにマウントを取られることも多く、約束を平気で破られたり、一緒に活動に取り組んでいたのに勝手に暴走してめちゃくちゃにされたり、逆にこっちに全部丸投げされたり、私の知らないところで密かに部外者扱いをされたりもした。
そういう、私のことを大切にできない人たちとは、私も境界線を引いてきた。
そうしているうちに、いつのまにか、自分の世界がどんどん狭くなってしまった。
狭くなってしまったけれど。
境界線をしっかりと引くことで、自分が本当に大切にすべき人たちが、ようやくわかってきた。
実は今、息子の学校のことで、ものすごくピンチを迎えている。
(このことはまた、別の機会に詳しく書きます)
息子の中にある想いとか、私自身の苦しい気持ちとかを、本当に信頼できる人たちには伝えている。
そういう人たちは、私の話にしっかりと耳を傾け、私の気持ちに寄り添ってくれている。
私たち親子のことを考えて、必要に応じて手を差し伸べてくれてもいる。
本当にありがたいことだと思う。
スピリチュアルというものをある程度は理解しつつも、今の私はスピリチュアルとは完全に距離を置いている。
今私の目の前にある、発達障がい児にとっての学校の在り方という問題に、息子を通じて正面から取り組んでいる。
考えることはたくさんあるし、しんどい時もあるけれど、気持ちは充実している。
ところで…私が以前関わっていたスピな人たち。
それぞれ別の活動をしていた人たちが、何だかんだで繋がり始めている。
そんな中のひとりが「魂に導かれて辿り着いた」と投稿した画像に写っていた、ある老婦人の姿。
顔の半分は穏やかに微笑んでいるのに、もう半分はギョロリとした目で、口角が異様に上がっていた。
久しぶりに見た、悪魔の顔だった。
やはりスピリチュアルに関わると、こういうところに導かれてしまうのだなぁと、改めて感じた。
私の世界は狭くなってしまったけれど。
私がしてきた選択は、間違ってはいないと思う。
スピリチュアルは、やっぱり闇だ。