Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

これもある意味、ヤングケアラー?

今回は久しぶりに怒りの投稿です。口調が強くなってしまったらすみません。

息子のママ友さんで、自分の息子をほったらかして自己啓発セミナーに勤しんでいるトンデモママがいます。彼女は頭がキレる人で、脳科学とか栄養学にも精通していて、そんな彼女のセミナーによって自分自身の魅力に目覚めていく人たちも多いようで…そのこと自体は、とてもいいことだと思うんですよ。

私が怒りを覚えるのは、シングルマザーである彼女と息子との関係です。先日彼女がブログに書いていた内容…この2ケ月ずっとのんびり過ごしちゃって、食べたいときに食べて寝たいときに寝る生活は幸せ!息子による神がかり的なマッサージ、息子に朝ごはん作って!ってリクエストしたら美味しそうなサラダができていた!シナモン風味の焼きバナナも美味しかった!…ってこれ、何なん?

 

彼女にとっての息子は、完全にそばで世話を焼く使用人扱いですよね。細木数子さんや瀬戸内寂聴さんに通ずる感覚です。

細木さんや瀬戸内さんのそばでお世話をしていたのは、ある程度年齢を重ねた女性です。その役割を、彼女は小学4年の息子にさせているのです。悪びれもなく、自慢の息子としてブログに投稿している彼女…素敵な親子関係とでも思っているのでしょうか。息子くんにしてみれば、ママに愛されたいから一生懸命ママに尽くしているのかもしれませんね。

ママの言うことをちゃんと聞いていれば、ママは他の友達が知らない東京とか、外国とかにも連れて行ってくれる…だからママが疲れていたら、僕がママの面倒を見てあげる…これって完全に主従関係が成り立っているし、下手したら共依存に陥っていますよね?

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ところで。記事のタイトルにあるヤングケアラーとは、家族の面倒を見なければいけない状況下にある若者のことです。病気になってしまった親の面倒を見る場合もあるでしょうし、赤ちゃんや小さい子供たちのお世話をしなければならない場合もあると思います。それぞれの家の事情もあって、ヤングケアラーが増えてきているのだそうですね。

今回話題にしている息子くん。形は違っても、ある意味でヤングケアラーと言ってもいいんじゃないかと思います。トンデモママに振り回されて、必要に応じて面倒を見ているわけですからね。

でもね、まだまだ小学4年の多感な男の子です。そんな生活をしていて、ストレスが溜まらないわけがないんですよ。彼がストレスを発散する場は、ズバリ学校!友達に嫌がらせをして、その罪を他の友達になすりつけるようなことを平気でする子なんです。

でもね、彼の境遇をまわりの親たちはみんなわかっているから。そんな彼のことをみんなで、まわりから見守っているんです。彼を家に呼んであげる人もいますし、悪いことをしたらきちんと怒ってくれる人もいます。

こういうの、彼のママは当然知りません。彼はママの前では必死でいい子を演じているし、ママ自体は学校なんて全く興味ないですからね。だから、いつまで経っても息子の気持ちをほったらかしたまま、遠く離れた場所で自己啓発セミナーに勤しんでいるのです。

 

彼女の言葉を借りると「全てはあなたの中に答えがある」…そのままあなたにお返ししますよ!

小さい体と心で、毎日自分の満たされない気持ちと必死に戦っている息子に寄り添えるのは、母親であるアンタだけなんだよ!いい加減目を覚ませ!

…こういう思いをしている子供たち、まだまだいるんでしょうね。一旦頂点に君臨してしまったら、自分の行いをなかなか振り返ろうともしないでしょうし…こういう大バカモンスターを産んでしまうから、スピリチュアルは本当に厄介なんですよね。本当に何とかならないですかね…