Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

自分を信じる怖さと覚悟

ここ最近悩まされていた、ゴールデンチルドレンである息子の新学期問題。支援級の先生が新しく変わり、以前の先生と指導方法が大幅に違っていたことで、息子が先生に不信感を持ってしまい、学校に行けなくなってしまったのです。

息子は初めての人や場所に慣れるのに、ものすごく時間がかかります。よく見て、観察して、自分の中でオッケーになって初めて、相手に自分の気持ちを伝えることができます。今回は新しい先生と信頼関係を築く前に、先生が若干暴走して息子に無理をさせたことで、息子が一気に心のシャッターを閉めてしまったんですよね。

 

私は当初、新しい先生の指導方針を信じてみました。もしかしたら若干強引なやり方であっても、流れに乗って息子がうまく教室に入れるかもしれない…そんな思いもありました。

でも、実際にはそうではなく。息子は先生に嫌だと言えずに、極限まで我慢して耐えてしまったことで、先生と学校に対する猛反発に繋がってしまったんですよね。

 

私は今まで、基本的には息子の意志を尊重してきました。ゴールデンチルドレンである息子は、私たちが思う以上にいろいろなことがわかっているし、まわりのこともよく見ています。

でも、息子が年齢を重ねていくにつれて、従来の価値観を持つ大人たちと意見が衝突する場面が増えてきました。発達外来の先生には、今後社会人としてやっていくために、本人が嫌でも教室に入らせるべきだと言われましたし。今回の新しい支援級の先生も、良かれと思って息子を積極的に教室へと入れていたわけですし。

 

私は今回、息子が本来持つ感覚と、まわりの大人たちが持つ価値観との狭間で、自分の軸がものすごくブレました。果たして息子にとって、どんな道を進んでいくのがいいのか?わけがわからなくなりました。

悩んだ末に、自分の中にある声を聞くためにオラクルカードを引いてみたら、出てきたのはゴールデンチルドレンのカード!やはり私は、息子のことを信じてあげるべき!あとは流れに任せよう!って、改めて思えたんです。

すると、状況がどんとん良いほうに動いていきました。発達障がい専門の先生による巡回指導がたまたまあったことで、新しい支援級の先生の価値観が変わるきっかけになりましたし、私自身も息子のためにやるべきことがはっきりしてきました。親として先生にいろいろと働きかけてみたら、先生も私の話を聞いて下さって、息子が安心して学校に行く体制を整えることができました。

でも、この「自分を信じて実際に動く」ことが、ものすごく怖かったんです。今はこうすべきだ!って感覚でわかっていても、実際に行動に移すときの心細さというか、メンタルの弱さというか…自分自身を奮い立たせて、やっとの思いでGO!って感じだったんですよね。

 

自分を信じて前へ進むということが、こんなにも覚悟が要ることなのだと、私は今回の経験で思い知りました。

でも、自分の声をしっかり聞いて、自分の思いを信じて動けば、確実に状況が動いていくってことも実感しました。

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ひとまず息子が落ち着いて学校へ行けるようになったら…少しだけ、のんびりしようかな。

 

 

 

まずは土台を作ること

発達障がい児でありゴールデンチルドレンでもある息子が、新しい支援級担任の先生に不信感を持ってしまい、学校に行けない事態に陥っています。

息子が先生に不信感を持った原因は、本当は5年生の教室に入りたくないという自分の気持ちを先生に言えない状況の中、先生は息子が何も言わないから大丈夫だろう…と無理に教室に入れてしまっていたことです。2日間我慢をして5年生の教室で過ごしたけれど、息子にとってはもう限界だったようで…でも、発達障がい児にあまり慣れていない様子の先生は、そんな息子の気持ちが理解できないようなのです。

 

昨年度までの支援級の先生は、発達障がい児のことをよくわかってくれている優しい先生でした。息子は安心して学校に通えていましたし、基本的には支援級で過ごしながら4年生の教室にも少しずつ入ることができていました。

今年度はその先生が支援級のもうひとつのクラスに異動となり、息子のクラスには新しい先生が来て、今回の事態になってしまったわけです。息子にとって今まで築いてきたことが、先生が変わったことで一気に崩れてしまい、ゼロどころかマイナスからのスタートになってしまったのです。

 

新しい先生は、決して話がわからない先生ではないし、親である私とも積極的にコミュニケーションを取ってくれています。ただ、息子のような子に対する扱いがよくわからないのだそうで…

今回タイミングよく発達障がい専門の方が巡回に来てくれて、先生は息子のことを相談し、基本的には寄り添うことが大切だと教わったそうです。しかし先生はまだ、少しずつでも息子を5年生に入れることを考えていて…そんな先生に「今は教室に入れることよりも、まずは支援級で落ち着いて過ごして、先生との信頼関係を作ることから始めてください!」と私からお願いをしました。

そして、学校に行けずに家にいる息子と、電話で直接話してもらいました。直接先生の言葉で、支援級で過ごしても構わないことを、電話越しに息子に伝えてもらいました。

これで学校へ行けるかな…と思っていましたが、息子はまだ先生を信頼できないようでした。学校へ行ったら、また5年生に行けってきっと言われるんじゃないか…だから学校へは行けない、とのことでした。

 

先生の言葉が信用できない…では、どうすれば息子は安心して学校へ行けるのか…次に私たちができることは、環境を整えること!

息子が5年生に入れない理由は、男の子同士がワイワイと騒いでいるのが嫌だからです。そして、昨年までの支援級は女の子ばかりでしたが、今年は新たに男の子が増えて、支援級の中でも息子が苦手な、男の子たちがワイワイ騒ぐ状況が起きる可能性があります。

そこで考えたのは、支援級の部屋の中に、さらに息子の安全地帯を設けてもらうこと!教室の一角をパーテーション等で区切って、嫌なことがあったら息子がそこに逃げ込めるようにすることです。

私が学校へ行って先生に提案をしたら、先生はすぐに息子の避難場所を支援級の部屋に設置してくれました。スマホで避難場所の写真を撮って、家に帰って息子に見せつつ、支援級で1日中過ごして構わないことと、何かあったら避難場所に行けばいいことを伝えたら、今回は信用してくれました。

もう1日だけ家で落ち着いて過ごして、次の日は学校へ行く!と、息子から力のこもった返事をもらいました。今回はきっと、大丈夫だと思います。

     *****

発達障がい児に限らず、子育てに大事なのは「土台づくり」だと私は思います。私たちが生きていくうえで、いちばんの土台になること…それは、まわりの人と信頼関係を築くことであり、自分はここにいていいんだ!と自分を肯定的に受け入れられることだと思います。

特に発達障がいを抱える子たち(=ほぼスターシードだと、私は思うんですけどね)にとって、地球上で過ごすことは慣れないことで、不安なことばかり…なので、なおさら時間をかけてしっかりと土台を作る必要があると思います。

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今回の息子のように、築きかけていた土台が崩れてしまったら、また一から作り直せばいいんです。焦らずに、時間をかけて、じっくりと…決して無理強いをしないで、息子の気持ちに寄り添い、できるサポートをする…こう書いてしまうと簡単なようですが、今回の一連のことで、土台づくりって本当に難しいなぁと改めて感じました。

 

今回改めて気付かされたのは、まずは子供を信じること。そして、決して焦らないこと。なので、今日1日は息子のリクエスト通り、気持ちを整えるために学校をお休みしています。

あとは、明日から学校へ行く!という息子の言葉を信じること、そして支援級の先生と連携を取りながら、息子と先生と双方のサポートをしていくこと…それが今、私にできることだと思います。

 

 

 

ゴールデンチルドレンと学校

新学期になって1週間。発達障がい児であり、ゴールデンチルドレンでもある息子は、早いもので5年生になりました。

昨年度までの担任の先生は、支援級の先生・学年の先生ともに、敏感な息子の特性を理解して寄り添ってくれる先生たちでした。強いて言えば、そんな先生たちに息子が甘えすぎている部分もありましたが…

そして今年度。支援級も学年担任も新しい先生に変わりました。学年担任の先生は優しそうな女性の先生なので、息子もすぐ慣れましたが…支援級の先生が、発達障がいにあまり詳しくない男性の先生…それでも最初は、息子も新しい先生と仲良くなろうとしていました。

しかし…その先生は、息子に質問しても返事が返ってこないからと、学年の教室へ息子を無理に入れてしまっていたようです。今日はたくさん教室に入れたので、たくさん褒めてあげてください…と、連絡帳に書いてありました。

 

支援級の先生が大好きな先生から苦手なタイプの先生に変わってしまい、ただでさえ不安なところに先生に無理強いされてしまった…もちろん、先生は良かれと思ってそうしたのですが…このことが原因で、息子は新しい先生に対して一気に不信感を増し、ボクは学校へは行かない!と言い始めてしまいました…

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…さて。息子のような子にとって、学校という場所が窮屈なのはわかっているつもりでしたが。いよいよ我が家も、学校に頼らない取り組みをするべきなのか…でも、昨年までは何の問題もなく学校に通えていたんですからね。先生が変わっただけで、ここまで息子が悩まされるのは話が違いますよね。

できれば先生に息子の特性を分かってもらって、今まで通り学校に通えるのが、現時点ではベストだと私は思いました。ですが…息子の将来のこととかをいろいろと案じていたら、急に不安な気持ちが押し寄せてきました。うう…

 

こういう時、私は自分と向き合うスピなアイテムに頼ってしまいます。まずはオーラソーマのミニリーディングをしてみましたが…私が選んだボトルは、今の私のショック状態を表しているものばかり。そりゃそうよね…

さらに私は何かしらメッセージがほしくて、本当に久しぶりにオラクルカードを引きました。使ったのはスターシード・オラクルカード。心を落ち着けて、カードを切って、落ちてきたカードが…これ。

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何と「ゴールデンチルドレン」のカードでした!!

さらに、カードの裏側に出ていたのは…これ。

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「使命」というカードでした。

ああ、やっぱり、ゴールデンチルドレンである息子のことを信じて、余計な心配なんてしないで、親として今自分ができるサポートをして…あとは流れに任せていけばいいんですよね、きっと。

 

昨日のことですが…息子はやはり学校へは行きたがりません。ひとまず私ひとりが学校へ行って、息子が先生に直接言えない気持ちを、息子の代わりに伝えてきました。

先生の反応は、遅刻でも学校に来てくれれば、ひとまず「今日は」支援級で過ごしていいですよ、とのことでした。家に帰って、先生の言葉を息子に伝えましたが…息子の不信感を拭うことはできず、結局学校へは行けませんでした。

支援級で落ち着いて過ごしたい息子と、やはり息子を教室に入れたい先生…互いに言っていることが平行線を辿っているうちは、しばらく学校へは行けないかもなぁ…って思っていました。

 

お昼休みの時間に学校に電話し、結局お休みすることを先生に伝えました。すると先生から、こんな話がありました。

…今日たまたま発達障がい専門の先生が巡回指導に来ていたので、○○くん(=息子)のことを相談したところ…その専門の先生から「教室に入れることを急ぐよりも、まずは安心できる居場所を作ってあげてください」とのアドバイスがあったのだそうで。教室に入れるにしても、まずは1日5分だけとか、少しずつ始めてください、と言われたそうです。

そのアドバイスを聞いて、ひとまず5分ずつ教室に入ることから始めてみます、と先生が言っていたのですが…ちょっと待って!その前に、まずは支援級で安心して過ごせることを第一段階にして、息子の先生に対する不信感を拭うことから始めてください!教室に入るのは、そこが定着してからでもいいですか?と、私から先生にお願いしました。先生はひとまず、私のお願いを了承してくれました。

その後息子と直接電話で話してもらって、先生から息子に直接、支援級で過ごして構わないと言ってもらいました。息子は少しだけ、先生の言葉を信じてみようと思ったのか?ひとまず学校へ行ってみる、とのことです。

*追記…結局次の日も学校へは行けませんでした。その後の話はまた、改めて書きたいと思います。

 

今回支援級担当になったこの先生、決して話がわからない人ではありません。親である私とも積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれています。ただ、うちの息子のような子が、先生にとっては未知との遭遇…ってだけだと思います。

先生が今まで持っていた常識を覆す必要があるので、一筋縄ではいかないかもしれませんが…息子とともに、この新しい先生とひとまず1年間、ガッツリ向き合っていこうと思います。

それにしても、今回は巡回の先生に救われました…今度お会いしたら、お礼を言わなきゃいけないですね(^_^)

 

 

 

先生たちの、本当の想い

今日は子供たちのホースセラピーの日でした。暖かく、天気も良く、絶好のセラピー日和!

先日も書きましたが、ホースセラピーをしてくれるこの牧場は、4月いっぱいで一旦事業休止をすることが決まっています。何の前触れもなく突然手紙が届いた衝撃とか、事業休止の理由があまり語られていないこととか…私を含めて、親たちは正直混乱しています。子供たちはみんなホースセラピーが大好きなので、4月でセラピーが終わってしまうことを自分の子供に言えない人も多いようですね。

 

なぜ事業休止になってしまうのか?ホースセラピーのタイミングで、親はそれぞれ先生たちに理由を聞いているようです。先生たち、セラピーの度に親の質問に答えるのは大変ですよね…って思いましたが、私も今日のセラピー後に話を聞かせてもらっちゃいました…汗。

この牧場を主に管理しているのは、ホースセラピーの先生である管理責任者の女性と補佐役の男性。他にお手伝いのスタッフさんも数名いるのですが、基本的な業務はこの2人で分担してやっています。

朝から晩まで馬のお世話と管理を、ほぼ毎日。それに加えて、営業日は利用する子供たちのお世話と管理。万が一、馬や子供たちに何かあってはいけない…そんな責任を負い続ける生活を5年間続けてきて、おふたりとも心身ともに疲れ果ててしまったのだそうです。

 

職員を増やすなりして負担を減らしてもらい、何とか辞めずに済む方法を模索したそうですが、運営側との話し合いがうまくいかなかったそうで。この仕事自体は好きで、幸せな仕事だとは思っているそうですが、もう限界…これ以上続けることはできない…苦渋の決断だったそうです。

今思えば、3月中旬にセラピーに行ったとき、先生たちの雰囲気がものすごく暗く、まるでお通夜のような日があったんですよね。たぶんその時期に、仕事を続けるか否か?迷われていたのかもしれません。現に辞めると決めてからの今日のセラピーは、先生たちがいつもの元気を取り戻していて、私たちもとっても楽しかったですからね。

 

先生たちの生の声を聞けたことで、私自身はとってもスッキリしました。そりゃあセラピーが無くなるのは本当に残念ですけど…先生たちが無理をしてまでやってもらうのは、本意ではありません。

逆に、障がいを持っている子供たちが馬に乗る機会を持てたこと自体、感謝しなきゃいけないですよね。本当に貴重な経験でしたし、動物を怖がっていたうちの2人が立派に馬に乗れるようになったんですからね!おまけに猫背だった姿勢も良くなりましたし。

うちの2人にとって、来週が最後のセラピーです。馬たちの好物である果物をたくさん持って行って、ありがとうの気持ちを親子で精一杯伝えてこようと思います。

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ちなみに…事業休止の間、お馬さんたちは一旦別の施設に預けるそうで。次の先生が見つかって再開の目処が立ったら、また戻ってくる予定だそうです。

でも、この牧場の居心地の良さを作ってくれていたのは、今までずっと頑張ってくださった先生たちであり、スタッフのみなさんであるわけで。今の先生たちがいないホースセラピー…私は全く想像がつきません。もし次の方が見つかって、事業再開したとしても、今までとはまた雰囲気が違うものになるかもしれませんね。

 

 

 

ひなたの道を歩いていく

夢中になって見ていた朝ドラ「カムカムエブリバディ」が、ついに終わってしまいました。私は途中から見始めましたが、それでも十分楽しめましたし、本当に素敵なドラマでした。

このドラマは100年の間、3世代に渡るヒロインを中心に、それぞれの時代を生きた人たちの日々の生活を描いてきました。戦前の心豊かな時代に始まり、戦時中、戦後復興、高度成長期、バブル崩壊、そして今のコロナ禍…

それぞれの時代を生きる人たちが、時には間違いを犯し、大切な人を傷つけてしまうことがあっても…その時々で自分の人生を懸命に生きていき、最終的にはそれぞれが人生を全うしていく姿は、心に響くものがありました。

 

なにせ100年間を描くので、登場人物が本当にたくさんいるんです。母親世代の人たち、娘世代の人たち、孫世代の人たち…登場人物すべての人生にスポットライトが当たっていて、みんながそれぞれの時代を、それぞれの今を生きている…見ていてそんなふうに思えました。

なので、終わってもあまりロスにはなっていません。ドラマ自体は終わりましたが、ドラマの中にいる人たちの人生は、きっと今も続いている…今こうして生きている私と同じように…

だから私も自分の人生を、今をしっかりと生きなくちゃね!って気持ちになれたんですよね。

 

そして、このドラマのカギになっているジャズのナンバー、ルイアームストロングの"On the sunny side of the street"…直訳すると「明るい表通りで」という意味ですが、ドラマの中では「ひなたの道を(歩いていく)」と訳されています。2代目ヒロインの「るい」、3代目ヒロインの「ひなた」の名前の由来になっている曲でもあります。

初代ヒロインの安子が、幼い娘のるいに子守唄として歌っていたり。時を経て母親になったるいが、娘であるひなたの失恋の場面で、傷ついたひなたを慰めながら歌っていたり。大事な場面に登場する曲です。

 

そして、この歌のサビには、こんなフレーズが出てきます。

Life can be so sweet …on the sunny side of the street.
(ひなたの道を歩けば、きっと人生は輝く)

生きていて辛いことや困難があっても、ひなたの道を歩いていれば、いつかきっと自分の人生が輝くときがくる…ここでいう「ひなたの道」とは?

このドラマを見ていて私なりに解釈した、ひなたの道…それは、自分自身の人生を生き切る!自分の人生を全うする!ということです。

たとえどんな道であっても、自分で決めた人生をしっかりと生きる。自分に嘘をつかないで生きる。

 

ところで…このドラマの登場人物である、時代劇役者の伴虚無蔵(ばん・きょむぞう)さんは、常に自ら鍛錬を怠ることのない真の役者さんなのですが、そんな虚無蔵さんの格言があります。

「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」

「そなたが鍛錬し培い、身につけたものはそなたのもの。一生の宝となるもの。されどその宝は、分かち与えるほどに、輝きが増すものと心得よ」

…ドラマの中で、何をやっても中途半端だったひなたは、一念発起してラジオ英会話で英語を勉強し、世界的に活躍するまでになります。また、ひなたの父であるジョーは、ジャズトランペッターの夢を叶える目前で病気になり、トランペットが全く吹けなくなるのですが…それでも日々を前向きに過ごし、やがてジャズピアニストとして違った形で夢を叶えます。

 

ドラマに出てくる人たちはみんな、日々を丁寧に、大切に過ごしています。それぞれが、それぞれの人生を愛おしく生きています。

そして、今を生きる私の大好きな人たちも、皆さんそれぞれ自分の人生を大切に、地に足をつけて生きています。

そう、自分に向き合い続けて、自分の人生を着実に生きている人たちは、ひなたの道を歩き始めているんですよね。

私もそんな生きかたをしていきたいですし、そのためにも自分に嘘をつかないで、自分自身に問いかけながら…自分の「ひなたの道」を歩き、自分の人生を生き切りたいと思います。

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今を乗り越えれば…大丈夫!

今日から子供たちの新学期が始まりました。娘は中2に、息子は小5になりました(^_^)

新学期はクラス替えとか、担任発表とか、子供たちにとってはドキドキですよね。うちの子たちの学校は小規模なので1クラスしかなく、クラス替えは無いのですが…担任の先生は気になるところです。実際に担任が発表されて、娘はそれほど気にしていないようですが、息子は大好きな支援級の先生が交代してしまい…ロス確定!帰り際にその先生を探してみたものの、結局会うことができずにションボリして帰ってきました。

 

発達障がいを抱えているうちの子たち。娘も息子も、学校ではそれぞれ苦労をしています。

娘はみんなと同じようにやりたい!と普通級で頑張っていますが…もともと要領が悪かったり、気持ちの切り替えが下手だったりして、常に宿題をやり切れずに抱えている状況です。春休みもせっかく大好きなネイルをやろうとしていたのに、結局宿題に追われて、思う存分に楽しめなかったようです。

息子は学校にいる「子供たち」という集団そのものに恐怖心を抱いているので、学校に行くこと自体が相当キツいと思います。個々のお友達と会う分には、恐らく大丈夫なんですけどね…だから、学校ではお友達の代わりに、先生に依存気味になってしまうんですよね。

 

私も子供の頃は、学校が本当に苦手でした。息子が抱いている恐怖心、私も子供の頃に近い感覚がありました。

私は田舎の地域に住んでいたので、小学校から高校までの間、通学にJRバスを利用していました。当時の私にとって、バスに子供たちが次々と乗り込んでくることが、本当に恐怖でした。みんなとどう話したらいいのかわからないし、そもそもあまりみんなと仲良くなかったので、嫌というほど孤独感を突きつけられますし…そんな気持ちを誰にも話せず、ひとりでグッと堪えていました。

でも、その時期に何となく…苦しいのは今だけ、大人になればきっと大丈夫!っていう予感がしていました。そう感じていたいちばんの理由は、子供はみんな義務教育を受けなければいけないってこと…でも、大人になればきっと、もっと自由になる!って気がしていましたし、実際に大人になってみたらその通りでした。

 

みんなと同じ環境で、同じことをやらなければいけない…これが本当に苦しいって感じている人、きっと多いんじゃないですかね?

うちの娘と息子、タイプは若干違いますが、学校という環境に押し込められて苦しんでいることに変わりはないと思います。

でも、義務教育期間である今を何とかして乗り越えれば…きっとその先は、今よりずっとラクに生きられるはず…私が子供の頃に何となくそう感じていたように、娘も息子もきっと、そう気づいているかも?しれないですね。

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結局、何も変わってなかった

少し前に書いた、かつてのドテラ仲間である発達障がい児のママさんが、新たな挑戦に踏み出した話。

https://hattatsumamajuan.hatenablog.jp/entry/2022/03/19/015102

以前の彼女は、発達障がいを抱える息子くんとのエピソードを、ドテラのアロマを売るために利用していました。

私が彼女に対して最も違和感を覚えたのは、自分の息子をアロマの「実験道具」と呼んでいたこと。アロマオイルを息子にいろいろと試して、どんな効果が得られるのか?を確かめていたので、そういう意味で息子のことを実験道具と呼んでいたんです。

彼女にとってこの発言、それほど深い意味はなかったのかもしれませんが…この発言をするってことは、彼女にとって息子くんは、単なる所有物に過ぎないのかな?と感じました。私は彼女とこれ以上、一緒に発達ママとして活動することが耐えられず、その後距離を置くことにしました。

そんな彼女が息子くんの意見を尊重して、アンスクーリングに一歩踏み出したと聞き、彼女も少しは息子くんと向き合ってきたのかな?と、ちょっとうれしく思ったんです。

ちなみにアンスクーリングとは、学校へは行かずに自分で課題を見つけて、主体的に学びを進めることです。具体的にはパソコンのプログラミング、楽器やダンスなどのパフォーマンス、自然から学ぶ取り組み、読書や絵を描くこと、スポーツなどに取り組んでいるケースが多いようですね。

 

さて…あれから彼女は、息子くんとどんなことに取り組んでいるのだろうか?息子くんはどんなことに興味を持って、どんな学びをしているのだろうか?いろいろ気になって、彼女のSNSを覗いてみました。

しかし…彼女の投稿内容は、彼女が新たに始めたっぽい、ドテラのおうちサロンのことばかりでした。

息子くんもSNSに登場するのですが、相変わらずドテラの広告塔としての扱いで…発達障がい児のためのブレンドオイルとともに、イライラしている様子の息子くんが写っているのみでした。

彼女に直接話を聞いたわけではないので、本当のことはわかりませんが…SNSで見る限り、結局彼女は何も変わっていないんですよね。私の想像上での話ですが…たぶん本来の意味でのアンスクーリングに、彼女は取り組んでいない気がします。ただ息子くんを学校に行かせないで、家で面倒を見ているだけ…そんな気がします。

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もし私の想像が当たっているのなら、彼女に「アンスクーリング」なんて安易に言わないでほしい…まだまだ知られていないアンスクーリングという取り組みに、誤解を招くような行為をしてほしくはないのです。

アンスクーリングとは、学校で学ぶ代わりに子供自身が課題を見つけて、主体的に学ぶことなんです。親の負担は半端ないし、生半可な覚悟ではできないはずです。

彼女のSNSを見ていて、アンスクーリングを始めます!と宣言したときの熱量が、それ以降の投稿には感じられません。やはり、人はそう簡単には変わらないんですね。

彼女の取り組みに少しだけ期待していたので…本当に残念です。