Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

引き寄せちゃっている人

最近知り合った、とある発達ママのお話。

彼女の娘さんは、未熟児として生まれてきました。しばらくは病院通いが続き、やがて発達にも遅れがあることがわかりました。発達専門の先生や療育の先生のところへ通い続けて、そのおかげで娘さんは劇的に成長しました。そしてこの春めでたく新1年生となり、今は小学校の支援級に通っています。

このママと話していると、とにかく話題になるのはお世話になった先生方のことばかり。今でもたくさんの先生方と繋がっていて、何かあったらすぐに連絡を取り合う仲なのだそうです。

 

そんな彼女は今、小学校の支援級の先生のことで悩んでいます。先生自体は一生懸命やって下さっているのだけれど、能力的に問題があって…例えば、山ほど宿題を出してくるので(何とプリント10枚!1年生にしては多すぎますよね)宿題を減らしてもらうようにお願いしたところ…確かに宿題は減ったけれど、勉強のレベルまで最初の段階に逆戻りしてしまったのだそうです。

先生に直接話してもなかなか理解が得られないので、彼女は療育の先生やコーディネーターに片っ端から相談して、今度小学校に様子を見にきてもらうことになったのだそうです。

 

私は彼女と話していて、感じたことがあります。

彼女は、いろいろな先生方と繋がっていることを自慢気に話します。「先生方と繋がっている」ということに、価値を見出しているようなのです。

彼女の望みは、先生方と繋がり続けること。娘さんに何か問題が起きることで、先生方に相談する理由ができるし、自分の話も聞いてもらえる…つまり、先生方に繋がりたい!という気持ちが、娘さんに起きる困りごとを引き寄せちゃっているような?気がするのです。

 

これは、よく愚痴を言う人も同じです。誰かに愚痴を聞いてもらうためには、愚痴になるネタが必要ですよね。つまり、愚痴りたい!と思っている限りは、愚痴になるような困りごとからはいつまでも解放されないのです。

一般的な「引き寄せの法則」…いいことを引き寄せる意味で捉えられることが多いかもしれませんが、こんな困った引き寄せもあるのです。

 

このママは、たぶんこのペースで先生方と繋がり続けることを選ぶような気がします。つまり、常に娘さんは何かしら困ったことを引き寄せてしまう…でもそれが、今の彼女の魂が望んでいることなのだと思います。

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