私は今まで、まわりの環境に何とかして馴染もうと努力してきた。いろいろなコミュニティにも積極的に参加してきた。
でも結局、今も続いているコミュニティは1つもない。参加してみて、何かが違うって気づいて、自ら辞めていくのが、いつものパターンだ。
自分自身を貫こうとすればするほど、ちょっとした違和感が許せなくなり、仲間でいることに耐えられなくなるのだ。
例えば…発達障がい児の支援団体では、仲間の輪よりも経営に主体を置き、仲間の意見を聞かずになりふり構わず突き進む人たちのことが許せなかった。
アロマの仲間では、アロマを媒体としてビジネスに走る仲間たちを見て、吐き気がした。
スピリチュアルの仲間は、真に悟っている人なんて1人もいなくて、承認欲求とか自己満足だらけの世界に嫌気がさした。
事務員をしていた保育園では、先生たちが園長先生に絶対服従している姿を見て、早くここから抜け出さなければ、と思った。
私が今まで関わろうとしてきたコミュニティは、どれもが夜の時代のものだってことに、私は気づいた。これは、私がただ闇雲に仲間を求めた結果だと思う。
今の私は、正直言ってかなり疲れていて、自分から外の世界へと飛び込む元気がない。あまり人と関わらず、ある意味で閉じた日々を送っている。
自分から人に連絡は取らないし。学校でママさんたちに会っても挨拶程度だし。
でも…そんな閉じた日々が、今の私には案外心地良い。自分の中から湧き出てくる、本来の自分が持つ明るさや陽気さ…まわりとの関係を閉じることで見えてきた、本来の明るさや陽気さを、私はしばらくの間忘れていたかもしれない。
必要以上にまわりの人と合わせること。自分の想いに蓋をすること。私たちブルーレイは、これが思った以上に大きなダメージになるのかもしれない。
私たちが持つ優しさとか共感性とかが、時には自分自身を傷つける刃にもなり得るのだ。
だから、もし今の自分が無理をしているって気づいたら、そこから抜け出す勇気が必要だと思う。
実際に抜け出して初めて、いかに今までの自分が地獄だったのか?そして今の自分がどんなに自由なのか?が、心から実感できると思う。
今の私は仕事もないし、本当の意味で仲間もいない。でも、そこを犠牲にしても…今の私は風のように自由だ。
まわりとの関係を閉じることで、私は本来の自分を取り戻している最中なのかもしれない。
本来の自分と繋がり、本来の自分を取り戻すことが、こんなに心地良いことだとは!
一旦地獄を知ったからこそ、何もない今の自分を、ありのまま受け入れられているのかな?って気もする。
ブルーレイ 閉じてみるのも 悪くない!
…川柳で締めてみました(^_^)