東京オリンピック、何だかんだで見ちゃってますね！
今回はコロナ禍という、いつもとは違うオリンピック。そんな中で、日本人ボランティアの親切さとか、選手村のサービスの素晴らしさを、選手たちが自らSNSで発信してくれていて…日本人として、とてもうれしいです(^_^)
それらを報じているニュースのコメント欄を見てみると…選手の皆さんが日本滞在を楽しんでいることを、私と同じようにみんなうれしく思っているみたいですね！
と同時に、こんな状況じゃなければ、もっと日本のいいところを楽しんでもらえたのに…とか、もっといろいろなところへ行ってもらえたのに…というような、今の状況を残念に思う意見もあるようです。
でもね、このコロナ禍だからこそ、選手の皆さんが日本の良さに気づいてくれたんじゃないかな？って、私は思うんです。
もし今回コロナ禍ではなくて、観光や食事や買い物が自由にできたとしたら…選手たちは日本人の精神性とかに注目したでしょうか。たぶん、世界にある観光都市のひとつとして、普通に観光を楽しんだだけじゃないかな…って気がします。
もちろん、コロナ禍を肯定しているわけしゃないし、いつも通りの日常のほうがいいに決まっています。でも…運命の巡り合わせで、コロナ禍でオリンピックをやることになった日本。だからこそ、この状況でオリンピックをやることとか、苦しい状況下で精一杯のおもてなしをすることとか、そういう日本の精神性が際立ったんじゃないかなって、思うんです。
一方で、今回のオリンピック。選手たちが表彰式で互いにメダルをかけ合う場面とか、選手同士が互いにリスペクトし健闘を讃え合う場面もよく見ます。
今日やっていた女子スケボーのパーク競技。10代の若い選手たちが、ひとりひとりの競技が終わった後に駆け寄って、互いに健闘を讃え合っている姿は、見ていて清々しささえ感じました。
確かにオリンピックは競い合う場だし、順位もつきますし、みんながメダルを目指して頑張っていますよね。でも、競って相手を蹴落とすというよりは、それぞれが自分のベストのパフォーマンスをして、結果的に順位がついてくる…特に今回のオリンピックはそんな印象を受けます。
コロナ禍という状況。日本という精神性。それらが重なり合って、いつもとは違うオリンピックになっているような…そんな気がするんですよね。
こんな時だからこそ。コロナ禍ではありますが、私なりにオリンピックを楽しみたいと思います。
