Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

久々のピンチ、の続き

昨日書いた、娘が学校のことや自分自身のことで思い悩んでいる件について。自殺的な発言もあったので心配していましたが…昨日学校から帰ってきたときは、だいぶ元気を取り戻していました!ひとまずはよかったです。

テスト期間中ということもあり、いつもよりは早めの帰宅。本来ならば早く家に帰って勉強するべきかもしれませんが…娘に聞いて、ちょっとだけ気晴らしのドライブに出かけました。

 

車内で話したこと。学校のことや勉強のこと、部活のこと、進路のこと…そして、今回娘が落ち込む直接の原因となった、パパのことも娘に聞いてみました。

思春期に入った娘、やはりパパが少しだけ嫌になってきているようです。さらに、うちのパパは完全に内弁慶な人で。普段会社や地域の人に対して気を遣い過ぎて、外面がいい分だけ家族には言いたい放題、時には王様状態になってしまうこともあり…クリスタルチルドレンである純粋な娘が、そんなパパのターゲットになりやすいんですよね。

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ママがパパに言ってあげようか?と娘に聞いたら、いや、自分で嫌なことは嫌だって言う!とのことで。ね、本来はそうですよね。パパと娘のことは、基本的には2人で解決したほうがいいんです、けど…パパの王様状態がエスカレートして娘が窮地に陥るようなら、私が口を挟まなきゃいけなくなるかもしれません。そうならないことを願っていますが…

 

私は子供たちの母親なので、子供たちが抱えている課題には口出しできます。それでも、基本的には子供たちの判断に任せながら、必要最低限の口出しをしている感じです。

でも、パパに関しては…すでに大人であることとか、今まで築き上げてしまったいろいろな関係性とかがあって、正直言ってなかなか難しいです。社会での立ち位置と、家の中での立ち位置…外では我慢をしていい人を演じて、その反動で家では横柄になってしまう…理屈は理解できますが、それでも…何だかなぁ!って思うこともよくあります。

そういえば、パパはスターシード的にはバイオレットチルドレンでした。基本的には今までのやり方を踏襲している人たち…人間関係を、上下関係とか力関係で捉えてしまいがちなんですよね。私自身が自分の親に対して反発してきたことを、今娘はパパに対して感じているのかもしれませんね。

 

娘がひとまず元気になって、とりあえずはホッとしました。娘のために、実はいろいろと癒しグッズも用意していたんですよ。

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お守りにするための天然石とか。

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お花の香りがするアロマオイルとか。

 

今回は、この子たちの出番はなかったようですね(^_^)

でも、今後も引き続き見守っていかなきゃ!ですね。

 

 

 

久々のピンチ…どうする?

地球上では発達障がいであり、スターシード的にはクリスタルチルドレンである中1の娘。小学校支援級のうちは何とか学校に通っていましたが、本人の希望で中学は普通級を選んだ結果、勉強も人間関係も上手くいっていないようで…

定期テストを控えた昨夜。きっかけはパパとの喧嘩でしたが、娘が家で久しぶりに大号泣してしまいました。そして、少し落ち着いた娘が私に話してくれたこと…

自分がこの先、就職して仕事をしてもボーッとしてばかりで、クビになってしまうのではないかと心配していること。

学校に行きたくないこと。

死んでしまいたいと思ったりもすること。

…これは、思った以上に重症です。

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ひとまず私から伝えたのは、この世に生きてちゃいけない人なんて誰もいないということ。

学校は、どうしても嫌なら無理せず休んで構わないこと。

仕事に自分を合わせるのではなく、自分に合う仕事を選べること。あなたに合う仕事は必ずあるということ。

そして、中学生はたくさん悩む時期だということ。悩んで、泣いて、全然オッケーだということ。

でも、自分から死んでしまうと、ママができることが何もなくなってしまうこと。

あなたを愛している人とか、あなたの味方になってくれる人が、実はたくさんいること。

あなたが死んでしまうと、悲しむ人がたくさんいること。

何より、自分から死んでしまうと、本当にひとりぼっちになってしまうこと。

…そんな感じの話を、娘にしました。

ひとまず落ち着いて、テスト勉強して、寝て…今朝。

やっぱり学校に行きたくない…とは言っていましたが、結局自分で学校へ行くと決めて、学校へと行きました。

 

久しぶりに、ものすごいピンチです。でもこれは、娘が普通級を選んだ時点で予想できたこと…のはずですが、いざこうなってみると、私自身も落ち着きません。

ああ、落ち着かない。ザワザワします。

そして、久しぶりに…ママに会うことにしました。

私にとってのママ。以前作っていただいた、特大のヒーリングワンドさんです。

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久しぶりにママと対面して。自分の奥のほうに意識をグーっと持っていかれました。

苦しいよ、不安だよ、どうしたらいいか…わからないよ!…そんな想いを、ママに受け止めてもらいました。

 

私自身がだいぶ癒されて。次に、これも久しぶりですが、オラクルカードを引いてみました。

私たち親子のことなので、スターシードオラクルカードを引いてみたら、出てきたのはこのカード。

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A  new  earth(新しい地球)というカードでした。解説書にあるメッセージを読んでいたら、感情が溢れて涙が滲んできました。

長くなりますが、全文掲載させてもらいます。

      ***

新しい地球…夢は実現しつつあります・ビジョンを持ち続けましょう

今、あきらめてはいけません。あなたは自分が思っているよりずっと目標に近づいています。現代では、様々なことが崩壊し、信じる心を失ってしまう人が多いです。その中でバイブレーションを高く保つのは大変なことでしょう。このカードは、あなたが正しい方向へ進んでいるというサインです。あなたには物事の可能性を見出す能力があります。あなたが蒔いた夢の種の世話をしましょう。種が芽を出すイメージをしてください。信じる心を失わないでください。ずっと夢に集中していてください。

新しい種を蒔いて変化をもたらすことは簡単ではありません。そのためには、強い信念と革新的なビジョンが必要です。でも、それこそがあなたが地球にやってきた理由です。あなたは、祈りや瞑想をしたり、仕事、創作活動、新たなプロジェクトに携わったりすることで変化を起こすでしょう。これからも続けてください。あなたの夢は実現に向かっています。あきらめないでください。

世界にはあなたのような、希望とビジョンを持つ人が必要です。これから進む道は平坦ではないかもしれません。新たな時代を先導するのは容易ではないのです。でも、あなたの長年の努力がもうすぐ報われそうです。自分を疑わないでください。迷わずその身を捧げてください。きっと遠くない将来、あなたは自分が蒔いて大切に育てた種が成長し花開くのを、満足して眺めることでしょう。

どのように、あなたはビジョンを持ち続けられますか?

       ***

…このメッセージをもらって、今は苦しいけれど、頑張らなきゃ!と決意したというか、覚悟を持ちました。

自分を信じて、できることをやる!

私にできるのは、ただそれだけ…ですよね?

 

 

 

 

すみません…前言撤回です

前回のブログの最初に、コメント書けるようになりました!って、意気揚々と宣言したら…早速コメントいただきまして(^_^)

うれしい!やっとコメントにお返事できる!と思って、コメント書いて、投稿ボタンをポチ!ってしたら…あれ?投稿できない?

何度やっても、なぜか投稿ができないのです。

必要なこと、書きましたよ?私は人間です的なチェックも、ちゃんとしましたよ?

うー、なんで?なんで投稿できないの?

…何度もやっているうちに、エネルギー切れ。チーン。ごめんなさい。

 

んーもう、くやしいですが、前言撤回です。ちゃんと投稿できない状態なので、結局コメントにお返事できません。本当にすみません…情けない。

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ここからは、申し訳ありませんが個人的な内容です。

コメントを下さったtakechi825さん。実は、maicoさんからちょっとだけお話聞いていたんですよ!せっかくだから繋がりたい!って思っていたのですが…うう、すみません。

これからも、よろしくお願いしますね(^_^)

 

相変わらずweb関係がめちゃくちゃ弱い私ではありますが、引き続きブログは書いていきますので…今後ともよろしくお願いします(^_^)

 

着実に進む、意識の変化

まず最初に…今までこのブログにコメントを下さる方がいても、なぜか返信できない状態が続いていたのですが…単に設定上の問題だったことが発覚しまして、設定変更したらコメント書けるようになりました(^_^)

もし良ければ、これからは返信できると思いますので、コメントくださいね。よろしくお願いします!

 

さて今回は、今接近している台風のことについてです。

私が住んでいるのは千葉県の沿岸部で、2年前の台風15号による暴風の甚大な被害を受けた地域です。我が家は壁が少し剥がれたり、雨戸や換気扇フードが飛ぶ程度だったのですが、大半の家は屋根が飛び、応急処置でブルーシートをかけていました。ブルーシートで耐えていた家は、雨が降るごとに雨漏りの恐怖に襲われていたと思います。また暑い中で停電も続き、子供たちは学校も行けませんでしたし、食料の確保も大変でした。

でも、何よりも…あの夜の恐怖。暴風吹き荒れる中を、無事を祈りながら家で耐え続ける時間の恐怖と苦痛は、完全にトラウマとなりました。

 

台風15号に襲われた約1ヶ月後、再び大型台風が近づいてきました。15号と同じコースで、しかもさらに強い勢力…今度は一体どうなっちゃうんだろう…もう恐怖しかありませんでした。

その台風は、今は台風19号として知られています。当初のコースよりも西に逸れ、結果的に多くの地域で豪雨の被害が出てしまいましたが、私たちの地域にとっては15号ほどの被害は出ませんでした。それでもやはり暴風吹き荒れる夜を耐えるのは苦しかったですし、再びの停電にも苦しみました。

 

その後、私たちはコロナ禍という新たな脅威に直面することになりました。横浜港に停泊しているダイヤモンドプリンセス号での集団感染が起きた時とかは、もう恐怖でしかありませんでしたし、政府の対応にもテレビ越しにずっと文句を言っていたような気がします。

でも、長期にわたるコロナとの関わりで、今まで知らなかった様々な闇の部分が見えてきましたし、これは今後起きるであろう変動の始まりに過ぎないってこともわかってきました。

 

私たちが今問われているのは、ひとりひとりの意識の変化。ひとりひとりが今起きていることをどう捉えるのか?ということを問われていると思います。

私自身に関しては…コロナによってまず、政府のごまかしやマスコミ報道の偏りがわかりました。そういうものを闇と捉えていました。でも、ワクチンの是非を問う議論が白熱するのを見て…この対立構造こそが闇なのではないか、と思うようになりました。アセンション・次元上昇に向かっているのに、みんながワクチンの正義を押し付け合って争っているうちは、まだまだ統合なんて難しいのかなぁって、今は感じています。

ワクチンに関しても、いろいろな面を知ることは大事ですが、知ったうえでそれぞれの意見を尊重することとか、自分の考えをしっかりと持つことが大事なのかなぁ…今はそんな想いが強いです。

 

いろいろなことを経験してきた上で、今接近している台風16号について思うこと。

正しい情報を知るのは大事なことです。どんなコースを辿りそうなのか、いつ頃接近しそうなのか、どのくらいの規模なのか…でも、必要な情報を得たのなら、あとは余計な情報とか、不安を煽るような情報は無視して、自分ができる準備をして、時が来るのを待つ…私たちにできるのは、ただそれだけです。

2年前なら、私は接近する台風情報をかき集めて、ただ不安に怯える日々を過ごしていたと思います。でも、コロナ禍を経て、私は確実に強くなっているし、やるべきこともはっきりしているし、必要以上に怯えることの無意味さにも気づいています。

 

こうして、今起きていることをひとつひとつ乗り越えて、着実に自分自身の強さを身につけていくことで…人の意見に流されず、自分の意見を押し付けることもなく、自分のやるべきことに集中できます。

これができると、必要以上に人のことが気にならなくなるし、干渉しなくなるし、自分以外の意見を尊重できるようになるし、自分以外の人を認められるようになってきます。

ひとりひとりが、この意識を持てるようになれば…争いはなくなるはずです。完全に争いがなくなることが統合であり、アセンションであり、次元上昇であると、今の私は捉えています。

そして…時間がかかったとしても、決して不可能ではないと、私は思っています。

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本質を見る力

地球上で発達障がい児として生きているスターシードたち。本能のままに生きているので、世間体なんて全然気にしていなくて、結果的に変な行動をしていると思われることも多いです。

我が家では、特にゴールデンチルドレンである小4の息子にその傾向が強いです。先日学校へお迎えに行ったとき、息子はひとりで教室内を行ったり来たり、ずっと走っていました。息子に何をしているのか聞いてみたら「あのねー、シャトルランやってるの!」…なぜ?なぜ今シャトルラン?って思いましたが、個性的で面白いじゃん!って思って私は見ていました。

そして、私は気づいてしまいました…遠くの方で、担任の先生が苦笑いをして息子を見ているのを。

担任の先生にしてみれば、息子に早く帰ってほしいのだとは思います。でも、息子は悪いことをしているわけじゃないし、ただ自分の中にある世界を繰り広げていただけのことで。そんな天真爛漫な息子のことを、そんな目で見なくても…って、私は思ったんですよね。

 

スーパーで買い物をしている時とか、外食で回転寿司店にいる時とかも、息子の行動は彼のワールド全開です。自動ドアの前で腹這いになってレールの動きを観察したり、お寿司のレーンをギリギリまで接近して観察したり…やはり、まわりの人たちに苦笑いされることが多いです。

でもね、息子は人として間違った行動はしていないはずです。ただ本能のままに生きているだけ、それがまわりの人たちには奇異に映ることもある…ただそれだけのことなんですよね。

 

ところで、うちの子たちがいつもお世話になっているホースセラピーの先生。小柄な女性ですが、パワフルでバイタリティあふれる素敵な先生です。

先生は息子の個性を面白がってくれる有難い存在です。いつもセラピーの支度をしながら息子のことをいじり倒して、2人でキャッキャしています。

でも、いざセラピーがスタートすると、先生は本気モードになります。馬を相手にするわけですから、ふざけていては事故につながります。息子もそのことをよくわかっていて、真剣にセラピーに取り組みます。

セラピー時の先生の指示は的確で、ベストタイミングで必要な声かけをしてくれます。先生の指示に従っていれば、子供たちは安心して馬に乗ることができます。そして先生にうまく乗せられているうちに…いつの間にかカッコよく馬を乗りこなしているんです!

 

この子はやればできる!自由な部分は自由にさせて、集中する時間にガッと集中することで、力を発揮できる!…先生は、息子の本質をしっかりと見極めてくれています。

うちの息子だけではなく、通っている子供たちひとりひとりの本質を見極めて、その子に合ったメニューを用意して、必要な声かけをしてくれます。だから、このホースセラピーはとっても人気があって、残念ながら今はなかなか予約が取れない状況になっています。

本質をしっかりと捉えてもらえれば、子供たちは内に秘めたものすごい力を発揮します。ホースセラビーに来ている子たちは、どの子もカッコよく馬を乗りこなし、学校では見せないカッコいい一面を見せてくれるのです。

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その人が本当にやるべきこと

人の行動には、必ず理由があり、目的があります。私がこうしてブログを書いている理由は、自分の中に溜まった想いがたくさんあるからで、その想いを書いて吐き出すのが目的です。そんな中で、このブログを読んで私の想いを共有してくれる人たちがいることは、本当にうれしいことです(^_^)

 

ところで、また話題に出してしまいますが…アロマ講座の人たちのことについて。お師匠さんを中心に幅広く展開していますが、彼女たちの目的はアロマオイルの販売で、ネットワークビジネスによる利益を得ること。そのために、それぞれが専門分野を生かして、バラエティに富んだ講座を開講しています。

とある人は、自分が難病を患った経験を生かして、健康面での講座を開いています。別の人は、自分が子育てをしてきた観点から、ママたちを対象にした子育てアロマ講座を開いています。

こういうふうにして、アニマルケアの観点とか、精神障がい者の観点とか、発達障がい児の観点とか…それぞれが工夫を凝らして、講座を開いているようです。

 

そして…かつての仲間に聞いたのですが、これらの講座が軌道に乗っている人と、そうではない人がいるようで。

健康講座の人、子育て講座の人、アニマルケアの人はうまくいっているようなのですが…精神障がい者対象の人と、発達障がい児対象の人は、あまりうまくいっていないようです。

その分かれ目は、開講している本人が自分自身の課題と向き合っているかどうか?という点だと思います。

健康講座の人は、今もご自身の病と向き合いながら、まわりの人たちにもアロマを広めています。子育てママさんも、アニマルケアの人も、自分自身の実体験をみんなにシェアして、自分の課題に向き合いながらアロマを広める活動をしています。だから、彼女たちに共感する人が多く集まるのかもしれません。

 

一方で、発達障がい児を抱えるママさんによる講座は、あまり広がりを見せていません。最大の理由は、その方自身が自分のお子さんと向き合っていないからです。

その方は、自分のスペックを高めるためにカウンセラーの資格を取るなどして、努力は重ねてきています。でもその努力は、我が子との貴重な時間を犠牲にして成り立っているものであり…圧倒的に我が子との実体験が少ないんですよね。

発達ママたちを助けるためにカウンセラーになりたい!困っているママたちの役に立ちたい!という気持ちばかりが先走り、自分の子供を置き去りにしているママさんの講座に、説得力なんて…あるわけがないですよね。このママさんがやるべきことは、資格を取ることではなく、講座を開くことでもなく、まずは我が子と向き合うことです。

本人がそこに気づかない限りは、どんなに自分のスペックを上げても、どんなに講座の宣伝をしても…他の発達ママたちが共感して集まってくることはないと思います。

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選択する権利と自由

地球上では発達障がいの診断を受けているうちの子たち。実際にはスターシードであるのですが、特にクリスタルチルドレンである上の娘が幼いときは、初めての人や場所がとにかく苦手で、しょっちゅうパニックを起こしていました。我が家に人が来るのもダメ、どこかへ出かけるのもダメ。どうしても買い物とかで出かけなきゃいけないときは、あらゆる場面を想定して、心の準備をしてから出かけていました。あの頃、本当に大変だったなぁ…私自身が家で発狂してしまうこともよくありました。

そんな私たち親子を救ってくれたのは、当時通っていた療育施設や、特別支援学校幼稚部の先生たち。私は先生たちから、発達障がい児に対する受け止め方の基本を教わりました…というか、先生たちの姿を見て学んだという感じです。

今思えば、基本は2つ。とにかく子供に寄り添うことと、子供自身に選択をさせることです。

 

まずは寄り添うこと。特別支援学校幼稚部は、先生がほぼマンツーマンで子供についてくれて、この子が何をしたいのか?言葉の出ない子供たちの真意を必死に汲み取ろうとしてくれていました。子供たちも徐々に、その子なりの方法で、先生たちに自分の意見を伝えることができるようになっていました。

そして、子供自身に選択させること。まずは、朝の会で出席を取るときに、自分の名前のまわりにつける枠の色を選ぶことから始まります。ここで必ず「好きな色被り」が起きるのですが、そこをどう譲り合うのか?どうお友達とシェアするのか?を、時間をかけて答えを出します。

そして、その日の時間割内で、必ず子供たちに選ばせるものがあります。どの絵本を読むのか?とか、どんなことをして遊ぶのか?とか、ひとつひとつ子供たちが答えを出していきます。

 

年少さんの時には全く言葉が出ず、自分からは何もできなかったうちの娘が、年長さんになって劇的に変化しました。年下のお友達の面倒を見始めたのが大きなきっかけですが、信じられないくらいに積極的になったんです。やはり、とことん寄り添ってくれたことによる先生との信頼関係と安心感、そして自分で選ぶという経験を重ねてきたことが大きいのではないかと、私は思います。

そしてそんな娘も、今や信じられないほどにチャレンジ精神旺盛で、積極的な女の子に成長しました。

 

私は今も、以前先生たちに教わったことを大切にしながら実践しています。なるべく子供たちに寄り添って真意を汲み取る姿勢を持っているつもりですし、なるべく子供たち自身に選択をさせています。私が口を挟むのは、人に迷惑をかけてしまう場合と、命に関わる場合のみです。

子供たち自身に選択させること。たとえ言葉が出ない子たちであっても、選択肢を与えるなどして、極力自分で選ぶ環境を作ることで、その子が自分の人生を生きる意志が生まれてくると思います。

どんな子たちであっても、たとえ重い障がいがあったとしても、自分自身で選択する権利があり、自分で選ぶ自由があるはずです。

私たち大人が持っている常識なんて、今を生きる子供たちにしたら、案外くだらないことなのかもしれません…子供たちのほうが、実は大人よりも遥かに進んだ魂を持っているのだし、発達障がいを抱えている子ほど、その傾向が強いのですからね。

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