スピリチュアルなことに興味を持ち始めると「宇宙」というキーワードも出てきます。その人が感じている孤独感とか、生きづらさの原因が、そもそも宇宙からやって来た魂を持っているから、地球では他から浮いてしまう…という考え方。
この話を聞いた当時、思いっきり孤独感とか日々の生きづらさを感じていたこと、何故だか空が恋しくなる感覚がしたこと…などから、変に怪しむことなく、私の魂も宇宙から来たのでは？と素直に思えたのです。
そして、宇宙とか、出身星とかを日々検索しまくって…どうやら私の性格などで当てはまるのは、オリオン座のほうにある、どこかしらの星？から来た説が濃厚なようです(^_^;).
でも、ある程度自分のルーツを知ったら、あまりそこにこだわる必要はないんです。だって、この世で暮らしている人の多くは転生を繰り返していて、ある時期に宇宙にいた人だって多くいるはずなんです。宇宙にいたことがある…決して珍しいことではないのです。
大事なのは、今は地球で暮らしているということ。宇宙にいたときのことを調べて、今を生きるためのヒントにする程度で十分。
困ってしまうのは、自分の出身星とかを調べまくって、自分の今抱えている問題の理由づけをしたり、言い訳を探したりして、無理矢理こじつけてしまうこと。または、私は宇宙から来たから、みんなとは違うのよ…と上から目線で開き直ってしまうこと。
私たちは今、地球で暮らしています。なぜ地球に来たのか…それは、地球での暮らしを体験するため。私たちは、今の地球を選んで生まれてきているのです。
であれば…大切なのは、毎日身の回りで起きる様々なことを体験し尽くすこと、じゃないですかね？
宇宙から来たからこそ、地球での今の暮らしをもっと大切に、丁寧に味わいたい…今の私はそんな感じです。この感じ、宇宙意識、ですかね？
一方で、いつまでも出身星のこととか、自分のルーツ探しをやめられない人たち…これは完全に現実逃避だと思います。いつまでも宇宙に憧れて、宇宙の話をやめられない…地球意識の視点だと思います。
宇宙から来た魂でも、地球由来の魂でも、結局どちらでもいいのです。大切なのは、今地球にいることと、意識の持ち方とか、ものごとの捉え方とか、視点。
宇宙を感じながらも、今の自分を生きる。天から注ぐエネルギーを感じながら、地に足をつけて、日々の生活と、自分自身と向き合う。
けっこう楽しいし、素敵なことですよ！
