夢という言葉。何だか麻薬のような響きだなぁって、私は思っちゃうのです。
夢という言葉には、キラキラしたイメージがあって。だからスピ界隈で、夢を叶えましょう!という誘い文句をよく見かけるのかな、って思います。
夢というのは、何だかフワフワしています。夢って、本来は夜眠っている時に見るものですよね。そのせいか?夢という響きは、何だか地に足がついていないような、上空をフワフワ浮いていて、掴めそうな?でも逃げちゃいそうな?そんな感じもしちゃうんです。
私は、夢という言葉のかわりに、目標という言葉を使うようにしています。
目標、つまり自分で設定したゴールのことです。
自分で決めたゴール、そこに向かって自分なりにいろいろとやってみる…これなら、ちゃんと地に足をつけて、現実的な方法で頑張れそうですよね。
特にスピに傾倒している人たちや、宇宙にルーツがあると自覚している人たち。
どうしても生きづらさを感じてしまう現実世界で、逃避傾向になりがちなのはわかるんです。
そんなときに便利な言葉が、夢。
夢って、いい具合に現実離れしていて、何だか素敵なんですよね。
でも、そこが落とし穴。
夢を追いかけていると、どんどん現実離れが進んでしまうんです。神様、天使、アセンデッドマスター…他力本願になりがちなんです。
神様や天使、アセンデッドマスターなどのサポートを得ながら、実際に動くのは自分自身。
そのためには、夢を追うのではなく、目標を設定する!そのほうが自分で決めて、そこへ向かって進んでいくイメージが持てそう…って感じ、しませんか?
現に、フワスピにどっぷりハマっている人ほど、夢という言葉を多用していますよ。そういう目でいろいろと発信内容を見てみると、面白いです。
これはあくまで、私のイメージですが…
夢は、上空にフワフワ浮かんでいて、つかみどころのないもの。
目標は、今の自分のずーっと前方にあって、自分の力でそこへ向かって進んで行くもの。
だから、ただ夢を追っているだけでは、現実は変わりません。
自分で目標を設定して、そこへ向かって少しずつ進んでいけばいいのです。