Work "OUR" Light 〜Juan's blog〜

ブルーレイチルドレンJuanの、スピリチュアルな?つぶやき

「ありのままを生きる」を体現する

地球上では発達障がい児であり、クリスタルチルドレンでもある小6の娘。ここ最近は、連日の卒業式練習でヘトヘトになっていました。

先生方に歩き方や意思表明のセリフを毎日のように直されたせいか?卒業式でうまくできるかどうか、ものすごく不安になってしまったようで…家でも何度も、何度も練習を重ねていました。

娘の練習に付き合ってみて、感じたこと…目線が定まらず、斜め上ばかりを見ていて、何だか動きがぎこちないのです。そのことを娘に指摘したら、先生に「2階を見るつもりで歩きなさい」と言われたとのことで。結局、斜め上を見ながら歩くスタイルが変わることなく、卒業式本番を迎えました。

 

式次第が進み、証書授与となりました。ひとりひとり、名前を呼ばれたら返事をして、これまでの自分の想いを言葉で伝えて、証書をもらいに行きます。

娘は練習通りに…大きな声で返事をして、これまでの自分の想いを発表して、ゆっくりと歩いて、証書をもらって、自席に帰ってきました。

こう書くと、普通に滞りなくできたような印象を受けますよね。でも実際には、斜め上を見ながら悠々と歩みを進める姿…私は見ていて、オードリー春日の姿とダブってしまいました。もしくは、ティモンデイの高岸…何だか滑稽なの、わかりますか?

でもね、娘は大真面目にやっているのです。先生に教わった通りに忠実に、丁寧に。

この後の合唱の場面でも、娘は大きな声をあげて高らかに歌っていました。若干音が外れていたので、声が目立ってはいたけれど…これもやはり、娘は大真面目に合唱に取り組んでいるだけなのです。

 

見る人によっては、娘の姿は滑稽に映るかもしれません。でもありがたいことに、この学年の子供たちや親御さんたちは、そんな娘のことを認めて、受け入れてくれています。

私にとってはオードリー春日に見えた所作も、他のみんなは宝塚みたいでカッコよかった!と言ってくれました。

音を外し気味だった合唱も、誰も娘を責めることはありませんでした。一生懸命に取り組んでいるのを、みんなが理解してくれたんですよね。

 

一生懸命に取り組んでいる姿が、ある意味で滑稽に映っていること。娘がそのことを知ったら、正直言って嫌な気持ちになってしまうかもしれません。

でも、先生に2階を見るように歩きなさい!と言われたら、それを守らなければいけない…融通が利かず、そこにこだわってしまう娘…これはもう、仕方のないことなのです。

先生に言われたことをしっかりと守って、精一杯取り組むこと。卒業式での娘の姿は、ありのままの彼女であふれていました。

そして、その姿を誇らしく見守りながら、私は思いました。

…娘よ、そのままでいいんだよ。そのまま真っ直ぐに進んでいけば、きっと道が開けるはずだ…と。

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